<   2013年 08月 ( 21 )   > この月の画像一覧

全身ガラス⁈・・・高橋大輔

 TVの特集でも、雑誌の対談でも、高橋大輔に関するところは面白い。

 これまでの例の大けがはもちろん、胃腸炎や風邪やビスにブレードのビスや衣装のテープハズレやアクシデントなどを乗り越えて、そして自分の演技に決して満足することなく進み続けてきたその姿。
 そしてオフアイスでの面白エピソードを含め人間として魅力があることは周知のとおりだ。

 だからスケート関係者のTV収録や雑誌での対談などを見ると、よくそういう話が出てくる。
Cutting Edge 、今期の本は、大ちゃん裏表紙だったしどうしようかと思ったが、この本は特集・対談が多いので買ってみた。そうしたら特集インタビュー12ページ、鈴木明子さんとの対談6ページ、荒川さんのトークショーダイジェスト4ページ・・・と22ページに及び、読みごたえがあった。
 そんな中で田村岳斗(コーチです!ヤマコではありません)が中庭健介(コーチ)と真面目に競技者:高橋大輔について語っていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こいつ、全身〇〇〇だろ!

田村岳斗:日本がこれだけ強くなったのは、大輔選手が頑張ったから。
      ノブが引っ付いてきたから、大輔選手も「負けないぞっ」て、かなりのレベルまで引き上げた。
      そこに小塚選手が入ってきたから、また「頑張らなきゃ!」って、、さらに上がった。
      そしたら羽生選手がきた。
      だから、大輔選手はこれまで全員の襲撃を受け止めてきたんだね。


中庭健介:尊敬しますね。

田村:そこに町田波をくらい、無良波もきてるでしょ。
    彼を狙って全員からきてるのよ。
    それでもまだ、大輔選手はここに立っている。

中庭:そんな大ちゃんが邪悪な2年間を過ごしたことを皆さんご存じなのか(笑)
          負のオーラしか出していなかった大ちゃんを!

田村:あのころは「ガラスの心臓」なんて言われていたけれど、それどころじゃない。
      こいつ 全身ガラスだろと(笑)。
     僕がライバルとして戦っていた時も、姿勢があまりにもマイナスだった。
     人は変わりますねえ。
     あのころから10年。
     なんだかんだで、世界選手権・ファイナル・四大陸のタイトルを獲ったし、
     彼が持っていないのはあと一つだけなんだよね!オリンピックの金!!
                                  (Cutting Edge 2013+より引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そうなんだ、そこまでデリケートで危うかったんだ。確かにシニア参戦の2年間うまくいかないときがあったよね~


その時代を歌子先生と乗り越えてきた。
      ずっとずっと変わらず支えてきてくれてのは歌子先生。

そして、気弱な大輔選手を変えてくれてのはやはりニコライ・モロゾフ。

 そして4回転が飛べなかったことについて、インタビューがあった。
 インタビュアー:今シーズンも、全日本まではきれいに決まっていた4回転。その後の4大陸や世界選手権で調子を落としたのは、全日本以降に飛び方を変えたのが影響していますか。

 大輔:「4回転はニコライの指導が悪かった」なんて声もきこえてきましたが、ニコライのせいではないですからね。彼が悪いっていうことは一切ないです。僕自身、彼のいったことだけをやっているわけでないし、彼の提案した跳び方を試してみたら感覚がよかったから、自分自身のために練習した。

 すこし、勝てないときがあると、すぐにコーチがという話が出やすい。特にニコライは以前にとらぶっただけに何かと叩かれやすいが、ニコライ自身が以前とは異なる立ち位置でいるし、大ちゃん自身は信頼して、ともにソチへ向かおうとしていることがわかる。 


      大ちゃん、がんばって!
           大ちゃんにはたくさんの経験があり、
                       たくさんの先生と仲間がいて
                                たくさんのファンがいる。            
 
           それも世界中に!!
            それに、ミューズだってついている。(氷上限定)
       



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by miriyun | 2013-08-29 13:53 | Comments(0)

フレンズオンアイス(5)日々深まるソナチネ・・・高橋大輔  

1.進化し続ける滑り
 楽しみにするものは多いショーだがことに高橋大輔選手の新プログラムの披露があるはずだからと最後の方の演目であるその時を気持ちを抑えて待つのだ。

