<   2011年 08月 ( 29 )   > この月の画像一覧

内陸住宅地さらに

 1.更地に住宅をつくるということ     
ドバイの内陸部の計画都市としての住宅の3回目
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これまでみてきた住宅よりはリーズナブルになる。
しかし、一見、続いているようだが、個別住宅の集合体だ。
2階だてで1階の一部にガレージが組み込まれているが、2台の巾が充分ある。門を入った緑地も充分広いのでここにも車は置く事ができる。
何もない更地に計画するとこんな風にデザインする事が容易なのはもちろんだ。

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4階だての分譲マンションにあたる建築。

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こちらは戸建て住宅。これらの家が簡単に手に入る国がどばいなのだろう
     
2.ライフラインは見えない
 これらの計画住宅地すべてに共通するのだが、ライフラインが見えない。
 つまり、電信柱に電線・電話線が見えないのだ。計画都市の場合、一帯に必要なラインを地下に設定することをやってからの建築となるわけだ。



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by miriyun | 2011-08-31 08:10 | U.A.E. | Comments(2)

キリンと草の話

ジラーファ/キリン  
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 やさしい目をしている。実は動物園にいってきた。
キリンとイスラーム、関係なさそうでいて、ある。
もっと今よりも広範な地域に住んでいたキリン。
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イスラームの地でアラビア語でジラーファと呼ばれる。これが英語のジラフになったといわれる。

 日本にはジラフも伝わったかもしれないが、中国の麒麟という言葉の方が主に使われた。
 麒麟とは、中国の伝説の動物で1000年を生き、鹿に似ており高さは5mあり、顔は龍、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角をもつとも言われる。
 
 そうして瑞獣といわれるなかで、永楽帝のとき、大船団を率いたムスリムの指揮官、鄭和(ていわ)は船団を東アフリカまで派遣した。その時アフリカで献上された動物にキリンと名付けて、以来、麒麟は実在したということになって大事にされた。この大きさとかは伝説の話にぴたりとあって、長めの顔も、頭部の5つの角が皮膚と毛皮に覆われているのも不思議でこれこそが麒麟と思ってしまったようだ。その麒麟が日本に伝わったといわれる。
 現在の日本ではキリンはこのアミメキリンのような首の長い動物と用事でも知っている。だが、同時に夜になるとあちこちで出てくるキリンビールの缶や瓶の文様はキリン/ジラーファではなくて麒麟のほうだ。同じ呼称を持つ異なる生物を違和感なく使い続けているあたりは日本人らしい感覚だ。

2.キリン*クイズ
  ① キリンが近年、直面している主要な問題はどれか。(複数回答可)
      ア)草食動物   イ)肉食動物   ウ)人間

  ②あれが食べたい・・・と、キリンの目が言っていた。     
 
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   上の木がだめなら、下草でもいいから食べたい。網がなければなとうらやましそう。ではこのあと、キリンと草はどうしたでしょうか
    ア)あきらめて飼育係の方に行って、草が欲しいと目で訴えた。
    イ)脚で網をけって壊してから草を食べた
    ウ)舌を伸ばして草を食べた
    エ)miriyunが草を採って投げてあげた。
    オ)網の下に穴を掘って前足で根こそぎとって食べた
    
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                                        ↑ アミメキリンくん                      
①のクイズの答え
  まあ、全部ともいえるが、あえて二つにすると、近年ということでアとウを選ぶことができる。

 あらゆる動物にとって人間が銃を持って狩猟をやりだしてから、これほど恐ろしいものはない。多くの動物が絶滅の危機に瀕しているのはこの銃を持った人間のせいだ。現在、キリンは法律によって保護されているが、密猟者にはきかない。銃だけでなく、ワナもたくさん仕掛けられている。

