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2008年 02月 14日

卵の意外な使い道…スィナン建築探訪

 ダチョウの卵は大きく頑丈なだけに使い道がいろいろある。
 有名なところではエッグアート。カットして真珠や宝石などで飾る王侯・貴族のためのアートだ。

 スレイマニエ・ジャーミィにはそのような飾り立てた卵はない。
ドーム下で目立つのは無数に飾られたモスク・ランプだ。たくさんのランプが鎖で下げられている。ランプはオイルランプであった。(今は電気)その間に黒いものが吊り下げられている
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 ランプの中央に吊り下げられた黒いもの。
黒いので目立ちにくいがたくさん釣り下がっている。
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  ↑ミフラーブの右カリグラフィーのところにも2つ・・。


 実はこれがダチョウの卵で、数種の薬草と香辛料とでよく煮込んである。煮込んだダチョウの卵で、このにおいがクモよけに効果があるとされている。寺でもモスクでも何百年も使うところはかなりクモ対策と清掃が必要なのだが、スィナンは薬草漬けのダチョウの卵を使っていたのだ。

 そして、ここイスタンブルが東西文明の交流点であり、また、物資の東西・南北との交易の中心地であったからこそ、ダチョウの卵も見かけるし、大量発注することもできたのだろう。
                         スィナンの工夫にワンクリックよろしくお願いします

by miriyun | 2008-02-14 07:08 | トルコ | Comments(2)
Commented by Azuki at 2008-02-16 05:22 x
はじめ重石なのかと思いましたが蜘蛛除けとは。薬草、香辛料は知恵ですね。ダチョウの卵もここに来るとは思ってもみなかったでしょうね^^
Commented by miriyun at 2008-02-17 07:39
ガイドがクモをよけるためとだけおしえてくれたとき、丸いからすべるかななんて、蜘蛛が球面ですべっておちて・・・なんてマンガのようなイメージを思い浮かべていたんです。でも、後になればそんなわけナイだろということで調べたら薬草がでてきました。
 でも重石やおもりにも見えます、確かに!


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