 Dear Friendsのときは出だしのところの掴みはさすがと思いつつ、ジャンプをスルーしてしまったところもあるし、まだまだリハーサルという雰囲気だった。
 そして23日の夜、初日の公演では、まだまだその味わいが出ない。これで進化が止まってしまう完成形であるとしたら、『月光』のほうがいいという、話になってしまう。

 ところが、これまでの高橋選手のプログラムというのはやるたびに深まり、広がり、彼の眼差しが向けられた世界へと観客もいざなわれる。それを知っているからこそ、まだまだという感じでいても待っていられる。

 アメリのほんのわずかな回数でランビエール・アメリが高橋アメリとなり、更にThe Takahashi! と言いたくなるような表現に変わっていく過程を見てきたではないか。

 ブルースはJOで発表された時、本人がてへっと笑うしかないような低得点だったのが、そのシーズン最高のプログラムと謳われるプログラムに高橋が成長させた。。第1回目に今一つだったロックンロールもGPFでは洗練された動きになっていた。こんな動きを知っているからたった5回のフレンズオンアイスの中でも変化がみられるはずだと楽しみに待っていられる。


2.日々、深まるソナチネ 
 フレンズオンアイスで『ヴァイオリンのためのソナチネ』のための衣装を着けて、チェック。
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動きにくいひきつるところがあるらしい。やはり作り直すということで次回スケアメにはどんな風に変わるのかも楽しみ。

 
 フレンズの1回目から2回目に行くだけでも、う~ん、ヴァイオリンの音に共鳴しているところはトリハダものだ。
 そう思って、どこで変化してくるのかを楽しみにしていたら、いかれなかった公演の3日目の昼の公演で、素晴らしい『ヴァイオリンのためのソナチネが演じられたそうだ。

 震えるような曲に美しいところを高橋大輔が表現を深めている進行中といったところだ。


 わかっているんだけど、やはりすごい。
宮本賢二先生も大ちゃんだからこそ、他の人には絶対できないような難しさで振付けている。
確かに映像で見るとすごく複雑に上半身・下半身動き通しであるし、エッジは倒れるかどうかというギリギリまで斜めになっている。高橋大輔らしいなめらかな動きはまだまだ先かもしれないが半年後に見られることを望む。

 でも、一歩一歩確実に進んでいくという気概と実行する力に安心して待っていようという気になっている。



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by miriyun | 2013-08-29 06:07 | Comments(0)

フレンズオンアイス(4)男子コラボ最高*ユーモレスク

まずは、ドボルザークのユーモレスクを聞いて   


こんなのもあるのでお好みでどちらかを!




それから、想像しましょう。
田村岳斗がパジャマを着て氷上で寝ている。
パジャマがいかにもくたびれた感じで日常的!白いナイトキャップまがいの白い帽子もかぶって小さな布団で寝ていると・・・・

 やけにイケメンのスケートの妖精か魔術師か、二人(クーリックと大ちゃん)やってきて、岳斗に手のひらを向け、何やら呪文をかける。

夢の世界へ連れ出された岳斗は一緒にジャンプまでしてみて嬉しくなり、三人で滑る。
ふ~、さりげなく滑るけど3人とも素敵だ。
また、この選曲は楽しく始まるところといい、途中で曲調が急に変わるところといいピッタリだ。


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                                         ↑ お借りします。
 舞台裏のろうかは狭いんだけど、スケーターはいつもこんな狭いところでも真剣に練習して、氷上に出ると夢の世界に観衆を引き込んでくれる。 



 スケートの妖精がきれいにもう1回ジャンプしたとき、あとからジャンプした岳斗がこける。

音の変わり目でがガ~ンと照明も赤になりできない自分に落ち込む岳斗。その時の演技が素晴らしい。自分のほほを自分ではたいて絶望の表現。

 クーリックと高橋がそんな彼を励ましつれだし、また楽しく一緒に滑る。それがユーモレスクの曲調に合わせて進んでいくのだが、三人で肩を組んで手とお尻をフリフリしながら進む。・・・ほのぼの~

それをイケメン三人衆がやっているのだから爆笑ものでありながら見ごたえあり、さいご、また呪文をかけて岳斗を布団に寝かしつけ、二人にスケートの精は退場。

 ユーモラスでありながら劇的で3人の役のあてはめどころが素晴らしく、なんといっても宮本賢二先生の振付けが最高!!!

