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2012年 04月 30日

ジュベがすごい!フランスがTeam spirit award!

 ちょっとフィギュアに嵌ってしまって、(たぶんソチまでは少なくとも続くと思うので一応お断りを)
ブログ名からはずれているのだが、ブログを二つに分けて管理できるほど余裕はないので、どうしようかとおもっていた。
 そうしたら、某イスラーム関係学びの場で、喜んでみてくださっている同好の方の励ましに勇気をいただいて、そのまま続けることとした。イスラーム関係話題の間にちょこっと入れさせてもらうのでこんな形で今後もよろしくお願いします。


盛り上がるラテン系*国別対抗戦  
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PC以外でご覧の方は上が見えないので右のリンクからどうぞ⇒【ニコニコ動画】【フィギュアMAD】 Boom! - WTT2012 Ver. -

 動画の世界で、こんなのないかなと思っているうちにチャチャッとつくってアップしてくださる方に感謝!自分でも少し集めてみたが、とてもこんなに集めきれなかったので、日本の選手も世界各国の選手も故人の演技には集中して、よりいい演技をし、席ではほんとに楽しそうに応援する姿を見て幸せな気持ちにさせられた。


南は熱いね!
北よりも南のラテン系の方が厚いということがよくわかった応援合戦。
日本も開催国であるし、大ちゃん中心にみんな気持ちよく滑ってすご~くちぃーむとしても和気藹々盛り上げながらがんばっていたけれど、フランス・イタリアののりにはかなわない。
 とくにブライアン・ジュベールってこんなに面白い人だったの?と親近感がわく。

ここで赤いフグ頭になっているジュベール、ほとんど国旗をマントにクラッカースーパーマン
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心底嬉しそうにやっている。
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この高橋大輔の演技を称えて集まった中で、下の日本チームに雨のようにクラッカーを降りそそいだのもジュベールだという。
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エジプトの衣装のペシャラ&ブルザの後ろにはフグ頭のジュベール・・・。もう、最高!!
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アモディオを持ち上げているのは男子全員。ニコライも笑っている・・・久しぶり・・。

こんなわけで、国別対抗戦のTeam spirit awardは、フランスチームが受賞した。

◆一方のイタリアも小道具の準備と体を使っての演技がすごい
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 選手の皆様、競技については真剣勝負で、キスクラに戻るとこの盛り上げと応援で大変だったでしょうが、シーズンの終わりに楽しませていただきました。
 フィギュアは観客あってのもの・・・そこらへんがよくわかっているプルシェンコ選手などもいたらおおいにパフォーマンスをしてくれただろうなどとも想像しながら楽しみました。

 もう、すでに高橋選手は横浜のプリンス・アイス・ワールドでは新しいことを始めたようです。
どの選手もが2013年の世界選手権に向かって継ぎを考えるときです。

 まずは怪我することなく活躍されんことを祈ります。


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by miriyun | 2012-04-30 16:45 | Comments(4)
2012年 04月 30日

連なる風車

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よく乗る航空機で行はほとんど夜なので通路側に席をとることが多い。
帰りは昼に日本にさしかかるので、左の窓側に席をとる。

何かしら見えてくることを楽しみにしているからだ。

 四国の左側に特徴ある細い細いつらなりで半島になっている。
運よく、佐田岬がとてもよく見えてきた。いつものごとく地図そっくりと当たり前すぎることに妙に感心していた。

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佐田岬の先端から東に向かって次々と視界に入ってくる。
その中で白く見えているもの。
くるくると回っている。
小さく見えるが風力発電の風車なので、たかさ60mはあろうかというものが山頂に並んでいるのだから目立つ。
20基もずらりと並ぶその姿は三崎ウィンドパーク発電所だ。


これで終わりと思っているうちに次のが見えてきた。
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瀬戸風力発電所の4基、佐田岬風力発電所の9基、瀬戸ウィンドヒル発電所の11基と
この細長い土地を利用して並んでいる。
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その右にもまだ、まだ、続く風車。伊方町風力発電所の2基、伊方ウィンドファーム発電所の12基、
この愛媛県の伊方町だけで58基立っている。 こうしてたまたま実際の姿を見れたことによって佐田岬は風力発電の先進地域であることが分かった。ここは四国の中では特に風力発電の盛んな地域だった。
 
 *ただし、ここの白く見えるのが四国電力伊方発電所。・・・これは原子力発電所1~3号機まであり、200万kw間での力を持ち、止めるまでは約150万kWの発電をしていた。


