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夜のスルタンアフメットジャーミー

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 スルタンアフメットとアヤソフィアの間に円形の池がある。この池に両建築がそれぞれ写る姿が見られる。夜もそれが美しい。

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 イスタンブルの見所の多くはスルタンアフメット地区に集中している。

 スルタンアフメット地区は旧市街にあるが、日本人のツアーでは新市街に宿をとることが多い。実際、初めてツアーできたときに新市街のヒルトンなどになっていたが、きれいなホテルが好きな人、どこへ行っても同じ環境を求める人にはいいかもしれないが、私はこれ以後は旧市街に宿泊しようと心に誓ったものだ。
 
 イスタンブルは以前より交通の便が非常によくなっており、昼間の移動・夕刻の移動も一人でまったく心配ない。しかしさすがに夜は出にくいものだ。しかし、自分が最も写真をとりたいのは夜明けと日暮れ・夜景でありそのためにはホテルと被写体の距離感が重要になる。

 地図を眺めながら、夜ここまでの距離は?とかホテルからアヤソフィアやブルーモスクを眺められるか、そのとき塔は何本まで見えるのか、朝日、または夕日をバックにした姿が見られるのかを考える。そんな準備の時を過ごすのが好きだ。
 だから、旅の始まりは空港からではなく地図を見始めたときからといってよい。
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 昼間は雨で池の水も揺れてしまっていたが、夜はその姿をしっかりと映し出していた。 


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by miriyun | 2007-11-30 07:17 | トルコ | Comments(6)

トプカプ雨上がり

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イスタンブルの雨は短い。
 
 根気強く待っていると、ふと雲間が切れる。
   遠くでかすかに日があたる町が見えてくる。
   
       植物も道もみずみずしく色彩に変わる。
          
 雨上がり、
   人々の雰囲気も突然やわらかく変容するとき・・・
     そんな一瞬をとらえてみた。
         なぜか、犬さえ雨上がりを喜ぶごとく画面に登場してきた。

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by miriyun | 2007-11-29 03:21 | トルコ | Comments(0)

イスタンブルで本田孝一アラビア書道展

 イスタンブルのユルドゥズ宮殿の庭を先に進んでいくとさわやかな水色の平屋建ての建物が見えてくる。

 そこが昔のスルタンの謁見場であった場所で、現在はイスラーム芸術の展示や会議に使われている。
 
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ここで、アラビア書道家本田孝一氏の個展が開かれている(11月30日まで)。

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 細長い小さな建屋であるが、中に入ると赤絨毯で廊下部分は貫かれ、また壁はイスラームを表す星模様の真紅の壁布で覆われ、大きなシャンデリアが下げられた部屋そのものが文化遺産といった部屋である。 
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作品は宇宙観や自然の光と色合いを意識したデザインの中にクルアーンの言葉がスルスやナースタアリーク・ディーワーニー・ナスヒーといった書体で表されている。
(奥の一段高くなった場所はスルタンが建つ場所。)壁が真紅で星模様がはいっているので、作品展示した全体の様子としては、強い個性同士の組み合わせになる。
 しかし、作品に近づくと、人間の視野というのは案外狭いもので、見える範囲は1作品だけになり、その作品の宇宙観の中に投げ込まれたようになる。どっしりとした文字や軽快な文字が配されているが、背景には、他の書家には真似のできない深遠な青が渦を巻き、また、求心的な緑は見る人を引き込んでいく。
 
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作品展では多くの人が、熱心に見てまわり、中には大英博物館で見てこちらの個展も見たくなりやってきた人もいるという。 

 
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↑中央。広がり感のある紫を含んだ青の帯が軽やかに展開される。そこにきゅんとしまったスルスの見事さよ!ほれぼれする作品である。
 三角形の2点はその頂の裏に太陽が隠れている時のようなふちの輝きを見せている。

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 そして、今回出品されたピンクを基調色とした作品(↑の奥)は、砂漠で暮しておられたときに経験されたという景色・・・すなわち地平線から空へと立ち上るような金の光とその背景の明るい空を表しているという。
 その隣のマンダラ風文様の展開は珍しいのか、トルコ人から質問がでていた。色が遠めに見てもたいへん美しい。                                                                
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☆ 天井から20点近い大きな作品がかけられ、それらを一気に見る機会を得た。作品の持つ文字を介した宇宙観や自然の力というものが胸のうちにフワリと、時にはググ~ッと迫ってくる。 これらをどう言葉にあらわしたらいいのか、自分には充分に表す語句を探しきれずにいる。

