カテゴリ:マレーシア( 17 )

マレーシアのブルーモスク

 クアラルンプールの南西25kmに位置するスランゴール州の州都シャー・アラム。ここに一般にブルー・モスクと呼ばれるモスクがある。

1.スルタン・サラフッディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク
Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque 


 正式名は長いのだが、この名前はこのスランゴール州を治めていたスルタンの名前である。マレーシアでは9つの州のスルタンが5年づつ、持ち回りでマレーシアの国王を勤めるしくみである。連合王国らしい解決方法である。

 ところで、スランゴールのスルタン・サラフッディンは1999~2001年にかけて2年半国王をつとめた人物である。その国王としての正式名は、モスクの名よりももっと長く、
Almarhum Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Alhaj Ibni Almarhum Sultan Hisamuddin Alam Shah Alhajという。
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 このような巨大なモスクを国王になってから、国の要のモスクとしようとしたのかとも思った。

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 しかし、ドームの側面の、バスマラにはヒジュラ歴で1407年とあり、その横には西暦での1985年表記もあった。そして完成は1988年ということなので、州のスルタンであった時代につくらせたということだ。どうもマレーシアではそれぞれの州ごとにかなり特徴ある立派なモスクを建造しているようだ。

2.二つのブルー・モスク
 このモスクのドームとミナレットは白と青で統一している。装飾は青のパネル青い文字の焼き付けられたカリグラフィーパネルだけである。このような外装からブルー・モスクといわれる。

 トルコのスルタン・アフメット・ジャーミィも、ブルー・モスクである。しかし、外壁はトルコのジャーミィは地味で、決して青ではない。実は、青を中心とした華麗な草木文様のタイルが素晴らしく、その内装からブルーモスクと呼ばれるのだ。

 二つのブルーモスクは異なる観点からそう呼ばれているのだった。

☆ヨルダンの新しいモスクもたしかブルー・モスク・・・このブルーは外壁の青だろうか。確か淡い色だったと思うが・・・。青はモスクではとくに使われる色であり、世界にはもっとブルー・モスクと呼ばれる建築があるかもしれない。

3.世界4位?!


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 4隅にミナレットをもつ正方形タイプのモスクである。正面からは全体像が見えるらしいが、周辺部は南国らしくヤシの木がびっしりと生えている。
 正面から見ていないことと、周辺を歩いて見て回らなかったため、いまひとつ大きさが実感できないでいるが、世界有数の大きさを誇るモスクである。
 ガイドブックには世界4位とある。(今現在もそうであるかどうかはわからない。何分産油国は大きな建造物を次々と作っているので、いつの間にか追い抜いている可能性もある。)


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ミナレットの高さが142.3mということで、桁違いの大きさだが、全体が大きいので、その桁違いな高さも実感できない。一つ感じたのは、この塔に登るための、通常なら螺旋階段があるはずであるが、桁外れの高さにはエレベーターでも取り付けないと果てしなくらせん階段を上ることになるのではないか・・・と、人ごとながらそんな心配をしながら見ていた。
 
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礼拝堂以外の回廊は見学できる。真っ白な回廊が続く。
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 雨が降ったり、日が差したりで、雲が動きどおしのときであったが、真っ青な空の下でのブルーモスクを今一度見たいものだ。

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by miriyun | 2009-05-24 18:17 | マレーシア | Comments(8)

ペトロナスタワー&モスク・・・ペトロナスツインタワー(8)

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ペトロナスタワーとモスク

 KLCC公園から東に向かっていくとモスクとタワーの光の競演に出会うことができた。雨が次第に大粒になり始めるときだったが、それでも存在感のあるタワーである。

 光というものは、何と人へ強い印象を与えるものだろう。これから建築界でも芸術面でも光というのは大きくクローズアップされてくるに違いない。

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by miriyun | 2009-04-24 07:03 | マレーシア | Comments(12)

モノクロで見るモスク

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                                   ↑ 夜のモスク

 MASJID ASY-SYAKIRINというモスクである。

色鮮やかな写真が盛んな今でも、時にモノクロ写真のほうがしっくり来るものもある。
クアラルンプールのKLCC公園の宇宙船のような形のマスジドである。マレーシアらしい幾何学ドームと武田菱を縦型にしたような窓をもつ。そして階段を上った上にこの柱が林立しする礼拝場所があり、この柱が上部を支えている。
 