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◆ そんなことを思いながら、まだ、名残惜しく四国の山々を見ていると
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高知県の山の峰に沿ってきれいに並んだ津野町の葉山風力発電所である。
20基もの風力発電機が並んでいる。
  風力発電の風車、横浜港にも1基あるが三菱重工がこんなのを作ってますよというアピールと港湾での電力の一部を担う程度である。上の写真の風車にも三菱重工製が多い。
     ⇒都道府県別風力発電導入


◆風力発電
 もちろん、無限の安全エネルギーであるから世界中でこの風力の発電は本気でやり始めているところも欧米には多い。
 日本は作る技術は素晴らしくても風力も太陽光も普及させる戦略が国家になかった。つまり、原子力行政になっていたために自然エネルギーは効率が悪いということで、国家として本気で向き合わなかった。太陽光は20年も前から普及させるきっかけや戦略があればもっとぐんと伸びると言われながらあまり伸びずにいた。そうしている間にもヨーロッパや中東で画期的な太陽光発電プロジェクトが始まっていいる。
 風力は巨大な風車が必要であるため十分な場所がなければできないまた、風次第であるから供給が不安定でもある。アメリカのような大きな国のように荒野に何十基も立ててという土地の余裕はないのだ・・・と言われてきた。しかし、小さい国であっても海中に風車を立てる国が現れたり、工夫のしようはあると思わされる。
 
世界風力会議(Global Wind Energy Council:GWEC)の2011年発行のGlobal Wind 2010 Report (2nd edition) によると、世界の風力発電総設備容量は、前年の158,908MWから197,039MWに達し、2009年比で24.0%の増加になりました(図1)。毎年、前年比20~30%超の伸び率を示し、順調に増加しています。特に、近年では中国の大規模な導入が目立っています。
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                                          (独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構より引用)


 もちろんいいところばかりでなく騒音・低周波騒音公害があり、近隣に人が住むところがあると公害になってしまう。しかし、それは技術で何とかしていかれそうだ。じっさい、羽部分の材料を変えたことでの音の軽減など改良中である。少なくとも原子力のゴミの行方もメルトダウンまでしてしまった時の手当の確実さが見えないというものよりずっと実現可能な範囲だと思う。もちろん、太陽光や風力や地熱発電が、~~万kWという火力や原子力に太刀打ちできる数字でないことは十分承知の上なのだが、何年後にはどこまで持っていこうという戦略がなければいつまでもできませんねで終わってしまう。しかし、どこかで本気でスタートしなくてはならなかったはずで、その機会はバブルのころを含めて日本経済にゆとりのあるころにいくらでもあったはずだ。その状態を批判者を追い落としながら原子力行政だけを唯一無二のように推し進めてきたことが日本の失敗だろう。批判者がいなければ、停滞し腐っていくのだ。

 現在も、原子力と自然エネルギーについて真摯に語った教授や専門家が二度とメディアに現れることなく消えているのは何やら空恐ろしい。そういう反対意見の人ほど呼び込んで日本の将来を論じる太っ腹さはないのであろうか。 

 風車を、たまたまではあるがこんなにたくさん上空から見られたことでの雑感である。
エネルギー政策はこれまでのこだわりや公約や自分の立ち位置などというものから見ずに、広い視野に立って考え直してこそ活路が見出せるだろう。
 

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by miriyun | 2012-04-30 12:00 | Comments(10)
2012年 04月 28日

8世紀の離宮建築カスル・アル・ヘイル

ウマイヤ朝の離宮*カスル・アル・ヘイル・アル・ガルビーの門       
イスラム建築のすぐれたムカルナスもアーチネット構造も10世紀以前に出ているが、それ以前はギリシア・ローマを包括し、時にはな場てあ人の文化も入れ込みながら、多様な文様や構造を生み出している。
最も、大きなものはもちろんウマイヤドモスクであり、金のドームだ。
 すなわち、最初のイスラーム王朝、ウマイヤド朝のときに各地の分間の壮麗な部分を集め融合し、素晴らしい工芸的魅力に富んだモスクをつくっていた。