 まあ、百聞は一見にしかず。ぜひ一度ご覧ください。

            (なお、個展会場の写真掲載については氏の許可をいただいています)
      

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by miriyun | 2007-11-28 02:50 | トルコ | Comments(6)

ユルドゥズ宮殿

 ユルドゥズ宮殿は、ヨーロッパ側新市街のベシクタシュにある。
 門をくぐるとそこには2階建てのこじんまりとした瀟洒な装飾の建物がある。1850年にスルタンアブドュルハミド2世がまだスルタンでないころに建てさせ、自らもここに33年間暮した。

 なぜ、華麗なるドルマバフチェ宮殿があったのにそちらに住まず、このこじんまりとした宮殿に住んだのかわからない。
 しかし、オスマントルコ帝国が崩壊寸前の時に即位し、彼こそがその政治で帝国を安定させ33年間もの間在位することとなった。彼は多くの近代的学校を建設し、文化・芸術の擁護を行い、私財をなげうって道路や鉄道の建設にも力を入れた。
 
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 現在、ここはIRCICA(イスラーム歴史芸術文化センター)の本部になっている。
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 この脇にイスラームの施政者がつくることの多い水道のモニュメントがあり、そこにはスルタンのトゥーラ(トルコ語読み)あるいはトゥグラー(アラビア語)と呼ばれるサインが示されている。

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 そこには、アブドュルハミド・ハーン・ビン・アビュドュルメシド・アル・ムザッファル・ダーイマと書かれ、永遠の勝利者と称号されている。 
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by miriyun | 2007-11-27 03:35 | トルコ | Comments(5)

ほくほく焼き栗…赤い屋台(2)

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お父さんと一緒に焼き栗を売る。焼く手順を教わりながら・・・。

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 栗は天秤はかりで量る。100グラムで3YTR.200グラムで5YTR.
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なんでもきれいに並べるトルコ人気質


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とうもろこしもホクホク
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by miriyun | 2007-11-26 07:19 | トルコ | Comments(4)

赤い屋台のシミット!

街には、ちょっとした食べ物の屋台が出ている。
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どこでもあるのがこれ!赤い車に乗せられてどっさりのシミット(Simit)。
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ドーナツ型でゴマがたっぷりついたパン。
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軽い感じで、街歩きに小腹が空いたとき、ちょこっと食べたい時にちょうどよい。公園でベンチでかじるのもよし。持ちかえって、エルマチャイを飲みながら食べればなおよい。
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更にアップ。すきまなく白ゴマびっしりの様子がよくわかる。
 味はどうか?ゴマのプチプチ感と軽い食感のパンで、ほんとに気楽に食べられる。そしてもちろんおいしい。
 なかなかお手軽スナックとしてよく、たくさん売れているのが、なるほどとうなずけるパンだった。

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by miriyun | 2007-11-26 05:37 | トルコ | Comments(2)

秋色イスタンブル

 いつも夏の雨一つ降らない様子ばかり写してきたが、雨ふりそぼる、あるいは日本と同じような紅葉の中の風情もまたよい。

◆ 雨の風情
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 もちろん晴れているときスルタナハメットのくっきりとした感じは得られないが、11月は雨の月、それを楽しむつもりで見ると、ジャーミーの前の木のベンチは雨に濡れていっそう赤みを帯びているのが際立つ。
 以前にトルコをおそった大地震の時、余震をおそれた人々がこのベンチで幾晩も寝泊りしていたということを思い出した。目の前に壮大なジャーミーが地震にびくともせずにデーンと建っていたならば、安心感も大きいだろう。

◆ マシュラビーヤは大理石に映り、
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 トルコ語で何と言うかは知らないが、透かし彫りはアラブやインド同様たくさんある。ふつうは、日差しが当たっての影を楽しむが、雨の日は雨に濡れた大理石に映る姿を楽しもう・・・。

◆ 秋色
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セッジャーデ・ジャーミーの裏庭の小道は対角線に走っていて、おしゃれな小道だ。一目で気に入ってしまった。そして、雨に濡れた黄葉とジャーミーがしっくりなじんでいることにも。

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トプカプの入り口の門を内側から見る。これから入ろうとしている人のはやる気持ちが見える。その人々の向こうには、まあ、なんと見事な秋色の木々、なんとイスタンブルは四季の変化の似合う街だろう。

