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2006年 07月 24日

レバノン山脈の向こう側

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 レバノンはどんなところだろうか?
以前に地図で示したとおり、レバノン山脈・ベカー高原・アンチレバノン山脈が南北に連なる山の多い小さな国である。その特別な地形が歴史上、少数民族や異端の宗教も隠れ住むことができる特別な場所になった。
 かたやアジアとヨーロッパの間にありシルクロードをやってきた文物はここを通って港から地中海・イタリアへと動いていった。人はまたエジプトジンは北上し、ヒッタイトは南へ下り、アレクサンドロスはもちろん行き来した。近年ではイギリス軍もフランス軍も通っていった文明と軍事の回廊でもあった。

 
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しかし、そんな人間世界の喧騒など忘れさせるような色と夕闇がレバノン山脈に迫る。山のふもとにはぎっしりと肩をよせあうように家が建ち並び、町をつくっている。
                                                                               
                                       
                                                    
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by miriyun | 2006-07-24 17:32 | レバノン | Comments(0)


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