<   2012年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧

朝日を浴びて

砂漠の奥行き 
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広く、果てしなく
どこまでも伸びやかに続く光景
砂漠は何よりも心を癒してくれる

朝の光の中で先行の気球だけがクッキリとして
砂漠そのものはうす紫の光のヴェールをまとっていた

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by miriyun | 2012-09-29 06:12 | Comments(10)

動画の世界・・・涙が出たのでもう一つ*高橋大輔

 動画の世界ってすごい。最初you tubeってなんだろう。最初のころは短い動画、とくに見るものもないし、見たいものはちゃんと映画を見るし・・・と思っていた。
 そのうち、ニコニコ動画では、見る人のコメントが載ることでその動画の端々のところについてコメントを共有できることが分かった。
 見損なった、出かけた人しか知らない練習風景、世界のどこかで誰かが頑張っていること、ハイ・アマチュアがプロにもできないようなことをやっていたり・・・旅をしての世界も私の心と視点を広げてくれたが、PCを介しての動画の世界も目を見開かせてくれた。

 おそらく2年はまだまだ高橋大輔を見つめることになってしまうが、見ることができなかった選手の横顔、そしてそれへの人の思いまで感ずることができる・・・作成者に感謝する。
 また、美しいコメントでその作品をさらにみんなの心が入り込んでいくことも多い。だからそういうコメントを書いている方にも感謝する。

 昨年upの動画(静止画集)であるが、思わず、うるるとなったので、紹介したい。

エンニオ・モリコーネの曲に高橋大輔   
 ニューシネマパラダイスというフランス・イタリア合作の映画がある。
サルヴァトーレ少年と映写技師の姿とともに美しく印象に残る映画音楽があった。感傷と郷愁、映画への愛情が描かれた作品である。

その音楽がこんなにもこの内容にあっているので、心に染み入った。
エンニオ・モリコーネといえば、 『海の上のピアニスト』も作曲している。高橋選手のCrisisはとても素晴らしかったので、モリコーネの曲が合うのかもしれない。



静止画集なのだけれど、その時の見る人の心情を見事にあらわしてくれた。

       

そして、「きみはここで笑うんだ」
というコメントのところでこらえきれずにググッと来た。
これまでの高橋選手の本人曰く「山あり、谷あり」の谷の部分を知っている人だけが感じられるところなんだろう。


さらに、、あの試合の時の審判団のプラチナブロンドの女性、再演技の前の注意を与えた後、高橋の手に手を重ねた。その優しさがうれしくもあり、そうしたくなる愛される選手像を感じたものだった。
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アスリートなのに・・・心惹かれるなあ!

    動画の世界で共有、みなさん、ありがとう!



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by miriyun | 2012-09-26 06:45 | Comments(7)

高橋大輔とFSオペラ「道化師」イメージ

先の大輔シリーズに記事をアップ後、だいぶ経ってから最後の方にちょっと追加していた動画がある。
何度見てもジーンとくるので改めて、意味とともにあらためてこちらで取り上げたい。

2012-13 FS『道化師』のイメージ
 全く音楽的才能のない自分は、何か映像や画像というものと一緒でないと心に残らないタイプだ。だからバレエやフィギュアスケート・ミュージカルは目に見えるものと一緒に音楽を覚えるということになる。

 普通では聞かない音楽も、フィギュア選手のプログラムのおかげでずいぶんと記憶に残るようになった。
「ブルース・フォー・クルック」も「eye」も、もちろん「In the Garden of souls」だって、フィギュアで見なかったら一生聞かなかったかもしれない。

 そういう意味で、音楽的なものはさっぱりの自分は、高橋大輔の新フリーのさわりだけの映像で、劇的な感じ、華やかさの中に違うものが潜んでいるようなという感覚は掴んでも、全く曲名など想像もつかない。

 ところが、フェイスブックや2チャンネルなどの世界では、この曲の途中のぶつぎれ状態の映像(3~4秒ぐらいだろうか)をきいて、あれだろうか、これだろうか・・・と会話が続くうちに、「道化師」の一部じゃないか、確かめてきた別の人がそうだったとか、一気に曲名が明かされていく過程を見て、ほんとに驚かされた。多くの知恵が集まる、情報力が集結するってこれだけを見てもすごいなあと感心してしまう。