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by miriyun | 2009-04-15 05:32 | マレーシア | Comments(10)

パクパキス

 マレーシア、レスト財団のアートコンプレックスの展示室に、マレーシアにおける筆の展示があった。
カラム・・・アラビア書道の筆は、中東では葦が使われる。
 日本の葦を試してみたら、アラビア書道には弱すぎて全く使えなかった。日本ではちょうどいいのは竹である。

では、マレーシアではどうなのか。竹材はたっぷりあるはずの地域なので、当然竹だろうと思っていたのだが、予想はハズレ!

筆の材料 パクパキス
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 マレーシアの竹は、弱いそうで、カラムとして使えないという。同じ植物でもやはりその特徴は様々なのだ。では、何を使っているかというと、「パクパキス」だという。山菜にもなる植物だというが、マレー語と日本語との間で理解できるところまで行かなかった。

 英語では Fern ということなのだが、そうするとシダということになる。シダというとワラビも含まれるから、たしかに山菜にも関係する。しかし、草というイメージで、この太さが理解できない。

 帰国後調べてみると、シダの仲間には木生シダというのがあることがわかった。
茎が木化して幹となり、その高さが5m程度になるシダ植物の総称。日本ではヘゴ科のヒカゲヘゴ、ヘゴが多く見られることから木性シダを総称して単に「ヘゴ」と言われることが多い。幹の頂点にある成長点から葉を束生し、ヤシのような樹形になる。熱帯の山地や亜熱帯に分布する。木生シダの優占する林分は中生代的な相観を形成する。木生になるシダはヘゴ科とタカワラビ科の種の一部で日本にも一部存在する。


 ヘゴ科のシダは園芸用木材として使われるというから、かなり丈夫なものなのだろう。

◆マレーシアでは、筆として竹や葦でなく、このシダの丈夫な茎を使うということだ。
  (・・・しかし、マレー語の壁の前でいまひとつ確証がないので、ご存知の方がいらしたらご助言を!)

★☆★≪追記≫★☆★~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 さっそく、マレーシアでは巨大なヤシの木のようでいては葉は確かにシダである木生シダを見たとコメントをいただきました。
 そのすごい、シダを見させていただきましょう。
この話にあわせてアップしてくださった写真です。⇒⇒ぺいとんさんの『茉莉千日香』・ジェラシック・カリグラフィ
                  ☆すごいです!


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by miriyun | 2009-03-07 18:53 | マレーシア | Comments(8)

金と緑のタワー・・・ペトロナスツインタワー(4)

 ペトロナスツインタワーは、ペトロナス社の持ちビルであるが、タワー1もタワー2もテナントが入っている。日本のハザマが建築したタワー1にはたくさんのテナントが入っているそうで、まだ夜半まではそれぞれのテナントが使っている光もあって尚更輝いている。
 深夜に近づくにつれ、部屋の明かりは減っていくが、このビルそのものがライトアップ用にもともと作られているのか、美しいミナレットにも似た姿を夜空に浮かび上がらせる。

 ではライトアップといっても、かって世界一といわれた超高層のビルをどのようにライトアップしているのか。レンズの力で迫ってみよう。

◆タワーの頂点
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 頂点に二つのライト、その下に丸い飾りがある。つい日本人はこういうのを見ると法輪をイメージしてしまうが、イスラームのミナレットも頂点にはこういった飾りがある。
 そしてその次の居住空間を上から一層、二層と仮に数えてみる。(本来なら88階、87階というべきなのだろうが、わかりにくいので上から数えてみる)


◆金の階            
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 四層と五層。
 四層は金色の窓枠とその下の金の屋根が目を引く。ここの階の丈夫に横に4列のライトが外付けになっているのが見える。
 五層は金属色だが、室内の照明はついていない。ライトは5列にわたっている。(一部はライトが消えているように見える)