 肉食獣はどうなのか。哺乳類の中で最も背の高いキリンは広い視野で周りを警戒し、発達した嗅覚・聴覚によって敏感に敵を感じる。そして、敵が不用意に近づけば強いひづめと蹴る力で撃退し、時に一撃でライオンを殺してしまうことさえある。逃げねばならないときは時速50~60km近くまで出すことができる。肉食獣がキリンを狙える場所は水を飲む場所で、そこで首を下げて不安定な姿勢でいるキリンはとても弱いので、命を落とすことが多い。だから、数日で一回ほどしかキリンは水を飲まない。ラテン語では「ヒョウ柄のラクダ」という名を持つキリンだが、そういう習性も関係しているのかもしれない。

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 キリンは他の草食動物と違って非常に高い位置にある木の葉を食べる。このときのキリンも葉がほとんどないのにいつまでも食べようとしていた。

 こんなに高い位置の枝葉をたべるからキリンの生息地では、樹木の下側が おかっぱ頭の下側のように平らになる。これがキリンの食べられる位置まで枝葉がなくなることによる。
 だが、こんな高い位置で食べるキリンと背の低いガゼル・ウシ・ヤギ系の動物との競合があるのだ。背の低い動物たちが植物を食べつくすことで、大きくなる木が成長しない。そういうところではもうキリン達が食べる木はないので、麒麟たちは生活できなくなる。
 人間が入ってくると家畜をまとめて飼うものだからなおさら、キリンは生存できい。だから、キリンは現在ほとんど人間が住んでいない保護地域だけにみられ、頭数は減少し続けており、このアミメキリンも特に減少している。


②のクイズの答え
 実は、ウシと同じで、想像以上に長い舌を持っている。その舌で、その下で草をまきつけてとる。

     ・・・・・・ほんとに、びっくりするくらいの舌なのだ!!
                       ?!

◆草をからめどり
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キリンの舌は40cmもあるという。亜種によっては50cmあるともいう。
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かろうじて草に触れた。上の歯がないので、さくっと噛み切ることはできない。
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草を必死で下で巻きつける。くるくるとまきつけて、口中に運ぶ。
    うわ~、象の鼻だとおもってしまった。

◆草をこそげどり
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低めの柵の上からのかろうじて首を曲げて草に近づくところがある。そこでは柵の上から草木の上の方からこそげ切るかのようにちぎって食べている。その周りの草はみな上の方がひしゃげて茎がばさばさになっている。きりんは上の歯がないため舌と歯茎ではさんでこそげとる。

ということで、正解はウ)舌でとる・・・・でした。
    けっしてキリンはアミもけらないし、トンネルもほりません。

★食である草が欲しいために首を伸ばし、舌を長く伸ばしたキリン、
        可愛い目と
           健気なばかりの進化とにまいった~

3.自然界のデザイン
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  網目の毛のところ、そのまま見ても絨毯のよう。
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初めてこんなに真剣に見た、キリンのもよう。めりはりがきいているのはもちろんだが、この茶色の部分につやがありタテガミともにデザイン的にとてもきれいだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*いよいよ真夏のラマダンが今日、29日までとなった。
イスラームに全く関係なさそうで、実はちょっと関係あるキリン夜話はここまで・・・。                                   
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by miriyun | 2011-08-28 17:34 | 動植物 | Comments(10)

暁の鷹

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朝早き
   まだ日の出前の砂漠で
        ファルコンは獲物を狩る


すでに捕えた獲物は足下にあり、獲物の脚が見えている。
   鋭いくちばしが印象的な鷹を
                  朝焼けをバックにシルエットできり撮ってみた・・・

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by miriyun | 2011-08-27 00:43 | 動植物 | Comments(4)

埋め立て計画全容

ドバイ埋め立て計画の全容  
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                       ↑ (ワンクリックで大きい画像を見ることができます)
 現地地図に数字を入れてみた。
 これがナキール社が計画している現在のところの埋め立て計画の様子である。

ここまで、ずっと見てきたのは「1」のところで、これがパームジュメイラ。実はこの計画の中で一番小さい。
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この計画の中では島としては完成したところであり、現在続々とクレセント(三日月型の埋立地)にホテルを建設中である。


2は、パーム・ジュベル・アリ
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  今は、こんな何もない状態であるが、陸地がわの大空港とともに産業・物流の中心地になる予定のところであるから、近い将来ここは大変身を遂げるのだろう。