 こうした中で、ウマイヤ朝の最後の安定期、10代目カリフのヒシャームのときに砂漠の中に離宮が建てられている。
 不安定な情勢も多くなったなかで、カリフは防御用の城塞として考えたのであろう、70m四方の城塞になっていた。、また中央政治基盤のある都市部からしばし離れて休息する場所として離宮をいくつもつくったのだ。
パルミラの北東にカスル・アル・ヘイル・アッシャルキー(東の宮殿)、
パルミラノ南西にカスル・アル・ヘイル・アル・ガルビー(西の宮殿)
 ガルビーはغربي で、西のことである
カスル・アル・ヘイル・アル・ガルビーは重要な拠点でもあったが、ヒシャームの時代が終わり。その後衰退したウマイヤ朝は750年には滅んでしまう。それとともに離宮はみはなされ、砂の中に埋もれていった。
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その遺構は20世紀に入ってから再発見され、ダマスカス国立博物館の中庭に入ったところにその門は博物館の入り口にうつされた。

 もちろん、これは今のではなく以前に訪ねたときの画像である。
夏の強い日差しの中、国立博物館に行った。本来ここには噴水があるのだがバラだが和さえ川床が出ている状態で、水不足により水は一滴もなかった。ただ、優れた金属加工の鳥たちが羽を広げ、またたたずむ姿があるので、水があればさぞ涼しげでいい光景となるであろうと想像される。その水のない噴水の向こうに見えるのがカスル・アル・ヘイル・アル・ガルビーの門である。

貴重な離宮の装飾は残っていた部分のみがつけられている。
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後付けでのモノを作って装飾してしまった遺跡のように完全ではない。
しかし本来のモノがわからなくなってしまうよりは本物を見ているという感慨がある。
 高さは16mあり、土台にレンガ、化粧岩として石灰岩、装飾用に漆喰が使われているようだ。

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階段状の切れ込みはナバテア人による建築の流れを感ずる。
アーチ型はもちろん、ギリシア・ローマの流れであるが、これと同じ小さな列柱で装飾用に飾ることはウマイヤモスクでも見られる。
 8ポイントスターなどの幾何学文様も使われている。
勿論、ローマのアカンサス彫刻も使われている。これが70m四方の城塞についた正門にあったわけだ。

*カスル・アル・ヘイル・アル・ガルビーの門は部分であってもその優れた建築要素の断片が見えていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆シリアについて・・・
シリアは、現在、まだまだ安定していません。
アラブの春は、ここではまだとても春という言葉から遠い冬の状態ともいえます。多くのシリア関係者が見守る中、私も大好きなシリアの人たちが一刻も早く安心して暮らせるようになることを願っています。
 そして、私たちも訪れることができる状態になることを願いつつ、シリアの紹介を時折入れていきたいと思っています。
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by miriyun | 2012-04-28 13:43 | Comments(0)
2012年 04月 26日

日本チーム*国別対抗戦2012

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笑顔がいいね!チームの演技    


↑が見えない人はこちらのリンクから→【ニコニコ動画】高橋大輔【詰め合わせ21】daisuke takahashi



キャプテン高橋の心から嬉しそうな笑顔がいい!
いや~、お疲れさまでした!何だかいつもハラハラして見ることがくせになっているのだが、演技をみれば押しも押されぬ実力と世界チャンピオンの風格にカリスマ性までもったすごい選手になっていた。最後に表彰式では日本チームで滑ったWe are the championがとてもにあっていた。

そして、見ていると頬が緩みそうなチームの和やかさがいい!

高橋選手足の筋肉凄いけど、重いものを持ち上げる筋肉はつけていないのがよくわかった~。
実は、バッグステージで村上選手が高橋選手を持ち上げていた(^∇^)。佳奈子さん、腕の筋肉つけすぎないようにね!
フィギュア選手は、筋肉のつけ方難しい!

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≪地上波では出なかったフィナーレと高橋の挨拶≫
お借りします。

日本のキャプテンとして挨拶もあって忙しかった大輔選手。ご苦労様でした!
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by miriyun | 2012-04-26 07:04 | Comments(2)
2012年 04月 21日

国別対抗戦…高橋大輔の動画&瞬間を見る

国別対抗戦*優勝おめでとう!
 日本の選手がんばった。鈴木選手も力強く素適な目地からとよく伸びりスケートで頑張った。2位かなと思っていたが、コストナー選手がちょっと失敗したために1位は鈴木明子になった。シングル男女とも優勝。中でも高橋の圧倒的なプログラム完成度とパフォーマンスは大きな優勝の力となった。