◆六層は全くライトが使われていないで黒く見える。

◆緑の七層・八層                    
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 外観を構成する建築素材は金属色。この層は外のライトも2列ぐらいづつつけている。
 室内の照明が一律に付けられていて、みどりがかったガラスの色がすっきりと浮かび上がり、これが基調色になっている。

 また、外付けライトには緑のライトがところどころ配されている。

 外観は扇形の部屋と直角二等辺三角形の部屋を交互に配したつくりになっている。これがタワー全体の味わいのあるフォルムを作っている。

 ☆~~~☆~~~☆
これを見ながら、ピラミッドを思いおこした。遠くから見るとまっすぐに見える稜線に近づいていったときに近くに行くほどに高さ1m以上もある石を積み上げたカクカクの線であったことに驚いた昔日の思い。
 それが再現される。まっすぐかと思ったタワーがなんとも複雑に入り組んだ形をしていていること、しかしこの建築が巨大であるため遠くからはすとんとした姿に見えてしまうのだった。
 ☆~~~☆~~~☆

◆さらに、部屋まで注目してみる。
このあたりの階では外に面したところは小部屋に見える。ライトアップのための小部屋、またはカーテンやブラインドによって生活空間が見えないようにしているようだ。。仕事や居住のための空間はこの壁もしくは遮蔽物の向こうにあるのだろう。
 ここから下界を眺めることはできるのだろう。

 それにしても、この巨大なビルを二つも、0時までとはいえ煌々と輝かせておくのはこの世界不況の中では大変なことだろうと心配した。
 しかし、
 そういえば、マレーシアは産油国であり、
           ペトロナスは石油会社であることを思い出した。
                      要らぬ心配だったのだろうか・・・。


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by miriyun | 2009-02-11 12:40 | マレーシア | Comments(8)

夜景*・・・ペトロナスツインタワー(2)

ホテルの部屋からツインタワーを眺めてみよう。

 KLCC公園を挟んで、ペトロナスツインタワーの向かいにあるトレーダースホテルの30階。ベッドの位置からでこんなふうに見える。
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◆窓に更に近づけば高さはツインタワーの頂点からタワーの足元にあるKLCCセンターの紫のエンブレムまで見える。スラウと呼ばれるモスクやはるか東のほうまで見渡すことができ、窓いっぱいに夜景が広がる。
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◆ペトロナスツインタワー
 ペトロナス・ツインタワーは20世紀に建築された高層建築では最も高い。高さ452mの88階建てで、マレーシアの国立石油会社ペトロナスの発注によるもので1998年に完成した。
 
 2003年に台湾の台北国際金融センターの完成で世界一ではなくなったが、ツインタワーとしては今でも世界一の高さである。
 クアラルンプールは高層ビルの多い大都会であるが、その中にあっても飛びぬけて高いツインタワーは夜空に宝石のごとく輝きどこにいても見えて目印になる。

 日本の建設会社ハザマがタワー1を、韓国のサムスンの建設部門がタワー2を、それぞれ建設した。
 更に中ほどの41階と42階に設けられた2本のタワーを結ぶ連絡橋(スカイブリッジ)は、フランスの建築会社による。
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新年には、このツインタワーを背景に花火が打ち上げられ美しいと言う。世界の新年と言うことで新聞に載っていたことがある。それをこの部屋で見るのもよさそうだ。 

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by miriyun | 2009-02-09 00:49 | マレーシア | Comments(6)

色を楽しむマレーシアン・スイーツ

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                                      ↑ シャー・アラムのレスト財団カフェ

 色鮮やかなマレーシアのスイーツ。(もっとも黄色いのは辛みも若干あってお料理の一種。)
 菱餅のような色合いの三色のと、若竹色のは、・・・そう、ういろうのような感触でなじみのある食感。甘すぎることもなくとても食べやすくて、食後にちょっと甘いものが欲しい時にちょうどいい。 

 娘を同行すれば喜んだだろうにと、ちらりと思いを馳せた。娘はういろうやら薩摩のかるかんやらちょっと変わったお菓子にめがない。

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by miriyun | 2009-02-08 09:50 | マレーシア | Comments(4)

トレーダースホテル・クアラルンプール

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                                        ↑ トレーダースホテル絵葉書