パリアッチとパリアッチョがちょっとややこしい!?
このオペラの原題は『I Pagliacci(イ・パリアッチ)』
主人公は旅回り一座の座長カニオ(劇中では道化師パリアッチョ)、その他の登場人物にはカニオの妻ネッダ、道化役者トニオ、ぺっぺ、シルヴィオがいる。

 道化師が複数登場するので原題『I Pagliacci(イ・パリアッチ)』は複数形の道化師の意味。
それに対して、主人公カニオは劇中で道化師としてその心情を歌い上げるのだが、その道化師を単数ではパリアッチョという。

 だからパリアッチョと言ったら主人公のカニオが演ずる道化師のことをいい、パリアッチと言うとこのオペラの題名を言っていることになる。


 高橋大輔の画像にのせて・・・20世紀の三大テノールと言われたルチアーノ・パヴァロッティの謳いあげる「Pagliacci(道化師)」”衣装をつけろ”の歌曲をのせた動画、

いや~、パヴァロッティいいね~!三大テノールとか言われるのがわかる。感情が伝わってくる。
最高の音で、オペラ「道化師」のイメージングをしてくださったup主に感謝である。

旅回り一座の座長、道化師バリアッチョ(カニオ)が若い妻コロンビーナ(ネッダ)と一座の色男役者アルレッキーノ(ベッペ)との浮気を知った。怒りと悲しみに震えながらも、道化はそんな時でも客を笑わせるのが仕事と、身の辛さを激情的に歌うアリア。

第1幕の中の「衣装をつけろ」のアリア*日本語訳
芝居をするか!
逆上しているこの最中に
俺は何を言っているのか、何をしているのか自分でもわからない
それでもやらにゃあいかんのか
我慢してやるんだ!

ああ、それでもお前は人間か?
お前は道化師なんだ!

衣装をつけろ、白粉をぬれ
お客様はここに金を払って笑いに来るんだ。
もしアレッキーノがコロンビーヌを盗んでいっても
笑うんだ道化師よ、それでお客様は拍手喝采さ!

苦悩と涙をおどけに変えて
苦しみと嗚咽を作り笑いに変えてしまうんだ。

ああ! 笑うんだ道化師よ、お前の愛の終焉に!
笑え、お前の心に毒を注ぎ込む
その苦悩を!

                   (wikipediaより引用)

もちろん、フィギュアでは歌曲はNGなので(2014年から解禁なのでソチも?・・・と思ったらソチ終了後の2014年からと教えてくださる方あり。とても感謝です!)、前奏曲などの可能性もあるが、やはり高橋には「衣装をつけろ」の道化師の激情と苦悩を表すところを演じてほしいものだという希望的観測がある。


 そして、数ある高橋大輔の画像の中から厳選された画像にのせている。こんなにも多くの顔を演じていることにも驚く。
 「道化師」の話の主たるテーマ、身もだえするような愛憎と切なさを、その心情とはあまりにもギャップの大きい道化師という自らの仕事をあらわしていく
 
 ・・・・・・ぞくぞくするような内容。これは、アーティストでもある高橋ならではの選曲になりそうだ。
 もちろん、高橋選手はいつもその物語通りに演ずるのではなく曲調に合わせていくのだから、周りが勝手に妄想していてもいけないのかもしれないが、10月6日のJO(ジャパン・オープン)でのフリー発表までの空白期間、曲のどの部分を使って、シェーリーンボーンが振付し、ニコライ・モロゾフがメリハリをつけたのかを、これを参考に想像して待つのもまた楽し・・・である。
 衣装は道化師にこだわるよりは心情表現に適したシンプルなものがいいなあと勝手に考えたりしている。


 ★そして、、最終的には高橋大輔がどう感じて行くのかを、その指先やまなざしや視線の方向、首の傾きにやその背に表していくのかを見ることになる。


SP 『The Stroll 』ロックンロール動画全体像


 全体像が見えてくるとやはり難しくまた、魅力的なSPだと見えてくる。

これを振り付けた阿部奈々美さんは高橋に「ナンパするように踊れ」とアドバイスしたそうだが、高橋大輔、ナンパできないんです・・と。
でも、お客さんの反応してくれたところを強調して変化させて行くのだという。
だから、大ちゃんの演技って試合のたびに変化して行くんだと改めて思わされる。

◆まだ、一度も競技会がないのに、すでに日本のフィギュア界盛り上がっている。
これからさらに競技会を経るごとに進化していくであろうところが高橋選手を見るうえでの大いなる楽しみにもなっている。

 また、町田樹選手の演技など人を魅了する演技のうわさも続々と入ってくる。
 日本フィギュアスケート界・・・黄金期!
     ☆どうか政治的なもので左右されることなく
          安全にどの国の人も楽しんで競技したり観戦できたりしますように!