 なんとも夢を見させてくれる観客を酔わすマジカルナイトのお話でした。
 今年のフレンズの中の傑作です。


*(TV放送が9月にあるという。この演目は第1部だったので9月29日にある。それまでに何とかそのチャンネル(日テレ+)が見られるようにしたいと強く決心。)

 それほど癒し系で楽しいプログラムだったのだ。


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by miriyun | 2013-08-28 05:00 | Comments(0)

フレンズオンアイス(3)オリンピックメドレー

オリンピック・メドレー 

 ソチオリンピックは来年2月にある。そのオリンピックにちなんでのオリンピック・メドレー。もちろん宮本賢二先生振付である。

 今回のゲストスケーターは何とすべてオリンピック経験者。そこで全スケーターが自分のオリンピックプログラムを滑る。レーザーライトで3階席の前の壁面にオリンピックの開催年・開催地・スケーター名・どの種目かがあらわされる。演技を見たい人はスケーターに注目。だれか、いつのオリンピックに出場したのかちょっとした情報も知りたい人はちょっと上を見ればいいわけだ。アート的な価値と、観客にとってのわかりやすい情報提供にもなっていたのが今回のレーザー光線だった。

◆見つかった範囲で動画をお借りしながら見ていく。

1.ベルントソン 2006 トリノ SP
   ウワーという叫びから入る音楽で、2部の最初だが、一瞬で休憩からオリンピック世界に入り込む。

2.八木沼純子 1988 カルガリーFP
  純子さん、14歳で出場したのだった。このオリンピックプロで八木沼さん出ていたよねと思い出した。
共に見た娘はこのきれいな人は誰?と聞いてくる。いつも解説にいる八木沼さんだよというと驚いていた。
八木沼さんはプリンスアイスワールドをずっと率いてきていて、しかし、今年で区切りとするとブログで言っていた。この出演が記念の出演になってしまうのだろうか。引退したスケーターたちの受け皿としてPIWの運営に尽くしてきた八木沼さんと、今こうして演じている美しい演技との両方に対して拍手を送った。

3.田村岳斗 1998 長野 FS シェルブールの雨傘
  青のシャツ、黒のパンツ、青銀のネクタイでかっこよく滑った。
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それは、確かに長野のときの18歳の田村選手の衣装だった。
【ニコニコ動画】田村岳斗 1998NaganoOlympic FS


4.シェイリーンボーン  1998 長野 FD リバーダンス
ヴィクター・クラーツとのアイスダンスで出場。最初の部分を田村岳斗が手を添えて雰囲気を出す。
グリーンの衣装を着てきてくれたので、一人でも雰囲気たっぷり。




5.小塚崇彦 2010 バンクーバー SP


6.佐藤由香 1994 リレハンメルFP

7.ベルビン&アゴスト 2006 トリノ OD

8.本田武史 2002 ソルトレイク FP アランフェス


9.鈴木明子 2010 バンクーバー FP ウエストサイドストーリー


カズンズにとても美しいジャンプ、力強いと褒められていた演技。ふぁいと!ファイトと解説者がいっている。終わったあともラブリージョブとたたえていた。日本の激戦区を勝ち上がってきたと言っているので、このころから日本のレベルの高さは知られていた。
今見てもいい演目だ。フレンズでも覚えている人が多いのでひときわ歓声が高かった。

10.・イリヤ・クーリック 1998 長野 FP


11.イリナ・スルツカヤ 2006 トリノ FP
赤の衣装でFPを演じてくれたけれど、FPは悲しい失敗した曲。
この時のSPは素晴らしく、今見てもスピードと演技に迫力があるので、SPの方を下にのせてみる。


12.チン・パン&ジャン・トン 2010 FP ロミオ&ジュリエット


13.安藤美姫 2006 トリノ SP

14.高橋大輔 2010 バンクーバー SP eye
大ちゃんは、なんとeye の初期、DOIなどで使った荒々しかったころのeyeの衣装で登場。
これがみられるとは・・・!

