砂漠の砂質
UAEにはよく七色の砂があるといい、これを額縁の砂丘の絵のなかにつめたお土産がよくうられている。色は山次第なのでもちろん地域によってだいぶ異なる。 それとともに面白いのは砂質である。 UAEの砂漠の砂は大きさがまちまちの砂粒がまざりこんでいて、宝石箱をひっくり返したような大小・色様々なのだ。 ⇒砂の世界3 また、重さの関係で比較的重い砂と軽い砂が別々に動くのが面白い。これについてはだいぶ以前に実験した結果をのせている。 ⇒砂の世界2 ◆ しかし、UAEも奥へ行けばルブアルハーリへと連なる地域であるので、砂質も変化して行く。 ![]() これは、大砂丘のぬめ砂だ(そういう言葉があるわけではなくて、イメージ)。 湿ってぬめるわけでなく、動きがぬめーっと、やわらかく崩れて行く。 極めて均一で細かい綺麗な砂が集まっているのだ。 ザラザラと落ちるのではなく、足元がぬめ~っとからめ捕られていくような沈み方をしていく。 砂はほとんど音もなく崩れ、 足元から柔らかい弧を描いて流れていく。 足元をしっかりと踏みしめようとしても固い大地の一端を感じ取ることができない。 履いていたサンダルなんぞも、ちょっと気を抜くと飲み込まれて消えていく・・・ だれもいなかったら、ここでごろりと寝転がり、 砂よ、どうとでもしてくれと自然に心身ともに投げ出してみたくなる。 そんな砂があり、砂丘がある。 ![]() ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
色に隠れる
![]() アラビアン・オリックスの子どもの散策・・・砂漠に溶け込む色だ。 なぜか、砂色のこどもは単独で歩いていた。 角が生えだすと急速に身体がアラビアン・オリックス特有の真っ白な身体になる。生えたばかりの短い角の子どもの方が親と共に行動していた。 無臭で隠れる ガゼルは俊足だ。肉食獣に追われた時は優秀な小型オートバイが突っ走るように走って逃れる。 さが、赤ちゃんガゼルを連れて逃げることはできない。 だから、赤ちゃんの顔からお尻までなめて無臭にするという。そして草むらに残して親は出かけてしまう。実際これで見つかりにくいという。(もちろん、絶対ではなくたまたま見つけられてしまった時はたべられてしまうが) 草に隠れる ![]() 隠れ家・・・・枝をへし曲げたのはだれか。土を掘ったのはだれか。 何かいそうだと見ていたら、ひょこっとガゼルの子が顔を出し、またすぐに隠れた。 ガゼルは穴を掘らない。持ち主がいなくなった草むらの穴の再利用か、よい 隠れ家になっていた。 ![]() ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
砂丘が生まれ・・・
![]() 最初、砂はあるかなしかであったのが、風の道があるのだろうか、大地にかすかな起伏があるのだろうか。固い大地にサラサラと集まり次第に浮き上がってくる。 ![]() 切れ切れの砂の集まりは次第に連なり、幅も大きくなっていく。 ![]() どの砂丘もここでは一定方向へ這い始める。 ![]() この砂から成る生き物は 向こうの砂丘までモソモソッと近づいて、ひとつに合わさり巨大化しようとしているかのようだ。 ![]() ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
地響きを立てて疾走する
日の出前のまだ薄暗い時にアル・マハの前の砂漠で、雲間にようやく出そうな日を写すためにカメラの設定を変えた。暗い空はl暗いままにとれるようにして太陽をとることに備えたのだ。 ![]() その途端にどこからか突然ドコドコドコッと低音の地響きがしてきた。何が起きたのか驚いて振り返るまでもなく動物が脇を走り抜けていく。空ばかり見ていたので一瞬何が起きたのかわからなかった。 ![]() さらにそれを追う一頭が駈けていく。 とっさにカメラを向けたが、今、日の出向けの設定をしたばかりだから暗いところは暗くしか映らない。 これは無理と思いつつ、シャッターを切った。あとで調整したら画質は荒れるが様子を見ることはできた。 アラビアン・オリックスが疾走し、砂煙をあげている。 ◆ 驚いたのにはわけがある。 そもそもオリックスといったら座っていることが多い。朝・夕に草木の葉を食べるとき以外は座っている。後はゆっくりとたたずんでいる姿が見られるだけなのだ。だから、走っているオリックスを見たのはこの日の出のときだけだったのだ。 アラビアン・オリックスはオリックスの中では小さめの方だがそれでも全力疾走するオリックスは人間にとっても危険に見える。 ![]() ようやく雲の間から太陽が顔を出し始めたとき、遥か地平の向こうまで駈けて行ったのでどういう結果になったのかは見ることができなかったが、ようやくその方面から駈けることをやめたオリックスが戻ってきた。 ![]() ・・・ところで、オリックス君、君は「千と千尋」に出演していなかったかい??・・・ 砂漠の環境とオリックスの朝駆け ![]() 太陽が出ると気温は急激に上がってくる。オリックスは木陰があるほうへと移動していった。 思いがけず、オリックスの朝駆けを見ることになったが、これはリーダーの地位やテリトリーを巡ってのオス同士の争いだったのだろうか。 この時間は争っていた2頭の他にもあちらこちらにぱらぱらとオリックスが動いているのを確認できた。 ~~~~~~~~~~~~~~~ ◆砂漠は特殊な環境である。 生存環境の厳しいところではケンカも楽じゃないのだ。 50℃に軽くこえる極度に暑くなる厳しい環境の中では、食べるにしても、争うにしても、この朝の時間こそがオリックスにとっての大事な時間なのだと感じさせられた。 ![]() ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります
砂砂漠の深みに
![]() ↑ ワンクリックすると大きくして見ることができます 吸い込まれそうな壮大なる窪みにも そして、その向こうに続く連なりにも 大自然の大いなる力を感ずる・・・ ![]() ・ ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります
夕景は空の変化をみやすいが、朝の空はみえにくい。
太陽が上ってしまったら、実は夕日よりもギラギラ感がつよくて、ただ白っぽくなってしまう。だいたいそんな太陽を見る事が目にとって危険な事なので、朝日をじっと見るなんて出来ない。 だから、朝は日の出前の空を楽しむ。 ![]() 砂漠の朝。キリッと引き締まった空気の中、空は明るくなりつつある。 澄んだ空気が地平のへりからしだいに色が広がって来るこの時間が好きだ。 ![]() 雲は薄雲、筆ではいたようなすじ雲が空の広さを大地の広さを際だたせる ![]() ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります ↓
砂漠のアーティスト
![]() 砂漠の第一のアーティストは風だ。 風の力で軽い砂を飛ばし、あとから重い砂も動かしていく。 ひたすらこの風紋を上っていきたくなる衝動。 何があるわけではない。 砂があるだけであるのに、そのむこうを望んでみたくなる。 ![]() ↑ ワンクリックして大きい画像にしてご覧ください。 風と砂は時に信じられないような動きをして、複雑な文様をつくりだす そういえば、大砂丘の向こうの砂丘群の姿もそうした風をとらえた結果なのだろう 大自然の無限に続く力・・・それが、自分をこの地に惹きつける ![]() ↑ 一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります ↑
ラクダはゆく
![]() 後ろに蹴りながら走っている。側面から見ると足裏の扁平なのがよく見える。 ほんとは、こんな固い道路を歩くには向いていない。 砂漠をゆく足裏 ![]() 無骨なひずめの姿であったが、裏から見るラクダの足は何とも可愛らしい。 以前に座っているラクダの足裏は紹介したが、今回は歩いているラクダの足裏を初公開! ラクダに乗って砂漠を行くと大荷物を載せているというのに足音はほとんどしない。 ただ、かすかに、ほんとにかすかにパフパフッ、とした音にもならない音のようなものをかろうじてとらえることがある。 それがこれだろう。 足を後ろに蹴り上げたとき、わずかに上がる砂。底面積が広い足裏で砂にのるが、体重がある割に人が歩いているときほどにも砂は巻き上がらない。 砂丘のときにはさらにその足の力が発揮され、砂に潜ってしまうことなく進みゆく。 ラクダの足に興味は尽きない! ⇒ ⇒応援クリックお願いします。 ![]()
ラクダのひづめは2本指?!
![]() 砂漠の中を横断してきたラクダ 道路を渡るラクダというのはあまり似合う姿ではないが、足元は見やすかった。 ![]() 脚がきわめて細い。大型哺乳類であるのに華奢なつくりだ。骨の上に皮があるだけなのかと思うくらいに細い。それに対して足先は幅広で大きい。 蹄(ひずめ)は2つに分かれている。もと5本あった指がラクダとして進化する中で中指と薬指だけが大きく発達し、残りは退化してしまった。 その結果、2本のひずめが大きく幅広の足になったのだ。 思ったよりも無骨なひずめであった。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。 ![]() < 前のページ次のページ >
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