            (イスラーム地域の文化を見に来られた方、違う世界の趣味ですいません
             フィギュアを見に来られた方、思いだけで書いていてお役立ち情報もなくてすいません。)

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by miriyun | 2012-09-23 10:28 | Comments(4)

イスタンブルの朝

マルマラ海朝景     
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 イスタンブルの朝は美しい。
   街の遠景は尖塔がアクセントになって時を越えて語りだす。
     街には石畳に水道、そして人々・・。

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薄紫に見えてきた街並は朝日が昇ると、すっかり華やいだ色合いになってくる。 
    そんなマルマラ海の早朝に船はほんの1~2隻が静かに滑る。
あと1時間もすれば、ここから見えるマルマラ海は見渡す限り船で埋まっていくはずだが、
    その直前の静かな海に惹かれる
         
        
       


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by miriyun | 2012-09-22 05:16 | Comments(6)

高橋大輔&モロゾフ・・ノヴォゴルスク通信

モロゾフと高橋大輔 
フレンズオンアイスの後、カナダのシェイリーン・ボーンのところに飛び、フリーの振り付け後、さあ、いよいよロシア。
 7日にはもうモスクワ郊外のノヴォゴルスク( Novogorsk)の国立トレーニングセンタースケートリンクに到着していた高橋選手。
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いい笑顔が届いていたし、すごく充実させている今年度。
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                    ↑ ノヴォゴルスクのページより引用
新しい環境でも、もとからのモロゾフのチームのアリョーナ・レオノワやアモディオも喜んで迎えてくれているようでまずは一安心。
  あとは、ニコライ・モロゾフとの5年ぶりのタッグとフリーの練習。

日本からの取材が行くと聞いてはいたが、NHKだった。
 まってました、ありがとう!

動画あり・・・もう見えなくなりました
  ↓
         
NHKWeb
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まだ、表情硬い感じだが、大輔さんにはちゃんと長光歌子コーチや渡部トレーナーがともにいた。
なんだか安心。栄養士さんは行ってないのかな。
栄養を気遣って食堂では食事をとれるように用意してあると、ノヴォゴルスクでは力を入れているようだ。
だが、ロシアは食材の少なさに以前驚いたことがある。冬は無論のこと、夏でさえ野菜は少ない。食材の実態は驚くほどだったが、今はよくなったのだろうか。
 体調良く安心できる状態があって練習に専念していかれるといい。

≪追記≫
 雑誌のインタビューの中で食事について大ちゃんが答えていたので追記
 
ノヴォゴルスク国立トレーニングセンターは周りに何もないので練習と寝ることだけしかしない。
練習以外には食べることくらいしか楽しみがない。そのためビュッフェは豪華でおいしくて、昼を食べると次は夕食のことを楽しみにしてしまうくらい、太ってしまいそう。(『フィギュアスケート2012-2013シーズンガイド』より引用)


 モロゾフ氏の言葉もまだ固いがまだ、新しいプログラムを見たばかりだから仕方がない。
これまでのニコライが高橋選手のためにイメージも曲も衣装も作り上げてから指導してきたのだが、今度は他の振付師が作り上げたプログラムを持ってやってきた。そうした中でモロゾフ自身がこのプログラムの振り付けを飲み込んだうえで指導していかなければならない。
 
 高橋選手はモチベーションを高めているのでよかった。今年も来年も楽しみだ。

フリーはオペラ 
NHKさん、言ってましたね「オペラの曲」で滑ると・・・

SP ロックンロールで軽快に・・・「The Stroll」 
FP オペラで重厚に・・・レオンカヴァッロの「パリアッチ(道化師)」

オペラは昨年の鈴木明子選手のこうもりをはじめフィギュアではよくつかわれる。
道化師も過去かなり古くから今年の世界選手権まで実に多くつかわれていて、調べるとメンズシングル・アイスダンスなどに次々と見つかる。
たとえば
ロシアのセルゲイ・ヴォロノフが2011年ロシア選手権3位のときのFPだった。世界選手権では17位・・・「パリアッチ(道化師)」

しかもモロゾフ振り付けでいかにもモロゾフ衣装っぽい衣装。

◆アダム・リッポン2009

ジュニア選手権で優勝したときと、シニアでも演技した。曲は最後の方に道化師を使っているというが・・。
衣装はこれもハートで分かる。モロゾフデザイン!

