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2017年 05月 23日

衣装と殺陣と・・・高橋大輔

1.氷艶
 様々なジャンルのエキスパートを集結しての「氷艶ー破沙羅」
最後に染五郎さんがすごい人に無理を言うとすごいことになると言われていましたが、
染五郎さん、あなたの頭の中が一番すごいことになっていたのでは?と思ってしまった。

 本当にこの公演を表わすには自分の語彙力が追い付かないのだが・・・。

昨日をもって全6公演を終えたが
ドラムタオのドラム音に蛇髪姫のシャーッという音、
チントンシャントン~~踊りの加速する音、
殺陣の中での義経の雄たけび、
弾正と岩長姫の笑い声の呼応などが鮮やかな映像と共に
繰り返し繰り返し心の奥に押し寄せてくる状況で、なかなか現実に戻れないでいる。
c0067690_714618.jpg


 ひとまず、こちらにリンクさせていただいて、リピート、リピート!
https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=zSBqr-LrqNc&app=desktop

はぁ、美しい!何もかもが融合してすばらしい。


2、衣装と動き

衣装の凝りよう、オペラグラスでみると円いレンズの視野の中に、重厚な衣装の刺繍までこだわった作りと色彩の美しさがドーンと映しだされ、一気に王朝絵巻の世界に心踊る。
衣装、大事だわ〜!

それにしても水色の衣装の中の笹竜胆(ささりんどう、源氏の家紋とされる、諸説あり、現在鎌倉市が市章ともしている)が美しかったことよ。

女性はまだフィギュアに近いフワリとした衣装だったが、「あの重厚な衣装で滑る男性陣は大変」と舞さんが言われていた。
そう、いくら軽めの生地を使ったとはいえ明らかに重装備。

源平の時代も安土桃山時代も武士の御大将にとって鎧姿は雄々しく美しく飾り立てるものだった。
そこを表す衣装なのでさぞ義経は大変だっただろう。

しかし、その衣装を着込んで、長いポニーテールで戦うのだ。ほんのわずかな重さの違いも演技に影響すると言われる中、
遠心力で衣装の重さもポニーテールの重さも全部かかってくるというのに、殺陣のシーンでの素早い動き。

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バタフライの後のポニーテールの回転している様、翻る衣装

しかも公演ごとに向上して行くスピード感

最初は歌舞伎の様式美にもとずくゆっくりとした殺陣から始まり、次第に時代劇の殺陣になっていき、歌舞伎では入れない(たぶん)シャキーンという剣のぶつかり合いの音、そして跳びながら切りつけていく義経。

ここで義経イメージを振り返る。
幼名牛若、五条の橋で女ものの被り物を被って笛を吹く。そこを切りつけられヒラリと跳ぶ。
また、義経と名を改め、兄頼朝のために源平の合戦で活躍。
最後の壇ノ浦の戦いでは敵の平氏の小舟に次々と跳びうつり戦う、これが世に言う義経の八艘跳び。

そう、義経は身が軽いのだ。

身の軽さをあらわす殺陣
スケートだからこそのスピードがあるための
相手と十分距離を取っても一瞬で相手の懐に飛び込む。
そして高橋大輔ならではの身体のキレ、
広いリンクをスピードと止めのメリハリがあり縦横無尽の殺陣だった。



                                    
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by miriyun | 2017-05-23 07:10 | Comments(2)
Commented by えるだーおばば at 2017-05-24 00:05 x
こんばんわ、miriyunさん。
素晴らしいショーをご覧になって、良かったですね、羨ましい。

大輔君の身のこなしが上手いのは、天性のものでしょうね。
同じ動作でも、全く様にならない人が多いのが現実でしょうから。
幼い時は理容師だったお母さんの職場で、音楽に合わせてくるくる回っていたそうですから、それが、才能を育てていたんでしょうかねえ。間の取り方は絶妙だといつも感じています。
それにしても、素敵な大人になっていってますね、おばばの住んでいる岡山の誇りです。
Commented by miriyun at 2017-05-27 13:26
えるだーおばばさま
天賦の才、なんとしてもやり遂げるぞと言う強い決意、そして、それに向けては重い衣装もあえて身に着け、その制約もものともせぬところまで練習を重ねる努力があってこそですね。いつも前にいた場所にはとどまることがないのがスゴイです。


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