解説者曰く:スケート技術は誰にも負けていないです。
        スケート技術は言うまでもないが、それ以前にこの音楽性!!
        フットワークは今季われわれが見た中で最高です。
でしたね~!
   それからもずっとすごい努力で向上し続けている。

15.荒川静香 2006 トリノ FP トゥーランドット


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆この後群舞
 そしてレーザー光線は、また文字を浮かび上がらせた。
166day untill Sochi 2014
           ソチまで166日(8月25日の時点で)!
All Nations
We welcome you
Feel the moment

Good Luck!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さいごに、
北側にはかってオリンピックを戦ってきたスケーターが並び、南に向かって手を差し伸べる。

南側にはこれからソチを目指さんとする現役選手たち
高橋大輔・小塚崇彦・鈴木明子・安藤美姫・チン・パン&ジャン・トンらが並んでそれを受ける。

音響の高まりとともに感動のオリンピック・メドレーは明らかに現役選手たちへの励ましとなった。
あぁ、フレンズらしいな、
       一つ一つに意味があるんだよね、気持ちが伝わるんだよねとうなづきたくなる。


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by miriyun | 2013-08-27 04:31 | Comments(0)

フレンズオンアイス(2)荒川さんの企画力 氷上のマジック

 今夜フレンズオンアイスの楽公演まで終了した。
公演終了まではと思って、演目や感想は書かないできたが、ようやくここで2013年のフレンズオンアイスを振り返って私感を含めて演目について書いてみたい。

荒川氏の企画力
 
 フレンズオンアイスの主催者=荒川静香さん、
今年、フレンズ+などで言っていたことが3つほど記憶に残っている。
*できればイリュージョン(ステージマジックのうち大がかりな装置を使ったものなど)を入れたい
*オリンピックシーズンに入っていくので、オリンピックにちなんだことをやりたい
*ランダムに曲をかけて荒川チームと大ちゃんチームに分けてダンス対抗戦ができたらいいな

 いずれもみんなからの反応はなかったので、できるかわからないけど・・・という含みを持たせていた。

 しかし、昨年を見てもフレンズ+で、大ちゃんが言ったコラボしてみたら。大勢では集まれないけど2~3人ぐらいなら・・・という言葉から、あのゴールドメダリスト3人による『白鳥の湖』コラボが大成功をおさめたし、本田武史と鈴木明子のステップも目に刻みつけられた。

 だから、ふとつぶやいたように見えて、荒川さんが言ったことは実現するかもと期待してしまう。
いろんな人とアイディアを出し合ったりもするのだろうが、それにしても[毎年の企画会議の様子からしても企画会議に提案するのは荒川さんで、あとはほんとに実現できるかどうかという検討のようだ。
 まあ、ある程度できる目算があるからフレンズプラスで言ってみたりするのだろうが・・・。

 そんなこんなで、ただでさえ人気の高いFOI(フレンズオンアイス)は、
今年の企画はどうなるのだろう、見ごたえのある群舞は?、昨年のようなコラボもあったらいいな、
現役選手の新プログラム発表も期待してしまうし、何よりショーを自粛している今シーズンであっても最初からずっと出演している大ちゃんは絶対に出るよねという期待感でいっぱいで、今年もまた、出演者:荒川静香としか発表されていない状態から始まったチケット申し込みは大変な競争率になっていった。
 
 結論から言えば、この3つのできたらいいなは、3つのうちの2つを実現させた。さすがに即興対決はやらなかったが、イリュージョンとオリンピック・メドレーをやってのけた。


仕掛け

 ショーというのは、できれば覚めてほしくないくらいに心奪われるのがいい。
最初からの掴みも大事。その掴みのもとは最初に会場には行った時から仕掛けられていた。
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入場チケットのもぎりと同時に渡される袋の中に昨年まではなかったものが、白いリストバンド!
フレンズオンアイスのハート型ロゴが入っている。

 最初はディアフレンズ。 ディアフレンズは公開リハーサルなので本公演のチケットを持っていてさらにディアの抽選に参加して当選した人だけ参加というものだ。それぞれ入場順に好きな席に着いた。ほとんどがスーパーアリーナとアリーナに座る人が多い。その時に演出に使うのでリストバンドをつけてくださいとの放送があり。

 ズーンと響く音とともに開演、同時に各自のリストバンドが蒼く輝いた。天井も氷ももちろんフレンズでは美しくデザインされるのだが、そこに観客の青い光が音響に合わせて一斉に点滅したりする。この光で演出効果抜群の舞台になったのだ。(なお、このリストバンドについては楽日についてもっともっといいたいことがあるので、のちほどまた。)


