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2016年 12月 05日

長谷寺の秋(2)

1.赤紫のもみじ 

ライトアップの時期の長谷寺は混んでいる。
普通ならどんどんと空いていくはずの境内が夕方になるほどに混みあっていく。

そうした中でライトアップはされていないのであまり注目されておらず、ゆっくりと鑑賞できるもみじがあった。
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先端が白い細くてギザの多い姿であり、調べた限りでは、枝垂れの一種であり、いくつかの品種の中で最も特徴が当てはまっているのが「むつ紅しだれ」という名前だった。
 
長谷寺の秋(2)_c0067690_0133081.jpg


紅葉を撮りに来ている人ばかりなのに、なぜここには人が少ないのかと言うと、このもみじの木は低い樹で目立たず、色もくすんだ赤紫だからだろう。
だが、この写真の上の方をちらほらと真紅の色がのぞいている。

ハッと、気づいたことがある。
葉の裏が見えるとそれが濃い赤だ。

2.どこから見るか 
 
低木だったので葉の下にカメラを差し入れるようにして葉の裏側から撮影してみた。

本当に同じもみじなのと言いたくなるほどの赤い葉があらわれた。
長谷寺の秋(2)_c0067690_0133850.jpg

長谷寺の秋(2)_c0067690_0134022.jpg

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紅葉は裏から見た方がきれいな見え方をするときがある。
とくにこの「むつ紅しだれ」は、裏から見ると真紅の花のように映えてとても美しかった。

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by miriyun | 2016-12-05 00:50 | Comments(4)
Commented by radakku914 at 2016-12-05 09:30
このモミジ うちの庭にありますよ。 春の新緑のときも緑色じゃないんです。
年中 赤色っぽくて 今は葉がモジャモジャに枯れて落ちる落ちる!
親がどこかで貰って植えたんですが・・・イマイチ気に入ってないんですよね。(笑)
(霧のまち でした)
Commented by hinagesi-k at 2016-12-05 15:24
大好きな紅葉です。
大分前になりますがカナダのバンクーバーで観光バスに乗った時に、見事な庭のある豪邸を巡るコースだったのですが、その中の一軒にこれと同じ紅葉が有りました。
案内のアナウンスで日本から来たレースメープルと説明があった時、乗客(ほとんどカナダ人かアメリカ人)が一斉に(その時日本人は私一人)わたしを見て美しいと拍手をしてくれました。
レースの様な刻みですから強風に傷みやすいのが難ですが。
Commented by miriyun at 2016-12-10 14:20
霧のまちさん、このもみじは一年中赤系なのですが、
落ち着きすぎた色なので、紅葉シーズンであってもあまり注目されなかったのです。
裏は鮮やかなあ赤に染まっていて、
オヤオヤと驚いた品種でした。
Commented by miriyun at 2016-12-10 14:22
谷間のゆりさん、
どこかでレースメープルという呼び名を聴いたことがあります。これがそうなのですね。
教えていただきありがとうございます。
確かにレースのような繊細さがありますね。


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