★砂の世界3…自然の宝石箱
「砂漠は清潔だから好きだ』と、T.E.ロレンスは言った。
 これは砂漠を知る人なら同感だろう。とくに砂砂漠では砂で食器を洗おうとそれは当然だと思うし、はだしで歩いてもきれいなものだ。

 清潔だということ以外に、砂には美しさがある。赤茶けた砂漠の砂、たかが砂・・・。

        ↑例えば、これまで紹介している砂

 この写真は実寸、ただし画面によって変わってしまうので大きさを明記しておこう。
     たてが約8mm、横が6~7mmの範囲の砂だ。
     目を凝らしてもこの程度にしか見えない。

それを大きく写すと↓

 

 水晶のような透明感のある石が多い。その中に淡いピンクや酸化鉄色になった大き目の粒、ところどころに黒・赤・青系統の粒がある。まるで宝石箱をひっくり返したようではないか。

 上のほうには0.5~0.8mmの粒、下のほうには0.1mm以下の小さな粒が見える。

 実際にはこの大きな粒と小さな粒が混在する。ところが実験で見たようにこれらは完全に混ざりはしない、一緒になりながら、動きがあると大きい粒は上へ上へと動く。砂丘の表面に存在する。だからこの砂漠は赤茶色の砂漠としか見えない。

 だが、おおきくて赤茶けたほうは先によく転がる。しかし小さくて白いほうもある限界を超えるといっぺんに滑落する。

 どんな砂漠もそれが繰り返されて砂丘ができたり、風紋が描かれたりする。だが普通は色が均一なので、なかなかこのような大きさの違いがあることに気付かないものなのだ。

 
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by miriyun | 2007-01-13 15:21 | U.A.E. | Comments(7)
Commented by yokocan21 at 2007-01-13 19:16
うひょ~!砂漠の砂って、実はこんなに綺麗な粒々なんですね。さすがmiriyunさん、科学者的見解が素晴らしいです!って、実はほんとに学者さんとかじゃないんですかぁ?
それに↓の実験にも驚きました。私のような、砂は単なる砂だとしか思っていなかった者には、ものすごい発見です!いやぁ、何だか目からウロコで、今までの砂漠の写真、再度何度も眺めさせていただいてます。
Commented by peque-es at 2007-01-14 14:10
奇麗ですね!
砂ってどうしてできるものか、考えた事もなかったけど、大きな岩が長い間の乾燥と風化によって砂になるのでしょうか?
昔沖縄で「星砂」というのを見た事があるのですが、あれはサンゴが風化したものなんですよね?
いずれにしても、「悠久の時」が成すワザですよね?
Commented by 旅行注目度ランキング at 2007-01-14 15:12 x
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Commented by miriyun at 2007-01-14 22:55
yokocanさん、
砂漠の砂に興味を持っていただけたみたいで嬉しいです。
いろいろ興味がある中で、砂はとくに年季が入っているんです。
 人には変な人と思われてしまいますが・・・。
Commented by miriyun at 2007-01-14 22:57
pequeさん、
どの岩か、珊瑚か、何がもとかで色も形も変わってしまいますが、このように変化していくことがまた不思議です。
 思った以上のものが見える小さな世界でした。
Commented by ぺいとん at 2007-01-15 08:35 x
その昔々・・・・はるか昔、地球は宝石で覆われていて、それがどんどん、どんどん小さくなって砂になったのでしょうか。 
心無い人には無味乾燥な場所のようにいわれますが、どうしてどうして。 
宝石箱をひっくり返したようなお砂に埋もれてみたい気がしてきました。
Commented by miriyun at 2007-01-18 21:27
ぺいとんさん、なんだかちょっと違うと思うものに行き当たるとゾクゾクってするんです。この砂砂漠でもなんだかへんだと気づいたときそんな気がしました。
 でも自分でも詳しく拡大してみるまではこれほどとは気づきませんでした。気に入ってくださってありがとうございます。
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