3.ザ・ワールド
 
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4.パーム・デイラ
  もう、ヤシの木というには苦しいような海よりは土地をつくりだすことを念頭に置いたような埋立地。
ヤシの下部の埋立地だらけで巨大モールなど商業用地としての島もある。日本の企業、五洋建設もさんかしており、沖合54kmの海底から掘ってきた砂を埋立地に吹き上げていく。総量11.4億㎥もの砂を使うという。
出来上がればこれこそが、世界最大の埋立地になる。

5.ユニヴァース
 ザ・ワールドの周辺に文様のようにできる島々。もうここまでやるかなという感じだ。

6.アル・ラス他
 ジュベル・アリの付帯する埋立地。産業用か住宅用かまだ分からないが、形としては工業地帯向けか。


どうなる?ドバイ
 これがすべてできるとドバイの海岸線の総延長はどんなことになるのやら想像もできない。
また、ほんとにここまでできるのかという疑問符もある。
 
 金融資金と世界経済の動向は不安定で何とも言えない。
だが、石油やガスがもともとまわりの湾岸に比べてなかったドバイ首長国
              ・・・この国が考え出した戦力には正直、圧倒されるものがある。

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by miriyun | 2011-08-26 06:08 | U.A.E. | Comments(4)

驚きはアトランティスオープンから

驚くことから始まる
2008年11月、ビックリした映像が流れた。
アトランティス・ザ・パームのオープニング映像であった。
一つのホテルのオープニングセレモニーの領域をはるかに超えたオープニングに驚かされるとともに、どうして?という疑問がわいてきた。
そして、豪華ホテルに興味があったわけではないのにもかかわらず、いつかここをみに行こうという思いが刷り込まれた。


前代未聞のオープニングセレモニー

では、どんなオープニングセレモニーだったのかを動画で紹介。

 とても一つのホテルのオープニングという規模ではない。
いかにドバイがこのホテルのオープニングを介してパーム・ジュメイラに力を入れているかわかるというものだ。

 そして目を疑うようなパームの枝のあちこちからあがる花火によって、目にも鮮やかにパームが光の束となって現れ、世界に対してこれほどのパーム型人工島の宣伝はないであろう。
 大がかりに花火を使うのはブルジュ・ハリファでも使っているが、最初はうめきたくなるような花火も後半は花火で煙でだいぶ見えなくなってしまっていた。
それに対して、ジュメイラでの花火はいわゆる会場の仕掛け花火で仕掛けの陸地もきちんとあるというものであるから海中スターマインであろうとナイアガラであろうと仕掛け放題で、広いから煙もさほど充満することなく、海辺の花火大会をもったいぶらずに一気にやってしまうような華やかさがあったのだ。

人工の島々の今後
一つのホテルの規模ではなかったオープニング。
これは、明らかにドバイが力を注ぎ、今後もたくさんの埋立地を作って行く事を前提にしたパフォーマンスだったと位置ずけられる。ドバイは20億円をつぎ込んで、ホテルではなくて、ホテルのあるパーム・ジュメイラの素晴らしさを、あのヤシの木型に上がる花火で表し、その凄さは確かに世界に伝わったのだった。ジュメイラだけでなく、ジュベル・アリ、ザ・ワールドなどをアピールし、投資対象としてのドバイを力強く印象づけたのだった。

 だが・・・!

その翌年には債務超過でドバイは行き詰まった。ただ、同胞のアブダビ首長国がドーンと資金援助したので、一端事なきをえたが、それをずっとするほどアブダビも甘くはない。
しかしながら、アブダビもドバイを目指し、また道路もメトロもドバイとつながって発展しようという行動になっているので、ドバイが完全に凋落するのを放置できない立場にある。

 今後の人工島の計画はできあがっている。が、その完成はいつなのか。経済基盤とともに未知数のところもある。

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by miriyun | 2011-08-25 06:23 | U.A.E. | Comments(4)

