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2017年 06月 29日

LOTF2017(9) 喝采



1、喝采

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Love On The Floor2017.
昨年大成功したとはいえ、同じテーマでの再演はやはり観客を動員できるかどうかという心配がある。しかし、振付師ポールとジェリは高橋大輔の才能がまだまだ埋もれているのをもっともっとと引っ張り出すことを決心し、その通りに振りつけて行った。
TBSチャンネルでの「高橋大輔 in LA」では、ダイナミックに変化させた実験も短い時間でマスターしてすぐにその一曲を通し練習できる姿を見てうんうん、もっと良くなると言っていた。

高橋大輔が昨年を経験してどんな練習が展開されるのかがわかったように、演出する側も、振りを入れるのが速いこと、そして一度振りが自然に入り込めば、高橋大輔ならではの味が出てくることをわかっているからなのだろう。
また、それができるという自信がなければ、そもそもW主演などと言わなかっただろう。
高橋大輔は氷上の振付師たちに、振付師の夢とまで言われたのは周知のことであったが、フロアでもその才能はまだまだ引き出せると言われ信頼されたということだ。


公演の内容には自信を持っていただろうが、同じテーマでチケットが売れるかは別問題だ。主演者ふたりの重圧はいかばかりであったろうか。インタビューで今回主演、公演のリーダーとしての気持ちを聞かれ、大輔さん、「リーダーなんかじゃないですよ。リーダーはシェリル。でもぼくは主演という責任は重く感じている」というようなことを言われていた。


◆TBSチャンネルによるLA初練習が4/7

ほぼ同時進行だった大プロジェクト「氷艶〜破沙羅」の夜中練習とLAとの間を行き来しつつ、殺陣や阿国の歌舞伎踊りも覚え、その合間のあちこちで番宣に特集にキャスターにと飛び回り、氷艶公演で多くの義経ファンをつくりというとんでもないスケジュールをこなしていた大輔さんだった。
本当はとても大変な事をしているのに、大変とは思わず充実感でいっぱいだったのだろうことがキラキラに煌めいている表情にうかがえた。

その驚異の3ヶ月の締めくくりが6月25日の楽だったのだ。
この公演はシエリルと大輔さん、3人のスケーター、10人のダンサー、振付師いずれも名をなした人たちが結集して一つの仲間として作品を作り、それが賞賛されたものである。

クリスティヤマグチが99.9%が大輔ファンだろうと言っているが、大輔ファンはいつも作品ごと、出演者ごと、いや振付師やカメラマン、アナウンサーまで含めて愛し、賞賛している。

だから会場の空気の熱いことといったら、
出演ダンサーも熱くなるわ〜。
そうした中で主演のお二人の写真を改めて挙げておきたくなった。

喝采〜ふたりの主演者

(撮影:1階11列 下手)



2、シェリルの言葉
◆シェリルのinstagramに次の言葉がー
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「最後に、私の人生における10年越しの夢が叶ったのは@d1sk_tあなたがいたからこそ。わたしたちすべてをあなたのホームに迎え入れてくれて、あなたの舞台をわたしとシェアしてくれてありがとう。
あなたは本当に私の知る中で、最も才能ある一人です。」

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↑ LOTF公式の集合写真(田中聖太郎さん撮影)お借りします
背景の客席は一部しか写っていないが、実は3階までビッシリとスタンディングしている。


◆シェリルさん、泣かせてくれる。

シェリルさん、もちろんこれはあなたのステージ。(大輔さんがシェリルさんの言葉を読んだら、頭をブンブン振ってしまいそう)
シェリル・バーグが長い間温めてきた夢のこもった新しいスタイルのダンスショーだ。でも、そこには高橋大輔が必要と現役時代から声をかけ、断られても待っていてくれたその慧眼に驚かされる。
この舞台を通して高橋大輔は心地よい緊張感と一つの作品をみんなで創造する楽しさを知る。また、ライブで観客との間にエナジーを行き来させる喜びを思い出してくれた。素晴らしい作品と人との出会いに感謝。

なお、高橋大輔が才能ある人という一文については、まさにその通りと同意する。


by miriyun | 2017-06-29 16:53 | Comments(0)


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