何かを越えた高橋の演技・・・動画で見る
(動画主さま、お借りします。)
動画初心者の方のために・・・そのまま三角をWクリックするとこの小ささのまま見ることになる。
読み込んでからもう一度Wクリックすrと、ニコニコ動画になる。要求されたらパスワードを作って入れる。これで、中くらいの大きさで見る。
さらに右下の拡大を押すと全画面を使った最大の動画を見ることができる。

◆SP・・・【高橋大輔】世界フィギュアスケート国別対抗戦2012 SP【解説なし】

↑が見えない方は、次のリンクから→【ニコニコ動画】【高橋大輔】世界フィギュアスケート国別対抗戦2012 SP【解説なし】


◆FP

↑が見えない方は、次のリンクから→【ニコニコ動画】【高橋大輔】世界フィギュアスケート国別対抗戦2012 FP【解説なし】


瞬間を見る
① リンクの位置についたところで勝負師にかわったときの眼
   
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  音楽に入り込む準備の伏せた目
   
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  高橋選手の表情手足の動き・指先・首すべてが動いて表現しているのがよく言われているが、もちろん目 の表現は大きく人に訴える。


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zuzun!!
カメレンゴさんのところでより複雑にした演技の中の一部。より音を表現していく。

③最後のステップ中の気になる”技あり”
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 最初、動画の中のコメントで目にしたが、早すぎてなかなかわからなかった。
右足を左足に打ち付けてその勢いで向きを変えている技、これは小さい技だけど、こんなこと他の選手はやっていないだろうという技。あの激しく速い動きの中に隠れたる技。
 最初に見つけた人、お目が高い!


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完璧な演技を終えたときの表情

うん、うん、うれしい!

昨日も完璧、今日も完璧、来年はどうすんの!
(佐野稔氏の解説より)

 解説の佐野稔氏の解説がはじけていて、おもしろかったし、会場の雰囲気や演技の出来をよく伝えているのでのせてみる。

佐野:素晴らしかったですね~!
アナ:魂のラストブルース

佐野:すごい、昨日も完璧、今日も完璧、来年はどうすんの!
     というシーズンの幕引きです
    二日間続けてこれだけのことをやり遂げる!この男、これは本物ですよ

アナ「多くの花束が入れられています
佐野:なんでも投げ入れていいですよ。もう飛び込んでもおかしくない感じ

アナ:他の国の選手も総立ち
佐野:「人を越えた領域まで行っちゃいましたよね、きょうは。」
     「いいものは他の国の選手が見たっていいんですよ」

* 佐野稔さんは、今回のFPを見て、もう高橋の演技に最大の賛辞をもって吠えていた。

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各国パフォーマンスはこっていて、イタリアが一番アイディアものりもよかった。
日本もみんなで一斉にブルース最後の決めポーズ!

◆足が痛くて顔をしかめていたところだけが、気がかりだった。
  かなり足は酷使しているので、この後は無理せずにすすんでほしい。

結果:高橋182.72点 計276.62点【1位】   これは高橋もすごく嬉しそうだった。
彼自身納得のできる得点だったのだろう。見ている自分としてもこれがほんとは世界選手権で妥当だった点数だと感じている。


◆ISU記事・インタビュー記事が掲載されていた。
 ◎高橋は日本のメンズイベントでの勝利と12ポイントを確保した。”Blues for Klook”で、現世界選手権銀メダリストは、4回転トゥループ、二つのトリプルアクセルと5つのトリプルだけでなく、2つのレベル4のスピンを滑った。彼は182.72点の新パーソナルベストスコアを出し、276.72ポイントの合計点となった。 "それはシーズンの最後のプログラムでした。

 ◎高橋インタビュー
 日本ティームに貢献できるように集中した。無意識のうちに、世界選手権よりも優れた演技をやって見たかったという感じを持っていたように思う・・・とティームのキャプテン高橋は言った。

 私は本当によく滑ることができ、幸せでした。(以前)うまくやっていなかったいくつかのdetailsがあったが、私はそこをうまくやることがでと感じ、また大きなミスなく、私のプログラムを終えることができた。私はチームに貢献することができました。今朝はかなりナーヴァスになっていたが、最後に本当にホッとしました "




高橋:気持ち良いプログラムできてよかった。
アナ:各国の選手総立ちでしたね
高橋:うれしいのと、はずかしいのとで・・・、でもすごく嬉しいです!
  きょうの演技はこうしようとかでなく、何かが突き動かしているような・・・、