パーム・ジュメイラの不動産価格

パーム・ジュメイラの不動産の値動き    
パーム・ジュメイラの住宅地は2001年に売り出している。このとき、まさにバブルで金余りの時期であったため、斬新な計画のこの島も人気で4ベッドルームで150万ドルのたかじぇであった。
 以後、400万ドルまで高騰したが、2008年にはリーマンブラザースが倒産し,そこからの連鎖で、2009年12月の突然のドバイショックがおこる。不動産価格が暴落し、住宅価格は一気に40万ドルにまでなった。(田中 宇氏の「ドバイの破綻 」2009.11.27より、数値を引用)
為替も考えずにざっと例えてみると1億5000万円でこうにゅうして、4億円にまであがったのち、ドバイショックで4000万円にまで下落したというようなことだ。

2011年の不動産公告
 パーム・ジュメイラの住宅を現地の新聞の不動産物件としてさがしてみよう。
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『日当たり最高。景観最高。プライベートプールに目の前のビーチ。モノレール駅至近。(ただし歩いて駅まで
行くと熱中症になるので、車を勧める。)設備は最新。周りには高級ホテル。冬は散歩にも最高。花や緑も美しい。(夏は湿度も高い。昼の気温は43度前後で体感温度50度くらい・・・)』
 ・・・などと不動産屋は言うのだろうか。

 というのはテーマから外れるので置いといて、数字に注目してみよう。

価格はディルハムなので円にするには約20倍くらいにするといい。
この広告で最も高いAED4.5millionは、ざっと9000万円。最も安い1.6millionは3200万円であり、高級住宅地として日本でも納得できる金額に今は収まってきている。
 それでもなお、パームの枝のうち一本がまったく建設されていないのをみると、これもドバイショックの影響がまだあるのかとおもってしまう。


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by miriyun | 2011-08-25 02:47 | U.A.E. | Comments(2)

パームの枝に住宅街・・・パーム・ジュメイラ

パームは住宅地 
 パーム・ジュメイラは建設予定時から、高級住宅地として分譲された。
初期のころにベッカム選手が購入したと世界にニュースが流れたのを覚えている。人口の島に工場や商業施設・水族館・博物館などをつくるのは日本でもおてのものだ。だが、人工島に巨大な住宅街をつくるということに驚いていた。自然の環境が異なるからそういうのもありなのだろうと思いつつも気になってきた。

 じっさい、人工の島の住宅はどうなったのだろうか。

 
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 この列の家々は各戸にプールがある。
どのプランの家であるかで勿論異なる。玉ねぎ型の屋根を3つも載せたり、風塔(バードギール)があったり、また中庭をあけてある家の造りもある。
 
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プールをつけていない家もあるが、モノレールから見ればなんとまあ、大きな家である。そして広い敷地やデッキがあり、各戸専用の階段で下に降りればその家のプライベートビーチのようだ。
 ホテルのプライベートビーチではなく各家のというところがすごい。

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イスラーム地域のバードギールを備えた伝統の形の家。勿論中は最新設備だが・・。隣には豊かな緑。
奥にはパームの枝と枝との間の海が見える。

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一本の枝には2列の住宅があり、それぞれが海に面している。そして、中央に並木道がとおっている。

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それを空から見ればこんな風に確かにヤシの木方の住宅地になっている。
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まっ白な枝はまだ分譲中なのか、建設が遅れているのだろう。


*普通の町を見るよりも周りが海だけに密集しているように見えるが、じつは一戸一戸はゆとりある住宅が連なっていた。
 世界でも初めてのタイプの人工島の平たいところにびっしりと連なった住宅地であった。


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by miriyun | 2011-08-24 05:55 | U.A.E. | Comments(6)

ラクダの毛

飼い主に似る? 