◆そういえば、シェイリーンはモロゾフのもと奥さん。アイスダンスは曲が命だから、やはりこういう曲がたくさんある中で生活しているんだろうか。

 この曲よく知って自分でも振付しているから、モロゾフ氏もいろいろ言いたいだろうな~!
でも、まずはお手並み拝見!

道化師

短めのオペラとはいえ、その中のどの4分半余りを使うかで雰囲気は違うだろうが、それにしてもオペラはドラマであり、心情が色濃く出てくるのであるから表現力が別格な大ちゃんが、これをいかに表現していくかすごく楽しみなところだ。

 それにいろいろな音楽分野で真摯に邁進する大ちゃんをひたすら応援していくだけだ。

≪追記≫
・・・・・・・・・・・⇒10月6日ジャパンオープンで魅せた 「道化師」はこちら

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by miriyun | 2012-09-17 12:02 | Comments(6)

お届けもの..アラブの街角サナア

二階へ伸びるホース   
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サナアの街角。
タンクをしょった車がやってきた。タンクローリーではないから、工事ではなさそうだ。
建物に横付けすると、スルスルと太いホースを2階へわたす。
慣れていて手際の良い動きだ。

なにかと問えば給水車とのこと。各戸に給水車で水を配るのが仕事だ。
水道が完備していない場合、飲み水はペットボトルでも何とかなるが、その他の生活水ははこびきれるものではない。そんな時、確かに給水車にみんながとりにいくよりもこの方がずっと良い。



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by miriyun | 2012-09-13 07:05 | Comments(4)

ミネラルウォーターが飛ぶ・・・アラブの街角

宙を飛ぶ水 

 日本では考えられないほどミネラルウォーターに頼る国々。乾燥した国では雨はなかなか降らず、川はワジ(枯れ川)ばかり。そんなところで命をつなぐ水はペットボトル入りの水になることが多い。

 飲み水は水道からでなくペットボトルから飲むのが常識なのだ。
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大量の水はペットボトルとしてトラックに積まれ、街に入ってくる。
そのあと、当たり前に人々が歩く歩道の上をペットボトル6本の束が宙を飛び始めた。

日本なら、さしずめ6本ごとに段ボールに詰めたものを台車に乗せて運ぶのだろうが、ここではそんな準備はなく、ひたすら宙をとばした・・・。

 水は重い、それにペットボトルの薄さと言ったら考えられないくらいだというのに、なんともうまく投げ渡されていく。

 



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by miriyun | 2012-09-12 04:52 | Comments(8)

街角の大作...ナブール

街角の大作  
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 タイル画で60枚も費やしたというとどんな著名な作家のアートかと思いそうだが、これは市井の陶芸屋さんの看板代わりに工房の入り口に飾られたもの。

何しろ大きすぎて全体像を入れようとするとかなり見上げるようになる。
上には22枚のアラビア文字をいっぱいに入れた半円形、その上には何ともおおらかに魚の形の上にアッラーとムハンマドの名がある。

特に好きなのはおそらくここの店主をあらわしたのか、ろくろを回し土を練る職人
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頬を緩ませてにこやかに仕事をする。
この仕事がとても好きなんだろうなとうれしくなるような絵だ。
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中では実際ろくろが真ん中に置かれこんな実演もしている。


ナブールは陶芸の街 
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街の入り口には濃い緑のドーム型屋根を持つ建築やオレンジを載せた明るいたいるそうしょくをした街のシンボルが飾られるナブール。
日常使いの陶器をたくさん作る。ナブールは瀬戸市と姉妹都市になっていた。
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絵柄はおおらかで何でもあり。

チュニジアの産業都市ナブール。
陶芸は楽しいよと街角の其処此処がつぶやいているような街だった。
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by miriyun | 2012-09-10 06:49 | チュニジア | Comments(6)

