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2007年 07月 26日

フルーツの間…アフメット3世の食堂

 トプカプ宮殿でとくに気になる部屋はフルーツの間といわれる部屋である。ミニアチュール(細密画)は本の挿絵として発展し壁を飾るためではないと前に述べたが、ここは例外的に同じような技法で壁いっぱいの絵が描かれている。
 
 
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 フルーツの間はアフメット3世が食堂として作らせた。フルーツのモチーフ・花と果物・ニッチ・木と花のモチーフなど下から天井まで施されて、どれもが美しい。それが壁面にいっぱいに広がっている。
 ハレムの中もざっくばらんに各部屋を公開しているが、このフルーツの間には入れない。廊下側から覗き込むことしかできない。むき出しの絵は人が入ればぶつかり損傷してしまう恐れがあるからだろう。
 
山盛りの皿には何のフルーツがのっているのだろう。
  
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 左からザクロにブドウ・洋ナシ・プルーンのような果物が描かれている。
そのフルーツ皿の上には花瓶に入れた花々とその下の果物が見える。各絵の区切りや段に当たるところには金を使っているので輝いている。華やかだが、あくまでも主役は果物という部屋のつくりである。
 こういう趣向は日本にはないものなのでとくに印象深い。
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by miriyun | 2007-07-26 00:29 | トルコ | Comments(0)


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