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2007年 07月 31日

スルタンアフメット・ジャーミィ

 オスマンのアフメット1世は、日本で言うなら徳川家康と同時期に力を持ったスルタンである。
 スルタンアフメット・ジャーミィ (別名ブルーモスク)は彼の命を受けてミマール・シナンの弟子であったメフメット・アーが設計した。
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 ↑ジャーミィの西北西から見た。背景の海はマルマラ海でその先の陸地はトルコのアジア側の大地である。
 
 高さ43m、直径27,5mの大ドーム、4つの副ドーム、30の小ドームからなり、そこの6本のミナーレが囲み、均整の取れたモスクとして完成している。
    *ミナーレとは
      マナーラ(光塔:アラビア語)をトルコ語で表したもの。
      礼拝への呼びかけ(アザーン・エザン)をするための塔だが、象徴的な意味や、
      街を敵から守る塔、砂漠の灯台的な役割も派生的に生じた。

 ここまで、ミナーレはスレイマニエ大帝でさえ4本のミナーレを建てていたが、なぜ6本ものミナーレを建てたのか?
 言い伝えではメフメット・アーはアフメット1世の金でという命令を6と聞き間違えたというものだ。
 最近トルコ語の基礎の基礎をわずかに習ったがその中に数字がある。
1(ビル)   2(イキ)   3(ウチュ)   4(ドォルトゥ)  5(ベシ)
6(アルトゥ)  7(イェディ)  8(セキズ)  9(ドクズ)  10(オン)
 そして、金(アルトゥン) 銀(ギュムシュ)
こうしてやってみると確かに6(アルトゥ)と金(アルトゥン)は似ているといえる。ただし、必ず設計図を見ているはずだから途中では気がついているはずだが・・・。

 14代目のスルタンであったアフメット1世は14歳で即位し14年間その地位にあった。文武両道をこなし意気盛んであった青年スルタンはこのジャーミィの完成した1616年の翌年には亡くなってしまった。しかし、オスマン朝の最高建築の名として、後世にその名を残したのである。アフメット1世はこのジャーミィの北側にある廟に眠っている。

 現在このジャーミィの近くのアヤ・ソフィアやトプカプ宮殿も含めてスルタンアフメット地区として呼ばれている。
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by miriyun | 2007-07-31 23:31 | トルコ | Comments(9)
Commented by tougei1013 at 2007-07-31 23:40 x
ぜひ見てみたいものの一つです。いつも楽しみにみております。
Commented by miriyun at 2007-08-01 00:05
tougei1013さん、ようこそ。
 テーマが風の吹くままあちらこちらへ飛んでいってしまうこのようなブログを読んでいただきありがとうございます。このように言っていただけるととっても嬉しいです。すごく励まされます。またどうぞおいでください!
Commented by cocoloe_coco at 2007-08-01 04:48
ブルーモスク、好きです♪清らかな感じがします。14に関係のある人なのですね。(不思議です~)
この建物が金だったら、トルコの印象が変わりますね~。。。
Commented by Azuki at 2007-08-01 14:33 x
ごめんなさい。↑cocoloe_cocoって私です(汗)
Commented by miriyun at 2007-08-01 23:08
Azukiさんの別名でしたか。スルタンアフメットは不思議と14つながりの人なんです。日本では重要人物というと1・3・8代によくあらわれるんですが、オスマンでは7・10・14が知っておきたいスルタンですね。ただし、文化面ですが・・・。
Commented by cazorla at 2007-08-02 04:40
中も見られるのですか?
ミナーレって 何のためのもの?
初歩的質問ですみません。
Commented by miriyun at 2007-08-03 03:40
cazorlaさん、こんにちは。質問歓迎です。分かりにくい書き方をしたところは本文のほうも直しますので、どうぞいつでも質問やご意見をお願いします。

 モスク(トルコ語:ジャーミィ)は、一般にサラートのじゃまにならなければほとんどの国で見学が認められています。国によって、スカーフを被る、アバヤを着るなどの決まりがあるところととくに何も言われないところもあります。また、湾岸諸国やチュニジアなどのように入口からのぞくだけの所もあります。様々ですが、原則どなたでもという精神のところが多いようです。
 また、ミナーレ(アラビア語:マナーレ・マナール)はは、モスクに付随し、礼拝時刻を知らせるアザーンを行うのに使われる塔のことです。目的は本来これなんですが、派生的なものとして、象徴的なもの・砂漠の目印(灯台的な意味)、敵から町を守る監視酔うとしての使い道もあったと考えられます。
Commented by cazorla at 2007-08-03 07:28
ありがとうございました。
これからも がんがん 教えてください。
Commented by miriyun at 2007-08-04 08:06
cazorlaさん、スペインにお住いなんですね。アルハンブラの写真繊細な工芸を楽しませていただきました。


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