桜清水茶屋

一葉の写真 
最初から狙って撮った写真もあれば、何気なく撮ったのだがあとでいいなあと気になる写真もある。

 王が頭から数百m下ったところに桜清水茶屋がある。
そばを食べることで予約を入れてあった。
そばはどこで食べても蕎麦なので、昼を緑多い中で食べられればとしか考えていなかった。
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蕎麦とともに出たのはこれ。
黒塗りのテーブルによく映える笹の葉に包まれた山菜おむすび。青と緑と縁に赤が入った半円のお皿。
 そして、黒塗りのテーブルには窓辺から入る木々の緑と青空が写り込み、皿の色、笹の葉色と一体となってとても美しいものを見た気になった。
 計算されつくした器選びか、器選びのセンスがここの自然に寄り添ったからなのか・・・
こんなところに感じてしまう・・・。
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おむすびはやさしくしかし、しっかりした味でとてもおいしくいただいた。

もちろんそばも・・・
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手打ちそばでコシがあり、しかしやわらかいのど越しで、つゆもだしがきいて、ほんとにおいしい。
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山菜揚げも(写真を撮る前に触って、盛り付けが崩れてしまったが・・・)
この山菜。山椒の実・アザミの葉・もう一つは珍しすぎて名前を覚えられなかった植物の葉。店主がその日その日に摘んだ山菜を最もおいしく食べられる形で料理するという。山菜天ぷらは衣は薄く、採りたての山菜をしゃきっと揚げた感じで、まるで、てんぷら専門店で、目の前で挙げてもらったよう・・・。
 蕎麦と一緒でもいいが、抹茶塩もあっていた。

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蕎麦を食べにきただけなので、デザートまでついていたので口元もほころぶ。
抹茶ゼリーにバニラのアイス。甘すぎず、さっぱり、しかしお茶の味はしっかり感じ取れて最後まで満足の昼食。

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    ↑ ヤナギラン
 お茶もすぐに入れに来てくれる気遣い、また外に咲く花の名も教えてくれて、食事だけでなくトータルとしていいところだと思ったのだ。


桜清水茶屋とは
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 こんな山の中で、なんでこんなにおいしい店があるのだろう。松本の街から7上がってきても道路から少し引っ込んだところで気付かずに通り過ぎてしまいそうなところなのだ。
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 桜清水茶屋・・・登山者に昔から愛されてきた天下の名水「桜清水」の涌き口に建つので、そう命名されたお店だ。もと豪農の家という作りで、中もすごく落ち着いている。詳しい話は知らないが信玄公ゆかりの地であるらしい。
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 清水が湧き、水車がゆっくりと回る。
 鄙びたという言葉がぴったりで、普通なら客が来なくて閑散としてしまいそうなのに、結構忙しく客が来る。まず、自分たちは王が頭ホテルから昼食にここによるバスの方を選んで予約してやってきた。見ていると、タクシーでわざわざ乗り付けてくる客もいる。
地元では知られている山中の名店であるようだ。
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 松本駅から車で山の中に40分も走ったところにあるのに、なんと接待でも使われるというのもうなづける。
もちろん、昼食に行った時の食事で、夜には新鮮そのものの岩魚が囲炉裏で焼かれるという。

 そばと山菜のおいしさはほんとに癖になりそう。王ヶ頭に来たらまたここによることになりそうだ。

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by miriyun | 2012-09-08 10:22 | Comments(10)

ブロッケン現象

王ヶ鼻でブロッケン現象 
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王ヶ鼻で生涯初めてのブロッケン現象にであう。


ブロッケン現象とは

 山岳の気象と太陽がつくりだす現象。尾根の急勾配の谷で山肌に沿って雲や霧がゆっくり這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察される。今回のもそっくりその条件が当てはまった。
 平地でも川から霧が発生するところでもみられる。
*航空機に乗っているときも太陽を背にして、窓外の雲に映る航空機の影を見ると、その影のまわりにやはり虹色の輪を見ることができる。これは光輪(グローリー)というが、場所が異なるだけで、ブロッケン現象と同じしくみの現象といわれる。