実現したイリュージョンと小手品・マジック

 そのイリュージョンは、オープニングに早速登場した。高さが数十cmのガラスのショーケースがあり、その中には白いスケート靴が吊り下げられている。細い台座にのせられ、3人のスケーターがその台座を持ってくる。同時に四方からドライアイスの雲海が押し寄せる。もう外の35℃の日本の夏なんて一気に忘れさせる演出。大きな黒布をかぶせて若干のパフォーマンスの間に、ゲストスケーターたちが入場して周りを囲む。
 そして布を外すと狭いガラスケースの中に屈んだ形の荒川静香がいる。これは身体が曲げられる荒川さんならでは。そしてふたを開けて登場!
 イリュージョンをやりたい、え~そんなのできるのかいという疑問が、荒川さんなら実現するという方程式に変わってしまった一瞬だった。

 大がかりな装置を使うイリュージョンはこれ一つだが、実はそのあともマジックつながりのテーマはあった。
1部終了のときにもスタッフTシャツを皿の中から出す小手品。ディアフレンズでは大ちゃんがぎこちないながらも大げさに怪しい手さばきで魔法をかけて見事Tシャツを取出し、翌日はあっさり一瞬で出してしまった小塚小手品。楽日には、大ちゃんと小塚君が二人で踊るように魔法をかけて二人で出そうとするが、開けてみた荒川さんもびっくり、中は「しーちゃん、大好き!!」というお手紙だった。
 ではTシャツを取りに行かなくてはともどりかける小塚君、そしてなんと背中からさっとTシャツを出す大ちゃん~、こんな風にフレンズは日によって出てくる場面や人が違ったり、慣れてきた
スケーターの自主パフォーマンスもくだけてきていい味が出る。


 マジカルな雰囲気を伝えようとする演目が続く。直前に決めているだろうに、いくつかの演目がこのマジカルなところに焦点を当てていたのは素晴らしい。
 タニス・ベルビンとベンジャミン・アゴストのダンスはマジカルなという言葉を使って表現をしようとしていた。とても美しい演技だった。
 クリストファー・ベルントソンは光るバーでそれを浮かせて振り回す演技でマジックそのものだった。スケートでもこんな風にできるのだと知らされる。また、この舞台は氷だからやや暗めにしたときの宙に浮くバーが映えること。すっかりマジックショーの世界だった。
 
 田村岳斗の新作・・・これは大作!片手に蛍光塗料の手袋。
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 アダムスファミリーの曲で激しく踊る黒タキシード姿の田村が踊り、、静かに暗くなると右手だけが氷の上をちょこちょこと歩き出したり、観客の頭の上まで行ったり、激しくおどりジャンプしながら、細かい芸もこなしていく。素晴らしいパフォーマンスだった。最初の自己紹介で、「そろそろ本気だす」はほんと!田村岳斗先生、選手時代よりも本気だしてる!?
 ショーというのは選手よりもさらに個性と特色が必要だが、1つのキャラクターを築いてフレンズの欠くべからざる存在になった。ほんとにうまいし、楽しませる。思えば、「道」で、ジェルソミーナ「ヤマコ」を演じて以来、その方向性で邁進している。
 
 もう一つ、田村つながりで、夢幻で魔法が関係する演目がコラボもあった。(これはコラボのところで紹介)


 *こうしてみると、荒川さんのイリュージョンやりたいという言葉にあまり反応がなかったというが、結果的にはすごくその趣旨にみんなを引っ張っていったという感じでテーマが出来上がり、それに観客も巻き込まれていったのだ。

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 最後に例の最初の袋にスケーターカードが入っていたのだが、それを使ったお楽しみをフレンズオンアイス2013のホームページ上で荒川さん自ら動画で紹介するという念の入れようだ。

 実際に、この動画を見ながら、カードをつくって、9枚選んで、その中の好きなスケーターのカードを心で選びました。やっていったら、最後に残ったそのカードがそうではありませんか・・・と荒川さん、
ひっくり返してみたら~
   あたりです!!大ちゃんカードあたりです?

  どうしてえ?フレンズ終わっても楽しませてもらった!ありがとう、荒川さん
  フレンズに行った方で、まだお試しでない方、どうぞお試しを!