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冬の砂漠で出会ったヒトコブラクダの群れ。飼い主はふつう、ラクダに名前を付けたり、ペット化することはなく、家畜と割り切って扱う。
 でも、20頭ほどのラクダを連れたこの飼い主はラクダに手をあていとおしそうにした。
犬猫はよく飼い主に似るとかいうことを聞く。飼われている環境や本人の好みもありそうなるのだろうが、このラクダの表情をまじかでみて、飼い主似だと思ってしまった・・・。

ラクダの毛
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 飼い主と同じ細めのあごなのだが首がもこもこしている。おやっと見ると、ラクダの毛がびっしり。
写真でもわかる太さ。剛毛である。
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◆この毛を使ったものは荒めの敷物などがあるが、簡単な作りのショルダーバッグにしていたのはチュニジアの南部、ラクダがいっぱいの町だった。
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 ラクダの文様にしているのは、ラクダ色の太い糸だ。また、ラクダは白ラクダから黒ラクダまで、色は結構違いが大きい。バックのもとの地は大分細く糸をまとめてあったが、黒と灰茶が混ざっていてこれまた荒い毛糸であった。
冬の毛で保温性が選れている。 しかし晩春に抜け落ちても,ラクダの毛はつむぐのも難しいし、かたいのであまり実用的にはならない。だから必然的にラクダの毛の絨毯・キリムというのもあまり聞かないわけなのだ。


でも、そういったことなんか関係なく、このラクダ色のうねった毛をくしゃくしゃと撫でてしまいたくなるんだ。
・・・・・・・・・(実際は、よほど気に入られなければ顔の前に行くと大変なことが起こるので要注意だが・・・。)

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by miriyun | 2011-08-23 12:04 | Comments(10)

空撮*アトランティス・ザ・パームをめぐる

アラビア海側から望む 
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                                  ↑ ワンクリックして大きい画像でご覧ください。
ホテルアトランティック・ザ・パームはジュメイラの外側のクレセント(三日月型)と呼ばれる人工島の上に存在する。
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                                  ↑ ワンクリックして大きい画像でご覧ください。
アトランティス・ザ・パームの外海側からパーム・ジュメイラを望む
建物はイスラームの伝統の左右対称ではない。塔の高さが対象でないのが目立つ。こういうところからも伝統工芸のホテルではなく、現代アートのホテルということが見えてくる。

 外海に向かう方は庭園と、島をめぐる道路、防波堤、クルーザーが白波を立てて通り過ぎ、ヘリや海上タクシーが行き来する場所である。


パーム・ジュメイラ側から見る

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内海と人工島に面する方はこちら。

パーム・ジュメイラの中央頂点にあるために、ジュメイラの人工島と対岸の高層ビル群を見渡すことができるのはこちら側の部屋。

 このホテル平面で横に広がっているのではなく、両翼がさらに二つの翼のように分かれている。結果的に部屋の向きは全部で6方位くらいあるのがわかる。

 せっかくのリゾートホテル、もし泊まるならこうして方位を調べて、何を見たいかで決める。巨大ホテルは部屋数が多い。余裕のある時期には希望は通る。
海を見つめたい人はアラビア海側を、人工島の様子を窓辺で見つめたい人、こちらは夜景もパームツリーにみえるだろうか・・。また、プールの混み具合をみたり、ブルジュ・アル・アラブを遠くに見つめたり、まっすぐな海岸線しかなかったところが窓辺だけでも何とおりもの異なった景観をみることになる。
その他に全ての場所に共通するが、日の出・日の入りはどちらなのかも大事な要素だ。

ちなみに、自分がもし泊まるとしたら何処を選ぶだろうか。それは、やはりパーム・ジュメイラに向かいあう正面に窓が大きくあり、しかもできるだけ高層階だろうなと思ってみたり・・・。

 旅はそんなことを考えるのも、いとおかし・・・。


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by miriyun | 2011-08-22 03:22 | U.A.E. | Comments(2)

デール・チフーリのガラスアート*アトランティス・ザ・パーム

吹きガラスの工芸 
 全く新しいインテリアのアトランティック・ザ・パームだが、さりげなくローマ時代の彫刻やニッチの要素や床のモザイクなど海テーマに沿いつつ伝統の工芸も取り入れている。ただし、古いままの物はなく、すべて現代作家によって、新しいアートとしてデザインされた形である。
 特にその代表なのがメインロビーにある。
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 白の柱はヤシの木をあらわしているようだ。なんといっても、ここはアトランティス・ザ・パームなのだからヤシの木も海とともに大事な要素なのだ。