・・・・・・・・見ていた解説者や私たちが人が感じていたごとく本人も普段とは別の感覚でいたようだ・・・


◆戻ってきた4回転、急成長したキャメルスピン、
 たゆまぬ向上心とすごい練習量をこなしてこそ開いた天賦の才

 世界選手権の演技終了のときに、「ジーニアス(天才)」・・・とうめいたBritish Euroの解説者の声が耳に残っている。



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by miriyun | 2012-04-21 22:34 | Comments(2)
2012年 04月 21日

 プロトコルのはてな?世界選手権と国別対抗戦

*世界選手権と国別対抗戦
世界のいろいろなものを見つめていると数値的にきちんと比べて確認したくなることがよく出てくる。
今回も味気ない一覧表を見比べてみることで何が見えてくるのか、わかりやすく色分けして提示してみたい。そこから何を読み取れるだろう。

 最初に2012.03.30の世界選手権、次に約3週間後の国別対抗戦で、同じくらいの順位である二人の選手について並べてみる。
 尚、この上位の選手二人については今年度はレベルが高いので9.0を境とした点数を比べてみる。
そのため、彩色の基準は次のようにした。
     7点台・・・・・・・・・・暗い青
     8.00~8.75・・・・水色
     9.0・・・・・・・・・・・・彩色せず
     9.25~9.75・・・・・ピンク
    10.00・・・・・・・・・・ 赤
     これで細かな数値に目がちらつきながら見比べるという作業なしに色で直感的に得点のつき方を見ることができる。

 今回はジャンプやスピンなどについてはおいておいて、一番気になったプログラム・コンポーネンツについてのフリープログラムについて並べて彩色して比べてみよう。
①カナダのP.チャン選手のプロトコル

◆2012.03世界選手権*P.チャン
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◆2012.04国別対抗戦*P.チャン
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若干の変動はあるが、9.0以上が混ざっていて、大きな偏りはない。


②高橋大輔のプロトコル
では、次に高橋選手の世界選手権・国別選手権の演技はいずれも大きなミスなく、一連の流れもジャンプ・スピンにステップもすべてやり通して見る人をして完璧と言わしめた。
ほとんど同じ時期で完成度が高く、人を感動させた演技のプロトコル、まともな採点ならば、若干の違いはあっても大きく違っていいわけがない。

◆2012.03世界選手権*高橋大輔
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◆2012.04国別対抗戦*高橋大輔
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ちなみに高橋選手は、2011年のグランプリシリーズNHK杯、及びグランプリファイナルでは9点台がぞろぞろ出ていて、さすがと言われていた。その演技をこうじょうさせ、4回転も確実に跳んだ世界選手権で、最高でも9.0までしか行かなかったこの状態であったのはいかにもおかしい。まるで、9.0という数字に縛りがあったかのように感じられてしまう。

◆世界選手権直後のタチアナさんの言葉
 スケート界の大物タチアナさんは、世界選手権での高橋とジュベールはそれぞれの国の支援を受けていない。素晴らしい演技をしながらも採点がおかしいと才能ある人を伸ばすことができない。よくない採点法はだれのためにもなっていない・・・・というようなことを述べている。(ロシア語のgoogle翻訳で見たので、細かいところはよくわからず、おおよそ)



 そして、国別対抗戦。個人のタイトルはかかっていないので緊張感はやや薄れた大会ではあっても選手の演技にはさほど変わりはなくP.チャン選手のPUロトコルを見てもそんなに極端に変わりはしない。

 だが、高橋選手のプロトコルはどうか、世界選手権だけに縛りがあり、それが外れたとしか言いようのない9.25以上がずらりと並ぶ。そして、なんとパフォーマンス:(プログラムをいかに演じているか)に10.00の完璧点を出したジャッジが2人いた。
 また、以前の記事で9.0以上が出ていないのはいくらなんでもおかしいと書いたInterpretation(音楽をどのようにして解釈して体で表現しているか)という項目でも一人のジャッジが満点の10:00を出している。

ジャッジがいかに選ばれ、だれがどの大会に出てくるのか、仕組みは知らないが、比較だけはしておこう。
◆世界選手権の男子フリーのジャッジ
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◆国別選手権の男子フリーのジャッジ
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・ジャッジが総入れ替えになっているので、前回採点したジャッジは今回は来ていない。
・今回のジャッジ名のところに今までは不明だった国籍が国旗で入っている。
それを見ると、今回国別に出場した6か国は一人ずつのジャッジを出していた。