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by miriyun | 2013-08-26 05:21 | Comments(0)

フレンズオンアイス(1)・・・高橋大輔

2012と2013の高橋大輔ヘアスタイル
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2012 フレンズの集合写真より一部
 ロックンロールイメージの髪

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2013 フレンズの集合写真より一部
 明るい色でふんわり伸びた髪。
    これはソナチネ風味なのだろうか・・・。

*もっともオフに好きな髪にしておいてまた新たにマリアンベスにこれまでにはない注文を出していくのかもしれないが、アートオンアイス以来の珍しくやや長めの髪もまたよい。


SP*ヴァイオリンのためのソナチネ

◆ちょっとだけ大ちゃん



『be souls2 それでも前へ向くために』
フレンズ入場のときの袋にこのフライヤー(チラシ)が入っていた。(初日の公演だけ?)
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 待っていた。ほんとに。10月下旬に店頭に並ぶようだ。
呟いているような文と、日常の写真でも、やっていることにぶれがなくていつでも真摯。そして程よくユーモアもあるから、高橋大輔の本は読みやすいし、その時その試合の時の気持ちがすう~っと理解しやすい。

 飾らずに練習して生活してコーチや仲間とともにいることがそのまま、本になる・・・・そういう稀有な人だと思う。


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by miriyun | 2013-08-25 14:58 | Comments(0)

港の夕景(2) 

  
先日、夜景百景だったか、日本全国の夜景をとりあげたほんがあったが、みなとみらいの建築ディテールは完成度が高くしかもまだ完成ではなくて現在進行形でもある。

 そんな横浜港の夕やみ迫る直前。
今回は山下公園から見た港の様子。
どうせこの夏はきれいな夕景にはならないとあきらめて食事をして出てきたばかりになんと最後の彩りが港を覆っていた。
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西はまだ明るいピンクが残っていた。

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氷川丸は係留されたまま、紫に染まり、そして夜のとばりに包まれていく。
無香の大桟橋に見えるのは日本丸だ。

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いつも船体を飾っている電球が等間隔に並ぶ
 それが波間にあたると壊れたガラスのように煌めいた。

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by miriyun | 2013-08-25 14:38 | Comments(0)

Time to say Good bye

 Time to say Good bye   

 いつも素敵な曲で高橋選手演技を見せてくださるazさんがまたすばらしい動画をつくってくれた。
2013Exの「Time to say Good bye」に大輔さんの過去の演技と訳詞があてはめられている。

 大輔さんは、この曲がベタですけどと言っていたが、べたで結構、これに宮本賢二先生の振付けが入ったらすごいものになると思う。
 
 是非、見てみてください。
 想像以上に、この訳詞が入っていることで、胸にグワングワン響いてしまった。

azさん、感謝してお借りします。
◆【MAD】Daisuke Takahashi【Time to say Good bye】訳詞付き



別れを言わなければならない時がきた

 もしかしたら
(もしかしたらですよ、決定ではない、あくまでもその時の大ちゃんが決める・・・ここは外せない大事なところ)、
ソチか世界選手権まででお別れとなるかもしれない・・・そんな気持ちが入ってみたら泣けてくる。
 いや~、たまらない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Time to say Good bye(訳詞)
 一人でいる時、 水平線を夢見て言葉を失ってしまう
 太陽のない部屋は暗くてあなたが側にいないと
   太陽は消えてしまうの

 全ての窓から
 あなたが勝ち取った私の心が広がってゆく
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私の中に あなたは光を注ぎ込んだ
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 道で見つけた光を
さよならを言う時が来た

見たことも 行ったこともない場所へ
今あなたはそれらを経験しなければならない
今、あなたとともに船に乗り海を越えて旅立とう
   もうなくなってしまった海を越えて
 it's time to say goodbye.(別れの時が来た)

君が遠く離れているとき 水平線を夢見て言葉を失ってしまう
でも もちろん分かっている 君が僕と一緒にいることは
   君は僕の月 僕と共に
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僕の太陽 君は僕と共にここにいる
   僕と共に 僕と共に
Time to say goodbye.( 別れの時が来た)
            見たことも行ったこともない場所へ

            それらを経験しなければならない。
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              今 あなたと共に
             船に乗り海を越えて 旅立とう
             もうなくなってしまった海を越えて共によみがえらせよう
               一緒に船に乗り
             海を越えてゆこう
                もうなくなってしまった海へ 二人で海をよみがえらせよう
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             あなたとともに
              二人で行こう
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                 あなたと私