 ホテルは自分の目的にかなったホテルを捜すこと自体に楽しみがある。マハラジャの夢のレイクパレス、安ホテルだがスタッフのよさを求めたダマスカスのホテル、砂漠の星を見るためのテントホテル、そしてイスタンブールでは当然旧市街の主要な建築と海が一望できるところなど、特色のあるところのみを取り上げてきた。

 KLでは珍しく都会のホテルということで、何を見ようかと考えた。クアラルンプールといえばツインタワー、東京タワーにさえ上ったことがないわりに、この都会のツインタワーは何か気になる存在だった。短い滞在期間に東南アジアきっての大都会KLの魅力をじっと見つめてみたいと考えた。

 そこで、ツインタワーをじっくり見ることができ景観の評判の良いところを3箇所選び出した。その後、3箇所の見え方とホテルとしての評判を見ていった。高台から町並みとともに美しくツインタワーも見えるらしいルネッサンス・・・ここは東ウイングと西ウイングがあり、景観が良いほうが古い部屋だ。そして、予約方法や口コミからわかったのが、東を選んでいてもその通りにならなかったことがあるということ。自分で直接指定したくても必ず景観がいいほうを選べない・・・最後までどうしようかと迷いはあったが、今回はここははずした。もう一箇所も食事がいまひとつとのことで候補からおろした。

 結局、ツインタワーのKLCC公園を挟んで正面にあたるところにあるトレーダースホテル・クアラルンプールにした。なぜなら、ここはクラブルームが27階以上の部屋となっており、それもシティ側とパークビュー側とで好きな部屋を指定できるからだ。
 27階以上で、パークビュールーム側と指定されていれば確実に自分の部屋から、世界一の高さのツインタワーの朝晩の様子が部屋から見ることができることになる。シャングリラの系列の国際ビジネス系のホテルがトレーダースホテルという位置づけになっている。

 さて、一つ心配だったのはホテル・ニッコーなどに比べて部屋の面積が32平方mと狭いことだった。
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   明るい色の絵も楽しい色合いでよい。
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しかし、その機能的な配置がよくできていて、いろいろなものがすっきりと扉の中に納まっており、飛び出しているものがほとんどないのでゆったりとした空間構成になっていた。
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照明の使い方が上手く洗面台も石の透明感が出るライティングをしている。
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機能を重視しているので、シャワーブースはバスタブの横にありアクリル引き戸が備え付けられている。
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アメニティもきれいなデザインのパッケージに入っており、充実している。
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ツインルームを1人使いするのだが、タオルやバスローブなどすべて数がツインで揃っている。
アイロンとアイロン台がきちんと納められている。
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金庫や予備寝具があるのは普通だが、紫の置き傘には驚かされた。雨の多いKLならではのサービスであろう。
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テーブルの上に全くコードもコンセントも見えないのだが、壁面に近いところがふたが開くようになっていて、そこにコンセントやランをつなぐべきところが勢ぞろいしている。ティーポットもここでつないで好きな飲み物を入れることができる。
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PC持参の人用にブロードバンド・ケーブルと解説書が引き出しにしまわれていた。
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クラブルーム利用者は、初日に着ていったスーツ・プレスを無料で頼むことができる。おそらくそのための掛け具。

そして、やはり食事が大事。朝食から夕方までクラブルームラウンジで食事やオードブル・飲み物を自由に取り、またインターネットを自由にすることができる。なんとよくできている仕組みか。

 なお、このシャングリラ系ビジネスホテルは国際ビジネスホテルとして賞を受けたということであったが、それはスタッフ教育が素晴らしいことによるのだろうと実感した。
 余分なかかわりはしてこない。しかし、こちらが困っている、あるいは聞きたがっていることについては徹底したサービスを行なう。そのスマートなサービス精神に感服した。またHPの上でチップの習慣はないと明言しているので、従業員は欲しがるそぶりも見せない。
 リゾート系のホテルのような豪華なロビーや飾りつけはないが、スタッフがすぐに動いて、チェックインにしても待たせない。
 また、出かける時に玄関に出ればどんな時間帯であろうともテキパキとタクシーの適正料金を確認してくれてすぐに手配をしてくれる。
 ビジネスホテル系の特に優秀なホテルに行き当たったという気がした。