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by miriyun | 2007-11-25 11:38 | トルコ | Comments(4)

アラビア書道作品展のお知らせ

◆ 作品展のお知らせ
 現地時間16日から本田孝一氏のアラビア書道の個展が開催されている。

期日: 2007年11月16日(金)~11月30日(金)

 場所はイスタンブールユルドゥズ宮殿  (ユルドゥズ・サラユ) 。
ここにIRCICA(Research Centre for Islamic History Art and Culture)イスラム歴史・技術・文化研究センターがある。アラビア語のカリグラフィーの登竜門としてのコンクールが3年に一度開催しているのがこのIRCICAだ。  
 宮殿ではあるが、通常の観光ルートからは外れている。ヨーロッパ側の新市街、ベシクタシュからバルバロス通りを北に少し行ったところで、ユルドゥズ公園に隣接する。
 イスタンブールのタクシーの運転手も知らないことが多く、近くのチュラーンパレスなど他の宮殿につれていたれてしまうことがあるので、下記の住所をメモしてお出かけを!

Barbaros Bulvari, Yildiz Sarayi, Seyir Köskü 34349, Besiktas
(TEL: +90-212-259-1744)
 

先のNHKの番組でも紹介されていたが、新作20点ほどが展示される。

なお、2階建ての小さい宮殿とはいえ、セキュリティは厳しく外国人はパスポート提示だとか?行かれる方は念のためご用意を!

◆その他のお知らせ
 一週間ほど、更新できないかもしれません。うまくインターネットカフェを見つけたら写真館を中心に更新します。
 また、Exciteブログは19日メンテナンスのため表示できなくなるようです。

 いろいろご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
 また、いつも励ましの言葉をくださる皆様、ありがとうございます。遅くなるかもしれませんが必ずお返事しますのでよろしくお願いします。

 また、よろしかったら、右にタグがあります。まだお読みでないのがありましたら項目別になっていますのでよろしかったらご覧ください。

   では、また。^^

◆◇追記◇◆
 パスポート提示は不要でした!

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by miriyun | 2007-11-17 11:39 | その他 | Comments(8)

ラクダの影 in サハラ

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 強い西日に
   ラクダの影はくっきりと・・・

 うすいたてがみさえも写しだされる
       背負う荷物もさらに印象深く・・・



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by miriyun | 2007-11-15 07:06 | 写真館 | Comments(8)

砂漠の歩み方・休み方

◆ラクダの歩き方 
 ムハンマドは手綱(たづな)をひき、足早にひたすら前を目指して歩む。ラクダの立ちかた・座り方で示したようにラクダならではの動きがあるので、立つ時と座る時は、鞍の取っての木の所を両手でしっかり掴んでいる。
 
 ラクダの側体歩の歩みも慣れてしまえばのりやすい。風はないし、すこぶる快適なラクダ行となる。
 平坦なところを歩む時は、両手はもう離して、好きなように写真を撮ることになる。ラクダの乗り方としては両足でラクダの体を締めるようにしっかりまたがるか、鞍の上にしっかり座るタイプの場合は持ち手の向こう側に脚を回して片足の上にもう一方の足をからげていく場合がある。

 次第に砂丘がふえてくる.
砂丘を下る時はこちらは大きく下に傾き落ちる危険性もでてくるので、こういう時はしっかりとつかまる。
 ムハンマドは時々ラベース?ときいてくる。「ラベース!」と答えると安心してまたずんずんと進む。ラクダに乗ることが大丈夫だと判断してからは、自分で手綱を持つようにといってくる。後はらくだ任せだ。そして時々ムハンマドは口笛のような響かせる音を発するとそれに応じてラクダが動く。

 ◆砂漠での休み方そして、1時間歩くと10分ほど休む。

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 これはムハンマドのためか、客のためなのか、あるいはラクダのためか?・・・おそらくそのすべてのためだろう。砂漠は体力を消耗するようなことをしてはいけない。

 
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朝夕なら休む場所は必ず潅木の陰になるところだ。日陰でからだを動かさずに休む。影には入れそうなときにはラクダもその影に座らせる。
 ムハンマドはここでラクダの背にくくりつけた水入れから水を飲む。しかしラクダには飲ませない。こういうときには飲ませるものではないのだ。ラクダに水をやるのは井戸にたどり着いたり、町に戻ったときだけで、その時はまとめて何十リットルも飲むことになる。

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by miriyun | 2007-11-14 03:07 | チュニジア | Comments(3)