                  *訳詞は歌のバージョンも訳詞もいろいろ出ているようだが、azさんの動画にのせられた訳詞をのせさせていただいた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 実際のEx披露まで、曲のイメージをこちらで大いに楽しませていただくことになる。
 まだ、演技さえ見ていないのに、どの音源かも知らないのに、この訳詞を思い浮かべたとしたら、もうすでに胸に迫ってきてしまう。
 皆様はいかがでしたか。この曲はいやがおうにも気持ちが入ってしまいそうです。


  この歌詞が大ちゃんから観客への言葉であり、
         また、私たちからみた大ちゃんへの言葉でもあると感じている。

    ★大輔さん曰く、・・・・タイトルの印象とは違って、「ここから始まる」という歌詞だからいいなと思った。
        そうなんだ、               

◆SP・FPは緊張でがくがくしながら見て、
     Exはソチや世界選手権で、号泣してしまいそう~

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by miriyun | 2013-08-22 05:54 | Comments(0)

フレンズ振り返り2008-2009・・・高橋大輔

 長い(選手にとっては短い)オフ期間が過ぎて、いよいよ真夏のフレンズの季節がやってきた。

フレンズの主催者である荒川さんは、フレンズの舞台裏チェック中のよう、
”音響チームはサウンドチェック中。曲を聴いてるだけでみんなが滑るの観たくなる〜♪
照明チームはレーザーチェック中。”とのツイ。
   
・・・・また、印象的な音楽が使われそうな気配。そして、フレンズの照明はなかなか楽しい。

 フレンズどこでやっているものか知らないときもあった。こんなに近くにいたのに。
そんなわけで、2008年のフレンズから見直している。

2008 オペラ座イヤー  
高橋大輔選手のナンバー、オペラ座の怪人を基にグループナンバーに振付したもの。グループナンバーの傑作だ。
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出だしから惹きつけられる。元アイスダンサー、振付師宮本賢二先生登場。
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一気に雰囲気が重厚なオペラ座の雰囲気になって、音楽の変化に合わせてグループが次々と入れ替わっていく。
とてつもなく美しかったイーグルとスピンの後に、照明と音楽もよく考えられている。

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大ちゃん登場。
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ロングプログラムの最後の疲れ切ったところで死に物狂いでステップを踏む姿にも感動するが、余裕で切れ味のよいステップを踏むのはさらに心地よい。

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和気藹々のフレンズの中でニコニコ笑ったりふざけたりしているあとで、こんなプログラムになるとこの表情。ショーであっても、この表情。
 若くしてこの感じだから、先日のアナザー・オリオンの曲に入り込むなんて当たり前のことなんだろうね。

◆2008オペラ座の怪人
お借りします


 シャンデリアがさがり、雰囲気がある。
 見どころは宮本賢二先生が最初に登場して一緒に演技しているところ。そして高橋大輔の疲れていないステップの切れ味、そしてヘアスタイル!!
 
2009 オリンピックにちなんで
カートも活躍した2009年はバンクーバー・オリンピック年ということで、五輪をテーマにしたオープニングとエンディングの振付けがある。

◆2009 - Opening / World Champions
↓ お借りします。



◆2009五輪
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フレンズの群舞は好きだ。豪華すぎてどこを見たらいいのか困るのはあるけれど・・。

動画お借りします。

ここで使われた曲と五輪イメージの照明が感動を呼ぶ。

この年のフレンズは大ちゃんのケガからの復帰の年でまだ滑りはじめだったんだよね。きっとドキドキだったのだろう。


◆今年もきっとソチへの一歩の始まり。
 オリンピック・プログラムが登場するのか・・・・そこが最高の見どころか。
凝った演出は毎年楽しいが、選手の負担にならない程度にでいいと思う。
出演する人たちも楽しんでいるフレンズなのでそういう雰囲気そのものを楽しみたい。

 あのスケートリンクとあのフレンズの趣旨がピッタリなのか、スケーターと観客との間に醸し出される雰囲気に心が熱くなる。

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by miriyun | 2013-08-20 05:41 | Comments(2)

パピルスは巻物・・・パピルスの話(9)

