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2016年 10月 11日

Love☆フィギュア ミュージック…高橋大輔

1.Love☆フィギュア ミュージック~氷上のキラメキをあなたに    
10/10.10:10、長尺50分の大輔さんがフィギュアの曲について語るラジオ番組があった。
登場するのは3人。高橋大輔, 【アナウンサー】刈屋富士雄, 【キャスター】柴原紅

 ここでは、
D・・・高橋大輔, K・・・刈屋富士雄, S・・・柴原紅 でメモ・・・というか、聴きながらそのまま打ち込んだので、打ち込みが遅れたところはかなりあいまいになってしまった。
 聞いていた人はわかっても、そうでない場合わかりにくいところは(  )で言葉を補ったところもある。
録音できず、一回限りの視聴だったので、抜けも多いし、うろ覚えのところは追々直しますのでご勘弁を!

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 『道』をBGMに、ちょっと甘めの声でタイトルコール、『Love☆フィギュア ミュージック~氷上のキラメキをあなたに』

そして、『ロックンロールメドレー』流れる。
D:みなさんこんばんは、TDです。フィギュア音楽を楽しみながらフィギュアの魅力をお伝えしたいです。
S:キャスターの柴原です。氷上のアーティスト、2010年バンクーバー銅メダリスト、同じ年の世界選手権金メダリスト、現在はフィギュアスケーター、キャスターとしてもご活躍の高橋さんをスぺシャルゲストにお迎えして。

K:最初、初めてお会いしたのは世界ジュニアのチャンピオンになってオリンピックコンサートにスペシャルゲストとして呼ばれた若きDさん。インタビューするにあたって、世界Jrの演技を見て、若くしてこういうセンスを持った選手が出てきたのか、若くして素晴らしい表現力と言うか、驚く。その後、だんだんDさんは磨きがかかっていった。25年、取材・実況の現場でいろんな選手をずっと見てきたが、高橋大輔選手は音を具体的にアピール、見せるということでピカイチだと思う。

D:恥ずかしいですね。
S:きょうはどうして高橋さんが音を見事に表現できるのか秘訣をお聞きしていきたい。
2年前に引退されてからアメリカ留学語学の他にとダンスを学んで、今年は氷の上でないダンスにチャレンジされました。
D:Love on the Floor.
スケーターではメリル・チャーリー・クリスティンさんが一緒に参加。
S:偶然にも(ダンス公演も今日のタイトルも)Loveですね

D:ダンスは言葉で表現でなくて身体で表現なのでスケートと同じようなところがあるが、
でも、氷の方がいいですね。(ダンスも満足した公演だったが・・。)


2.音楽で今シーズンのフィギュア 
今年度の競技に使われる曲の紹介に、大輔さんの音楽エピソードをからめて軽快にお話。
①バレエ「恋は魔術師」より、リチュアルダンス(浅田真央)
リチュアルダンスをSP/FSともに使う。SPピアノバージョン+FSオーケストラバージョン
二つで一つの作品にする狙いがあるようです。

D:難しい選択。一年、ずっと聞き続けるので気持ちが疲れてしまう。調子いい時はいいけど悪かったときに気持ちの切り替えが難しかったりする不安もある。でも曲の違いを表現するのは新しい挑戦で楽しみでもある。

K:過去の成功例はあまりない。SPとFS、ジャッジが同じイメージに感じてしまうことも。
D:(プレシーズンの)今だからこそできるのかも。

リチュアルダンス視聴

D:リチュアルダンスを聴いてみたら浅田さんが踊る様子を想像できた。いいですね。
K:タラソワさんは真央ちゃんに恋をしなさいとずっと言っていましたよね
D:浅田さんも1シーズンをプライベート過ごしたので、いろいろな変化もあり、表現もでき、
これからもっと最高の真央さんが見れるかも。

◆フィギュアではどうやって曲を決めるのか?
D:僕の場合はこんな感じでと振付師さんに投げて、それをもとにつくってもらう。
  cobaさんの『eye』が、16歳のときに聞いて気に入ってやりたかった。
  そこに宮本さんがこれをと持ってきてくれた。
S:その時、刈屋さん(の気持ち)は反対だったんですよね。
K:その時私は反対だった。この時、高橋大輔は金メダルを狙えると思っていたからこそ、
  勝負するプログラムなので世界の有名な振り付けした方がいいと思っていた。
  しかし、プログラムを見てからはこれは素晴らしいと思った。
  
D:当時、ニコライ・モロゾフとの契約を解消して別れた後だった。
 (外国の有名振付師やコーチを付けるべきという)ブランディングをという声はあったが、
 純日本製のプログラムはこだわりたかった。二つは無理だが、一つのプログラムだけはそうしたかった。

②ブエノスアイレス午前0時(宇野昌磨)
S:高橋さんを憧れてきた選手です。 どんな選手ですか。
D:真央に近い(存在)。小さい時から見てきた。可愛い後輩。
  彼もシャイ、僕もシャイ、だからわざわざ言いにいったりはしないが。小さい時から好きだなと思っていた
K:SP『ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー』映画『ラヴェンダーの咲く庭で』より
  LP:ピアソラ 『ブエノスアイレス午前0時」
『ブエノスアイレス午前0時』視聴