 グランプリファイナルに比べても充実度が高かった世界選手権・・・・ここではやはり国別対抗戦と同程度の点数が出てしかるべきだったのではと思えて仕方がない。

 皆さんはこの数字をいかに読まれるだろう・・・。 

もっとも、だいちゃんは凄い人だった。世界選手権のキスクラ唖然としていたけど、その後はもっと練習して演技の質を高め、維持することで世界に実力を見せつけた。過去を振り向くよりは先に向かって行く、高める、それが高橋大輔なのだった。・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .
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by miriyun | 2012-04-21 20:44 | Comments(7)
2012年 04月 21日

高橋大輔…国別対抗戦*ふなばたを叩いて感じたり…

国別対抗戦2012・・・高橋は歴代SP1位の得点 
 フィギュアスケートでの成績を基に上位6各国の選手が集まってメダルを争う国別対抗戦。
体操競技ではこの国別の団体戦はものすごく盛り上がり、緊迫する。フィギュアではソチオリンピックからいよいよ正式に始まるので、その前の実力国の様子がわかる一戦。
 シングル男子・シングル女子が各国二人、アイスダンス・ペアが各国一組が出場している。順位が点になり合計得点で競う。
 キスクラのまわりに6か国の席がしつらえてあり、自国の選手が出るとキスクラに詰めかけて応援が行われている。ある意味、お祭り気分でいいのだが、各選手これがISUの公式戦としての今シーズンの最後なので自分の出走順が近づくと裏では厳しい表情で駆け込んだりジャンプの確認をしたりする。
 ソチオリンピックでは国の威信をかけての団体戦になるのでかなり緊迫感が伴ってくるだろう。

 世界選手権での力がおおむねそのまま出ているが、同じようなところで失敗するものやずっとリラックスしてとてもいい演技をしたSPのアボット選手やジュベール選手やアモディオ選手の魅力もよく見えた前半戦だった。
日本選手SP 男子 1位高橋大輔94.00 2位P.チャン89.81 3位アボット86.98 ・・・・・・・小塚7位
         女子 1位コストナー69.48 2位鈴木明子67.51 3位村上佳菜子63.78
         ペア  1位高橋成美・マーヴィン・トラン64.92 
         ダンス1位メリル・ホワイト 2位   ・・・・・・・6位リード姉弟、と好調な日本として迎えたFP。
今シーズンのシメで高橋はほんとに素晴らしい演技で締めくくってくれた。SPの得点94.00はそれまでのP.チャンの93点台の点を越えての世界最高得点を記録した。本人は自分の演技がまだ、とくにステップがだめだったと言っているが、じゅうぶん見ごたえがあった。
 また、女子の鈴木明子・村上佳奈子ともこの一年間の練習の成果と伸びを示すとても良い演技で2・3位につけた。素晴らしい演技がいっぱい!
  

ふなばたを叩いて感じたり・・・国別選手権の高橋大輔*FP
◆FP演技の後で
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演技終了後キスクラに各国選手団は待ち受けていて応援しながら点数が出るのを待つのだが、高橋のときだけ自分たちの席から拍手を送るだけでは飽き足らす、キスクラの上の段にいた国の選手が集まってきて、こえをだし、テープを上から浴びせながらたたえ、キスクラのセットをダンダンと叩いて讃えまくっていた。
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 普通は、このようにそれぞれの国別ブースに座って応援していて、
自分の国の選手がキスクラに入ったときについていって応援するだけで
他の国の選手のところに讃えに行くなんてことはない。⇒






