写真でイスラーム  

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2006年 07月 19日

この鳥は?

 この鳥は?_c0067690_8535957.jpg
 鳥の話。イスラームの人たちは鳥が好きだ。クルアーンの天国のイメージにあるからだろうか。食べる以外に目で見て楽しむこともする。
 ↑上の写真、何の鳥だろう。
 何でできているかはお分かりだろう。
 
けっこう日本人も得意な分野ではないだろうか。

☆下の写真と頭の上の飾り(とさか・・・といっていいのか?)を見てみよう。
様式化しているが、上の作り物の鳥の頭に縦に並んでいるところが共通している。

この鳥は?_c0067690_90109.jpg

これはおなじみ孔雀なのだ。
この鳥は?_c0067690_8544565.jpg

そしていちばんうえの写真の実態はこの孔雀型植え込みなのだ。しかも大きさが並外れている。脇を通るバスと比べられる。
 ここはイランのシラーズ郊外、町への出入りの門のすぐ内側にあり、内外の人々の出入りを見守る孔雀植え込みである。

☆ 孔雀といえば、カフェトライブさんのブログに素晴らしい絨毯が紹介されていた。その中に孔雀と紹介されていたので、その姿と似た写真を探してみた。
 この鳥は?_c0067690_8551222.jpg
 孔雀の羽を広げた状態は有名で誰でも判断できるが尾羽をひろげていない時というのは模様はどうなっていたとか、思い出せないことが多い。こうして羽をトライブさんの絨毯模様と比べてみるとたしかに孔雀の羽のたたんだところの模様位置と一致する。首のカーブやくちばしのかすかなしなりなど、思わず見入ってしまった。
 絨毯模様もペルシアはものをよく見て描いていると思う。
               
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by miriyun | 2006-07-19 06:52 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(2)
Commented by 35式 at 2006-07-22 10:12 x
昔、うちの近所で孔雀を飼っているお宅がありました。
今は道路にかかって引っ越されたようですが、あの孔雀たちはどこへ行ったのやら。
Commented by miriyun at 2006-07-23 07:12
孔雀を飼うってすごいお宅ですね。ある程度広さもなくてはならないし~。そういえば、鎌倉の長谷寺幼稚園は孔雀がたくさんいました。今はどうかわからないのは同じです。


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