ムスリムの結婚式(2)・・・クルアーン・説教・誓い・ドゥアー

1.結婚の儀式の位置関係について
 イスラームの儀式は、クルアーンを用意することから始まる。
 ミフラーブ側にクルアーンの台を置く。台を絨毯の文様ラインにそろえればこういった場合ミフラーブに対して常に平行になるようになっているのでキブラを正面として儀式がすすめられるのだ。
 クルアーンの台の隣には署名用の台が置かれる。その2つの台の前にイマームともう一人のクルアーンの朗誦と日本語通訳を行っている人が座る。
  
 また、ミフラーブに向かって右に新郎、その後方に男性参列者が居並び、向かって左側に新婦、その後方に女性参列者が座る。日本の場合、男女かかわりなく新郎側及び新婦側の参列者と分かれて座るのに対して、大きく異なる点だ。
  

2.クルアーン朗誦と説教
 イマームがクルアーンを開け、いよいよイスラームにのっとった結婚式が始まる。





← このお2人とも声が素晴らしい、さすがだ。




← クルアーン台が絨毯の文様ラインにぴったりとあわせてあることに注目!
 


 まずはイマームが二人の挙式を始めることを皆に告げ、次にクルアーン朗誦と説教が行なわれた。クルアーンの朗誦はリズム感を持って朗々と響き、初めてイスラームに接した人々をも充分魅了するものだろう。
 説教は、イマームが言った内容を隣の人が日本語に言いなおす。 夫や妻としてどうあるべきかという内容が話された。
 
3.口頭による誓約
 その後、いよいよ当人たちへの意思の確認である。、当人たちに尋ねられる。「あなたはこの人を妻としますか」「あなたはこの人を夫としますか」という意味のことを問われる。イマームの言葉を隣の通訳する人が日本語に直していく。そのため。私たちには新婦の日本人に言われたことだけがわかる。 
 「はい、夫とします」と答える。更に通訳いわく・・・「三回同じ質問をしますのでそれに答えてください。」 新婦は3回の質問に3回同じように答える。

             ↑参列者全体に聞こえるように新婦はマイクを向けられ返事をする。

4.ドゥアー 

↑ムスリム・ムスリマは両手の手の平を天に向けて恩恵を受ける形を示し、各自思うところのドゥアー(祈願)を念ずる。この場合は、やはりこの2人の誓いに対して、神が祝福して見守っていってという参列者共通のドゥアーになるだろう。
 



←なお、ドゥアーを念じ終えると写真のように両手の平で顔を被う。
 やや下を向き加減で天からの祝福を自身に受ける感覚を味わうようにゆっくり顔を被い、その後、手を離して顔をあげる。


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by miriyun | 2005-12-25 22:17 | 日本の中のイスラーム | Comments(0)
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