 左上には高橋が好きなアイスダンスのメリルも最初からこの位置に来て拍手し、また、キスクラの上を叩いて讃えてくれていた。( メリル&ホワイトも世界選手権で非常にいい演技をしながらも点数が出ないで2位に甘んじたダンスペアである。世界選手権のエキシビジョン中に互いにたたえあってハグする姿が一瞬見られた。)
 
~~~~~~~~~~~~~~

◆ここでは、日本の大いなる物語、平家物語の一節が思い出された。

『皆紅の扇の、夕日の輝くに、白波の上に漂ひ、浮きぬ沈みぬ揺られけるを、
       沖には平家、舷(ふなばた)を叩いて感じたり、
               陸には源氏、箙(えびら)を叩いてどよめきけり』


 これは、扇の的を射落とした那須与一を源平いずれもがたたえた一節であった。
これはただ上手であるから讃えたというのではわかりにくい。
家を重んじ誇りを大切にする武士道の文化である恥の文化を知ったうえで味わう一節だ。
 陸に源氏、海に平氏があって対峙したときに、波間の揺れ動く船の上でさらに大きく揺れる竿の先の日の丸模様の扇の的を射れるものなら射てみよという平家からの誘いかけがあった。さすがの武勇をならす源氏も自分からやってやろうじゃないかと出てくるものがいなかった。結果的に若き与一が出てうごめく小さな扇の的を射るのだが、示された的を射そこなったなら源氏全体の名折れになる。したがって、与一は自らの誇りと命を懸けて臨んだであろうし、周りで見守る敵も味方も家名と源氏の名を背負っての一矢であることを皆承知で見守るのである。

 そして、源平のいずれもが息をつめて見守る中、ひょうと射た矢が見事に扇の的に当たり、ひらひらとまいおち、波間に落ち込んでいったのだ。(この辺は覚えている印象で書いているので、言葉遣いは正確ではない)

 そうしたときに、馬の背にいる源氏はもちろんたたえて、えびらを叩いて讃えた。
とうぜんだが、この時敵である船の上の平家方も武士としての与一の技もこの挑戦に挑んだ武士としての心を含めてふなばたを叩いて讃えたのである。

 この物語は、日本人の心を表す素晴らしい文で、情景と音をありありと脳裏に浮かばせることができる場面である。
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 これがすうっと思い出された。人は感極まると手近なものを叩きたくなる。拍手だけでは表せない気持ちをもっと大きく表現したくなるのかもしれない。それがここでみられた。

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なお、世界選手権のFPの素晴らしい演技で最後のジャンプが終わってステップに入るとき、感極まったパスクァーレ・カメレンゴ氏はバンバンと壁面のヘリを叩きと歌子コーチが一瞬であるが叩いていた。それほど喜びが大きかったのだ。実は自分もTVを実ながらであるのにテーブルをバンバンやりたい気分だったので、現地会場ならばなおさらだろう。

 ファンの方やカメレンゴさんが叩いていたのは、『箙(えびら)を叩いてどよめきけり』の方だったが、
今回のキスクラの上でフランス・イタリア・アメリカなどの選手が来てくれていたのは平氏の『ふなばたを叩いて感じたり』の讃えを思い出させるものだった。

 それにしても、素晴らしすぎて驚いた!
SPもFPも大きなミスなく、高橋大輔の世界を表し切った。最後の公式戦、見事だった。
FPについては世界選手権・国別対抗戦と2回続けての完璧な演技だった。



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by miriyun | 2012-04-21 13:32 | Comments(8)
2012年 04月 18日

ヒエログリフのM・・・砂漠のフクロウ(3)

ヒエログリフのあらわすもの 
 アラビア書道に嵌るまえ、、古代文字が好きだった。
とくにヒエログリフの絵文字から発達した文字群に惹かれていた。
 ヒエログリフの価値は、もちろんその文字が表す歴史であり、真実が数千年の時を超えて伝えられるということだ。

 また、ヒエログリフには古代エジプトの時代の身近であったものの形が単純化されて使われている。
だから、ヒエログリフの中の絵文字は多くが実在の物を模している。

ヒエログリフのM   

前回のテーマの砂漠にいたフクロウについて、森でなく砂漠にいるということに驚いたという声を何人かの方からいただいた。
 ヨーロッパでも日本でも、フクロウ=森の中イメージがやはり強かったのだ。自分でもそう思っていた。だが、砂漠にフクロウがいた証拠ははるかに昔からあったのだ。

 ヒエログリフでたびたび目にするのが、Aの音をあらわすハゲワシの絵。
Uの音をあらわすウズラの絵もよく目にする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒエログリフの「M」の実例
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デンデラのハトホル神殿。ここの壁画にはクレオパトラとシーザー(カエサル)との間の息子カエサリオンが描かれているので、どこの旅行案内書にも載っている有名なものだ。
 そしてここのカエサリオン、正式名はプトレマイオス(プトレメス)の名が右側に載っている。
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彩色したところにプトレメスと書いてあるが、そのMのところに描かれているのがフクロウだった。(M
の音を表すのは他にも図形のようなのがあり、文字のバランスから図形の方を使っている表記も多い。)