1.青々としたパピルス    
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青々とのびやかに育ったパピルス
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  茎は切り口でいえばふっくらした柔らかなカーブを持つが、
形としては丸でも四角でもなく、完全に三角形をしている。

 夏のパピルスは本当に勢いがあって緑の茎も美しい。


2.パピルスは光を通す 
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パピルス草を薄切りの短冊形に削いでそれをタテヨコに並べただけのパピルスは
繊維の熱いところ薄いところがあって、光を通す。つくりも透かして見れば一目瞭然なのだ。
と、ここまでは以前にも書いたことがある。

 ここに絵やヒエログリフをあらわしたものが古代エジプトの公文書や本・手紙になっている。
今回はちょっと異なる視点から
死者の書の中の王様がアヌビス神に手を引かれて審判の場に行くときの有名な場面がある。

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暑い夏場の服装は古代エジプト人も随分と風通しの良い薄手の透けるような服を着ていたらしい。
王のそういった服装がよくあらわされている。

その王の足である。

それをこのように日にすかしてみると、べったり平面的なエジプト絵が妙にセクシーに見えたり、涼しげであったり異なった見え方が出てくる。
 絵にした場合のパピルスの見方として、こんなのもありだろう。

3.巻物
エジプトの文書として、ヨーロッパでも使われた紙として、パピルスはヨーロッパをも席巻していた。紙が伝わるのは何とヨーロッパでは地中海沿岸で13世紀である。
 それまではパピルスと重くて高くて効率の悪い羊皮紙とに頼っていたのだ。


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 パピルスは通常このように置かれた。
本と違って場所をとる。重ねにくい。題名を書いたとしてもいっぺんには見渡せない。
それでもこんなに軽い素材で王国の歴史も経済も建築もこどものための算数から死後の世界まで全部記録できたのだからすごい。

さて、その保管をしていたところで最も規模が大きいのはエジプトのアレクサンドリアの図書館だ。



4.アレクサンドリア図書館
 アレクサンドリア図書館は、紀元前300年頃、プトレマイオス朝のファラオ、プトレマイオス1世によって建てられた。世界中の文献を収集することを目的として建設され、古代最大の図書館と言われる。

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                       ↑ 後世に書かれたアレクサンドリア図書館の巻物の様子 (Wikipediaより引用)

 所蔵文献はパピルスの巻物であった。図書館でも、王の文書室でも、パピルスは巻物として保管されていた。もともと長いうえに、断裁して綴じて、ページを毎回めくるというような動きには植物のパリパリしたような繊維は弱いのだ。

 歴代の王は文学、地理学、数学、天文学、医学などあらゆる分野の書物を様々な手段と財力を投じて収集し、ヘレニズム文化における学術研究にも大きな役割を果たした。その数は70万巻に及ぶとされた。
 このアレクサンドリア大図書館および併設のムセイオンなどの学術施設は当初からプトレマイオス朝の手厚い保護を受け、同王朝がクレオパトラの時に滅亡し、その後はローマ帝国による同様に手厚い保護のもとにあった。

 そして、本も弱いが植物であり、空間の空いたパピルスは火に弱い。虫害にも弱い。更に戦役で火災になることもあった。カエサルがエジプトへ侵攻した際に船からの延焼として焼失。しかし、ローマ帝国は他の地域でもせっせと図書館をつくっているのでわかるように書物を大事にし、復興させている。
 だが、保護をしてくれる権力者がいなくなってからが大変だった。4世紀末以降のキリスト教徒による継続的な攻撃である。5世紀には当時のキリスト教徒大司教の使嗾のもとにヒュパティアの虐殺などの蛮行を繰り返し、大図書館やムセイオンをも破壊しつくされ、ヘレニズム学術の貴重な成果の大半が失われたのだった。

◆ エジプトでは実に滅亡までの3000年余り文書をつくってきたのだから、想像できないくらいのパピルス文書があったのだ。昨年だったか、東京で何十かのパピルス文書の展示があって、その文書の細かさ、実用度、長持ち具合など素晴らしいものだと感じた。

 こんなパピルスが70万巻もあったら、どこまで古代エジプトや・ギリシアやアレクサンダー大王のことなどの詳細が分かったことか・・・。

 戦火や内乱・迫害は大量の文化遺産の完全消滅をもたらしてしまう。


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by miriyun | 2013-08-19 05:46 | Comments(0)