蓮の葉にホロホロと

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      蓮のうてなで
           露はほろほろとふるえる
                
               澄んだきらめき見せながら・・・
               

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 久保田城址のお堀にあって静かにゆったり葉を伸ばしている蓮。ここははじめ大賀ハスを植えたあと、他の種と混ざったらしくて純正の大賀蓮とはいえなくなったようだ。しかし、それでも太古の香りを残している雰囲気がある。
 ふっくらしてきたつぼみが約10cm、花が完全に開くと20cmにもなる。つぼみの横の葉は60cmはありそうだ。そして池にありながら睡蓮のように水にはさらされず朝露がおりても泥水がはねても、葉や花はきれいなままである。

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 それはなぜか。葉の上は目に見えぬような細かい繊毛でびっしり覆われていて、その繊毛が水滴も泥水もその繊毛で支えて一箇所に集めて丸い水滴にしてしまう。
 だから蓮は池にありながら、ぬれない植物なのだ

 上の写真のようにのように広い葉の縁のほうについた水滴はコロコロとすぐに池に落ちてしまう。葉の中ほどに落ちた水滴はころころ、ほろほろと集まり、泥やら小さな虫やその他の異物も絡めとりながら低いところに集まってきて、ついには一つになる。

 このような動きとしくみを、蓮の名前からロータス効果という。自然の植物のもつ自浄効果である。
このしくみを解明した学者たちは、科学の力でこれを応用した。汚れない塗料・屋根材・温室用ガラスをつくり、自然の雨だけで汚れが落ちていくようにしたり、汚れをとどまらせない家具や繊維もつくった。

  ☆自然の力に学ぶナノテクノロジーの世界
          ・・・学ぶ人間の力も、その元になった自然の力も素晴らしいものだ!

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by miriyun | 2008-08-08 10:08 | 日本 | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2008-08-09 14:51 x
自然は偉大な科学者なのですね~。 
蓮の葉を触ってみたくなりますがサトイモの葉も同じように水滴を貯めては落としてゆくので同じような感触でしょうか。 
水が好きな植物は一滴もムダにしないよう努力しているのにその地下茎をごっそりいただく人間は罪作りかも!?
Commented by miriyun at 2008-08-10 22:55
ぺいとんさん、サトイモの葉も蓮と同じなんですね。水辺の植物、よくできています。そしてヒトはどんなものもしっかり利用させてもらっているものです。それだけに植物そのものを大事に育てて生きたいですね。


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