 霧や雲に覆われた山の頂きに太陽を背にして立つと自分の影法師が霧に映し出され、同時に丸い虹色の輪が現れる。
 この影帽子は「ブロッケンの妖怪」
 光の輪は「ブロッケンの虹」と呼ばれた。この影帽子と光の輪という二つの現象を合わせてブロッケン現象というのだ。

 昔からドイツ、ハルツ山地のブロッケン山(1142m)は頂上からの見晴らしがいい、そして北海からの風が雨や霧を運んでくる場所だった。ここでは山頂で巨大な入道が光の輪の中にあらわれて人々をおどかした。その人が動くと妖怪もついてくるのだ。
 中世のころから、ブロッケン山は魔女の山として知られていたというが、これはブロッケンの妖怪を見たからそういわれるようになったのか、それとも魔女の山で怖いと思う気持ちが光の技とは考える余裕がなく、妖怪に直結してしまったのだろうか。
 のちにここを訪れたゲーテは色彩のついた影に感動して光と色彩について考えるようになったという。

 また、気になることがある。阿弥陀如来に極楽浄土に導いてほしいという願いで平安時代末期、浄土教が起こり、阿弥陀仏を信仰することが始まった。その時、貴族階級は平等院鳳凰堂などのは阿弥陀堂を建てて、阿弥陀仏をおさめて、いざ黄泉の国への旅立ちの時はその阿弥陀仏の手と自分の手に五色の絹糸を渡し、それを以て浄土へ導いてもらおうと考えた。
 5色にも7色にも見えるブロッケンの虹はその色から阿弥陀仏をイメージさせたのだろう。日本では阿弥陀如来の「ご来迎(らいごう)」と呼ばれ、神聖なものに考えられた。また、影法師は阿弥陀如来が説いたという空中住立の姿に置き換えられたため、恐ろしい妖怪ではなくありがたいお姿としてあがめる対象となった。

 ただし、この気象現象は、太陽の位置と霧の状態、山頂のように開けたところでないと見えないので、いつしかご来光と称して山頂で朝日を拝む習慣に変わってしまったという。

  
霧の流れる中でブロッケン現象の変化を見る
 王ヶ頭ホテルで夜の雨と霧のなか、サーチライトを使ったブロッケン実験を見させてもらった翌朝、
王ヶ鼻へと案内してもらう。ほとんど霧で隠れていた中で、次第に百名山の一部が頭を出したり、上空が青くなって来たりした。

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 しばし、東側の霧のなだれ落ちるような動きや高山植物を見ていたあと、またまた霧が立ち込めてきたので岩場の上に戻る。
 東に太陽が昇ったあと、西に霧が流れている。条件は整っているはずなのだ。
するとそこに異変が見え始めた。  ↑ 中央よりやや左にうっすらと半円がご覧いただけるだろうか。
霧の中にわずかな変化。ふだんなら見逃してしまいそうだが、ブロッケン現象を見ることを目的の一つとしてきたので変化がわかった。

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自分の頭とその周りに一重の虹色がはっきりしてきた。これで確実にブロッケン現象と分かる。
内側が青、外側が赤の並びは普通の虹の並びと同じ。形は円形だが、岩場にかかっているのでそこまでの影法師が大きいのと岩の色で見えにくくなっている。

その後、霧が動いているために、この虹色は薄くなったり消えたりを繰り返す。

そうしているうちに・・・
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虹色が先ほどの一重から二重の円弧になり、色もひときわ鮮やかになった。
   やはり内側が青、外側が赤で、それが二重になっている。普通の虹のように主虹と副虹が逆の並びというようなことはない。

うわ~ォ!
 これを見に来たんだと、内心飛び上がらんばかりにうれしい。
  でも、同じホテルから来た人たちが一組だけ残って見ていたから、そのうれしさを抑えてホテルに向かう。


 しかし、心が浮ついていたのだろう。
植物を撮ろうと横道にちょっと入ったところで、地面と草が湿っていたためズテッと転んだ。恥ずかしい(たぶん、後ろの人に見られた)
レンズフードにべったり土がついたし、足をひねった。
 その痛みで足を引きづったため、朝食時間に十分間に合うつもりで歩いていたのが予約時間にぎりぎりにたどり着くということになった。

 いいことがあったときこそ、浮足立たないようにしよう!・・・今回の教訓
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by miriyun | 2012-09-02 13:06 | Comments(12)