 その中で、地中海地域に始まり豊かな文明のあかしであったガラス工芸も形を変えてここに出現していた。
 吹きガラスである。
これに近づいていくとだんだんとそのモニュメントが如何にできているかがわかってくる。

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天井に向かって高く積みあがったガラスの塔は青・水色・グリーンのガラスが混ざり合い絡み合う。
  細くくびれたところではそれに紫とピンクが加わっていく。
     頭頂部では黄色と赤へと変化していくグラデーションとなっていて、実に美しい。

 
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 このガラスをそばで見るとガラス管をふくらませたものだ。一つ一つ職人の手作りガラスである。
実はこのナキール社がつくったらしい映像を現地で見た。その中で、職人が吹きガラスで一本一本微妙にそらしながらつくっている様子を見た。なにぶんにもガラスであるので、これを組む時いかに神経を使う作業であるかを想像しながら見たのだった。
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 そして間に金色がかったものがはりついている、これは何とガラスのタコや三葉虫など海の生物たちだった。

*コメントを下さった「Kの庭」のななさんが、このガラスアートの作者を見事いいあててくださった。
そこで、作者紹介。・・・・・・実はそこまで有名な作家とは知らなかった。( ̄∀ ̄;)  



デール・チフーリとは
 一言でいうなれば、作者は当代随一のガラスアーティスト。

 1941年生まれのアメリカ人。
ワシントン大学でインテリアデザイン、ウィスコンシン大学でガラスアート・彫刻を学び、さらにロードアイランド・デザイン学校で研究をつづけた。1968年にフルブライト奨学金を得て、ヴェネツィアでベニーニのガラス工場で研修した。

・・・・・・・だからこの色なのか~!
         ロビーのガラスアートの切れ味のよい色の作品を見上げながら、
             これはヴェネツィアンの色だと感じていた。


 1971年に、チフーリはワシントン州でピルチャックグラススクールを共同設立。ここは、ガラス芸術にたずさわる者が交流し、ガラスの新たな可能性を生みだそうとする試みがおこなわれている場所で、日本をはじめ世界中から多くの作家が訪れる。
 チフーリ氏は事故により片眼を失明してからも制作意欲は衰えず、新しいデザインを考え、図に表し、仲間とともに吹きガラスで制作したパーツを組みあわせたダイナミックな作品を制作し続けている。まさに、今回のホテルで見たような作品なのだ。

 デール・チフーリ氏らが手掛けた多数の作品は、アメリカ各州の博物館はもとより、世界の博物館に飾られている。植物園のそこここにガラス細工の作品を配置する、植物園での作品展も素晴らしい。→デール・チフーリの作品
 現代ガラス工芸の第一人者で、1992年にはアメリカ初の「ナショナル・リビング・トレジャー」(アメリカの人間国宝)に選ばれた。


 そして、デール・チフーリの作品は日本にもあり見ることができる。彫刻の森、サントリー美術館、そして名古屋の大一美術館ではラリックやガレと同格の作家として取り上げられている。

ではロビーの柱の中の作品を再度確認してみよう。  
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高さ10m以上。ガラスは3000ピースも使われた特大の作品である。

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さらにこちらはロイヤル・タワー棟のザ・スパ・アトランティスは2フロアにわたって27室もあるというがその一つのフロアの天井から釣り下がるシャンデリア。明るい黄色の丸天井に映えること!
 これもデール・チフーリ作。アトランティス、美術館なみにそろえている。

◆これを見に行ったわけではなく、アトランティスってどんなホテルなのかと見ていた中で偶然見かけたのだが、幸運な出会いだった。
 テーマやお国柄をうまく取り込んだデザインがとてもよかったが、やはりこのガラスアート、が圧巻であった。

(*なお、このホテルは、ブルジュ・アル・アラブと違って、宿泊やレストラン予約者でないとはいれないという制限は全くないので、このガラスアートもだれでもいきさえすればみられるのだ。)
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by miriyun | 2011-08-20 02:50 | U.A.E. | Comments(14)