写真でイスラーム  

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2007年 06月 21日

ハダラマウトの朝

 イエメン、ハダラマウト地方はワディによって侵食された土地である。

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 山がどこまでも果てしなく連なるが、日本とか異なるのが山の上は平らなテーブルマウンテンであることだ。水は谷に当たるワディにあるのだが、乾季には干上がる。それでも地下水脈にあたるところに根を伸ばしたナツメヤシは緑の色濃くいきいきとしていて、人にも活力をあたえている。
 かたや、地下水までも枯れてしまったところのやしは葉を落とし無残な姿を見せている。
この対比が自然そのものなのだ。
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乾いた農地をロバを使って耕す。イエメン人は基本的に農耕民族である。
ハダラマウトの朝_c0067690_2504582.jpg

ロバはよき仕事のパートナーなのだ。
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by miriyun | 2007-06-21 03:06 | Comments(2)
Commented by Azuki at 2007-06-21 11:03 x
はじめまして。
イエメンの風景、素敵ですね。はじめて見ました。最近、興味ある場所です。奥のほうに見える建物が、こういう建物が特に好きです。イスラムの建築もすばらしいけれど、自然と一体化した住居に惹かれます。
お父さん、いい感じですね~また、寄らせてもらいます~♪
Commented by miriyun at 2007-06-22 06:16
ようこそ、Azukiさん。
 Azukiさんもこういったところがお好きですか。イエメンは1000年以上もそのたたずまいを変えていません。電気にTVにと中は変わってきていても、基本的な生活と家は伝統的なままです。働き盛りの男たちは日本で言うなら武士のような風格があり、それでいてユーモアもあり、いい人たちです。
 テーマはイスラーム関連の地域各地に飛んでしまいますが、これからも時々イエメンが登場してきますので、よろしくおつきあいくださいね。


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