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by miriyun | 2009-02-02 02:30 | マレーシア | Comments(6)

マスジド・ネガラの青き屋根

  クアラルンプールのモスクでも白いミナレットが現代風なデザインで建っていた。  
 
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 高さ73mの現代デザインの、これまであまり見てこなかったタイプの尖塔である。
 73mというと、この塔に登るのも大変だ。エレベーターがついていないとメンテナンスも厳しいのではないかと心配してしまう。
 イエメンのモスクも様々な形でそれぞれ個性があるが、このモスクは、完全に伝統の形からは脱却してつくられている。

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 ステンドグラスがきれいだというが残念ながら、観光客は礼拝堂の中までは入れない。この国は見た目の緩やかだが宗教上のことは厳格だ。

 マスジド・ネガラは初代首相の提唱で5年の歳月を費やして建設された。1965年に完成した近代的デザインの建築群で礼拝堂では8000人が礼拝することができるという。

☆初代首相・・・アブドゥル・ラーマン
  第24代クダ王国スルタンであるアブドゥル・ハミド・ハリムの第14子である。イギリス留学のち弁護士の資格を得、UMNOの党首に就任した。1955年後半には、マラヤ独立のための使節団をイギリスに派遣し、1957年がマラヤ連邦独立の日と決定した。
 独立記念日には、クアラルンプールに掲揚されていたイギリス国旗が降ろされ、ラーマンは、自由と叫ぶ群集を率いた。手を挙げるラーマンの写真はマラヤ独立の象徴となった。
 ラーマンは、1963年にマレーシアと改編された後も首相としてマレーシア政治をリードした。
マレーシア結成は、ラーマンの最大なる仕事であった。(Wikipediaを参照し、まとめた)


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  青い屋根が礼拝堂である。屋根のギザが18あるので、18ポイントスターの星型と表現できる。
 遠くからでもあれが国立モスクだとすぐにわかるほどの威容を誇る。                  

☆ 昨年、マレーシアは建国50周年を祝った。1957年のイギリスからの独立からの50年だった。

 ラーマン首相は、イギリス統治時代のモスクからも古いしがらみからも脱却する新生マレーシアの象徴的モスクを建築したかったのだろう。
 その思いを感じつつ、このマスジド・ネガラの屋根とミナレットをあらためて見上げたのだった。

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by miriyun | 2008-12-28 18:11 | マレーシア | Comments(4)

ブルーモーメント・KL

 
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 KL(クアラルンプール)ツインタワーの南前面にKLCC公園がある。
市内のはるか遠くからも見えるこのツインタワーを目の前で見上げる。ツインタワーの美しさを堪能してから、振りかえれば目の前の噴水が常時、弧を描き、音楽を奏でるかのように次々と変化していく。コンピュータ制御のこういった噴水が珍しいわけではないが、背景が緑深き公園だけに美しさが際立つ。
 その公園のツインタワー前の幅いっぱいに噴水が水の演技をする。

 時は夕暮れ、日も暮れてすぐ暗くなるまでのわずかな時間、空は思いのほか鮮やかに変化する。
 ブルーモーメントである。
 (日の出の直前・日の入りのあとに青さが空を覆うことがある。名前を知らなくても誰もが経験していることだろう。特に緯度が高い北欧やシベリアなどではこのブルーモーメントの時間が長く2時間・3時間と続くので、青い夜空の中に浮かぶ街という美しい構図は写真としては定番であろう。)

 KLの空は雲も出てくるが一方は澄み切っていた。
 そんな時でも、ここがほんのすこしのあいだだけ美しいブルーに染まった。自然の青に人工灯のグリーンの照明が木々を浮かび上がらせ、噴水は光り、水面には様々な色のゆらめきが見えた。

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 とっくに日は沈んでいるので、その後の暗くなるのは早かった。噴水の脇から中央部までいく3~4分でもう暗闇に近づいていたが、それでもわずかに青の名残が噴水の合間に見えている。

 色の変化・空気の変化を感じながらひとり歩き続けた。
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by miriyun | 2008-12-26 11:27 | マレーシア | Comments(4)