写真でイスラーム  

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2007年 12月 23日

トプカプに見る青のタイルと中国陶磁器

 トプカプには世界屈指の陶磁器コレクションがある。中国を筆頭に日本・トルコ・ヨーロッパの陶磁器まで12000点を数える。そのコレクションの一部が元の厨房を展示室として飾られている。
 イスラームの陶磁器は唐や元のあたりに中国から伝わった陶器から学び、イスラームで発展したものがまた中国につたわって、三彩ができるなど相互に影響しあったと考えられる。青磁や白磁なども確か展示はあったが、わからない分野なので撮影していない。
 わずかながらみてきた中国陶器は、次のようなものである。
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             ↑中国ならではの龍文様 16世紀
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 ↑15世紀
 なんともまあ。つぼ型はみなトルコに来て、頭に金属でふたがつけられている。
 水差しとして愛用されたのだろうが乾燥度が異なるためだろうか、中近東の水差しは同じような蓋つきであるのが普通だ。
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  皿を見ると文様は中国の花のようだが、トルコへの輸出を意識した模様の描き方にも感ずる。
 花々を一束にして雲形リボンで結ぶのは中国が考え出したのか、トルコから注文されたものか・・・。このあたりのはもう陶磁器が


 ★シルクロード上を伝わった中国の国名で最も影響が大きかったのが始皇帝の国、『  』でこの名から、インドもローマもシンに近い呼び名で伝え、トルコではチンという。これらが後に英語ではCHINA(チャイナ)と呼ばれるようになり、それは巡り巡って日本にもたどり着くことのなる。 

 そして、トルコではタイルのことをCini(ほんとはCのひげが生えた文字、チーニーという。つまり、これらの焼きものについては「中国の~」というほどに陶磁器・焼き物については中国からの影響が大きかったということだ。優れた陶磁器をたくさん所蔵したこの地で新たな焼き物への挑戦がはじまったのも不思議ではない。

 はじめはコバルトブルーで青をひたすら追求して言ったのだろう。
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 トルコ独特の色も入っているが、多用されている雲文様は中国からの文様である。

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金も使い始めている

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 こうしてコバルトブルーの細い線で描けるようになると、より美しい色を求めはじめる。その中でトルコブルーやグリーンがかったブルーが誕生してきたのだろう。
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by miriyun | 2007-12-23 15:12 | トルコ | Comments(4)
Commented by ぺいとん at 2007-12-25 00:06 x
つぼの蓋もモスクのドームみたいですね。
実際に使われることがあったのでしょうか。白地に青い模様から注がれるざくろのジュースなんて綺麗だろうな♪などど考えてしまいます。  

いい色の数々!!トルコの青は一体何種類くらいあるのでしょう・・・
Commented by miriyun at 2007-12-25 16:09
おう!ザクロジュースはいいですね。なんともいえない深い赤ですから似合うこといけあいます。
 私もよくはしらないのですが、文化交流の中で発展して言ったのは確かなようです。
Commented by Azuki at 2007-12-25 17:17 x
つぼのふたは後付だとしてもよくあっていて微笑ましいくらいです^^乾燥地帯だからというのもうなづけます。
秦からCHINAで巡り巡って日本というのにはうなってしまいました。
言葉までも巡り巡るってすごいことだと思いました。
ほんとにいろんな青があるんですね。グリーンがかった青が好きです^^
模様もほんとトルコはかわいいですね~中国の雲文様に目をつけるあたりがもうほんとに微笑ましいです。
Commented by miriyun at 2007-12-26 09:12
Azukiさん、中国を表す言葉をシルクロードの国々ではなんといっているのか皆さんに聞いてみようかなと思っています。
 ふたにしても、模様にしても、トルコの前半期はかなり考え方に柔軟性があったと考えられますね。こういう時って、国家としても発展期なのではないかと想像します。
 


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