ここでは縦書きで入れるにはフクロウの方がデザイン的に優れていると判断したのだろう。


 そして、
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これが、Mの音を表すフクロウの絵文字。
  ほとんどのエジプト絵画が横向きの動物や人間・神としてえがかれる。それなのにフクロウは身体の向きは横向きだが顔は正面を見いている。鷹やハゲワシが横向きであるのにたいして、フクロウは頭に正面向きの顔として単純化されていて、「M」という文字は他の鳥文字に比べても判別しやすい文字である。

c0067690_2471791.jpg

これがフクロウであり、先日の写真と並べると首を動かしてすぐに正面から見据えるフクロウの様子をよくあらわしている。


◆これはどういうことなのか、砂漠の地域には昔からフクロウが生息していたことをあらわしているのだ。そして、フクロウの首は姿勢を変えることなくぐるりとよく動く特徴がある。
 メソポタミアのような粘土板ではなく、パピルスに葦ペンを持っていた古代エジプト人の描く文字は実に物の特徴をとらえてそれでいて単純な書きやすいラインでできていた。それとともに彼らの目はその時そこにあったものをじっと見つめ形を残していったのである。

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by miriyun | 2012-04-18 03:57 | Comments(12)
2012年 04月 15日

ひっそり、花見

  
    先週、列島中、次々と桜が咲き誇ったというのに
            とうとう眺める間もなく散り始めた。
    唯一、こんな桜を見た。  

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ひとり歩く寂しい道で
 ふと空を見上げたら、桜の古木の枝と枝の間から月が覗いていた。

青空の中の桜でもなくライトアップされた華麗な夜桜でもなく
 仕事帰りの唯一の花見はひっそりとして日本画のようであった。

黒々とした枝の間の月と桜
           和の構図を楽しんだ。
                         

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by miriyun | 2012-04-15 16:15 | Comments(10)
2012年 04月 14日

砂漠に宵闇が迫る!・・・・・・砂漠のフクロウ(2)

砂漠の暗闇にご用心!      

前々回の砂丘をあがりきったところで、夕陽の名残色を見た後、私たち(この時は娘と一緒)は、急いで元来た道に戻ることを決めた。宿泊している建物から決して遠いところへ二人だけで来たわけではない。
 
しかし、急がなければならない。都会で夕陽を見ているときはブルーモーメントも残照も楽しんだ後は星や月も楽しめばいい。しかし、この時は方位磁石も何の準備もなくフラッと見に行った砂丘を上ってしまい明かりはないもないし、建物の光が見えないところにいた。
 だから、これは危険だと判断した。手元には地震以来、いつもバッグに入れているLEDペンライトが一つだけ。ごく小さいものなので足元しか照らせないことはわかっている。

 砂漠は砂丘の一つでも目の前にあれば全く何も見えなくなることなのだ。空から見ればすぐ近くだよという距離でも水平に見れば何も目印がなく、方位がわからないことになるからだ。
 こっちから来たと思っていても、見えなかったらこっちという感覚に進行方向を正しくむけられるかというとそうはいかない。 昼間は何ということもない距離であっても進む向きにわずか10度の誤差があっただけでも自分のいる場所の感覚を失う。

何かがいる!?
 だから来た時の植物や動物の足跡に興じ、夕陽の名残りの残照を見たあと、暗闇が覆うまでの時間が少ないことを意識して、明かりが見えるところまで至急帰ろうと決めた。

 早足で砂丘の上を戻る。あと少しで人のいるところへ戻れるかなというところで娘が声をだした。

 「何かがいる!」

暗闇が迫りつつある砂の上にじっとこちらを見る目があった。
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フクロウがこちらを見据えていた。(分類学上はミミズクもフクロウもフクロウ科で英語での区別はない)
鳥目の鳥は夜見えづらくなるが、全ての鳥がそうであるわけでなく、夜のハンターであるフクロウは暗闇で狩をする。フクロウというと日本では森の中に住むフクロウのイメージだが、ここは砂漠。砂漠の穴に住むトビネズミなどを捕食する夜のハンター登場であった。

 
昼間向きの目しかないわれわれ人間は必至で家路に急ぐが
暗闇で狩をするフクロウにとってはこの時間は一日の始まりである。これから、暑さが去った砂上にありとあらゆる砂の中で暮らしている・・・トビネズミ・ヘビ・サソリなどの小動物たちが動き出す。

 このとき、フクロウの足元に獲物がすでにあったのかどうか・・・装備を整えてきていたならばじっくり生態観察ができたのであろうが、残念ながらフクロウであることを確認しただけで帰らざるを得なかった。

 車の通る道に降り立ち、後ろを振り返った。
フクロウなどの動物はもちろんもう砂丘も何も見えない暗闇が支配していた。



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by miriyun | 2012-04-14 11:34 | Comments(8)