◆タンゴ
D:僕もタンゴは好き。物悲しいじゃないですか。悲しい曲が好きなんです。悲しい中にパッションもあるし、色気もあるし、紺阿野出来るかなって選んでもらったと思うんですが・・。
K:入りやすいようで、ある程度は行かれるのだが、それをうまく表現できるのは難しい
D:間をうまく使ったり、緩急っていうんですか、そういったところも使ったり・・・。
K:そう、間が大事。持って生まれたもの間の感性が鋭い人と、なんとなく踊っている人と違う。

S:宇野選手自身のコメント~入りのところと中盤のステップのところが、曲と動きがマッチしている見どころ。
 大輔さんの様々な動画を見て学んでいるとのメッセージをいただいた。
 世界のスケーターがあこがれてきた高橋さんの氷の上の表現ですが、どのように曲を感じて身体で表現していらっしゃるのか・・・。
D:あまり考えていないんですよね、意外と。
 ただこの曲だったらあの時の感じかなと漠然としたあの時思った気持かなこんな感じかなと思い出す。
 また、映画や舞台のイメージ映像だったりに合わせていく。シーンを見たときの気持ちを思い出しながら。
 映像はそのシーンをイメージしながら。
 自分の気持ちはあんまり、自分でこういうものだというのはない。  

K:ある人はDさんの動きに合わせて音楽が鳴っているというひともいる。
 八木沼純子さんはDさんは滑ったあとに音楽がついてきていると表現。
 宮本さんはDさんのことを音を見せることが出来るという。
 音がなくてもどういう音楽を滑っているのか曲がわかるというぐらいの表現ですよね。
 なかなかこういう選手はいない。
D:あぁ、ありがとうございます。そう言われるとうれしい。

K:Dさんは音を聴きながら滑っているんですか。
D:音は聴いています。音を聴いているだけなんです。
K:あ~ぁ、これなんですよ。聴いているだけなんですよ。
S:(ため息)
K:聴いていることで体が自然と動くんでしょう。
D:こうしなければと思うとあれじゃないですか。日々、気持ちは変わっていくし、その時の気持ちはこうだなって。同じ曲を聞いててもその時によって違うように聴こえることがある
(だから、演技を決めるのでなく、ただ聴いている・・・という意味か)

S:肩や背中の動きでも音をとっているように思う。そういう意識は?
D:特に考えていないんですよ。
 でも、知らず知らず人のしぐさは常に見ているてのもあります。
見ようとしているのではなく、あっ、こうするといろっぽいんだ、とか、手のひらを全部使ったり、歩き方ひとつでもこうするとこう見えるんだって、考えてしまう。
K:見られていますよ
S:まずい、焦ってしまう。
 高橋さんの表現の豊かさの秘密をちょっぴりお話いただきわかりました。

③惑星(宮原選手)
SP ラ・ボエーム
LP 惑星から 原曲 スターウォーズ
強さをもっと表わせたらいい。強くなりたいとメッセージ

『惑星』から木星、視聴
D:この曲もスケーター色んな方が使っている。宇宙と言うか、壮大な曲なので彼女がこの大きさをどうやってあらわしていくのか楽しみ。あえて難しいのを選んでくると言うところがチャレンジ。

◆一体感
S:お客さんを意識した選曲はされるのですか。
D:オリンピックの時はみんなが知っているのを選んで、その曲の力を借りようと。基本的にはしているつもり。
 先シーズンはなにをつかったか、考える
D:ジャッジもお客さん、あの時々の力、リンクの中の空気、動きがある
K:
S:会場を一体にするってありますよね。コミュニケーションというか、共鳴するというか。
D:ありますが、そんな多くはないですよ。
K:マンボなんか巻きこんじゃう感じ。

D:あれは乗ってもらおうというもので、一緒に踊ろうよっていう気持ちでやっている。

④アジアンドリームソング(羽生選手)
勢いある。当たり前なんじゃないか。ずば抜けた選手、それをみんな追いかけてくるから。
プレのシーズンは選曲が難しい。オリンピックで挑戦は難しいので、プレで挑戦して、オリンピックに目指す
『アジアンドリームソング』 
D:久石譲さん、好きなんです。やってみたい曲です。強さだけでなく優しさも必要になってくるという印象なのでそれも楽しみ。


◆バンクーバーオリンピックの時の話
K:バンクーバーでは、ミックスゾーンでは国ごとの取材の位置が決まっていて、戻るのがむずかしい場所だけれど、お願いしたら戻ってきてくれた。
D:どうやって戻ってきたか覚えていない。
K:プルシェンコの演技を見た。みた。金だね~とおもっていた。しかし点が伸びなかった。時代の趨勢か。
4回転できていたらTDも金メダルだったんじゃないのと・・・。
D:いや3番でよかった。銅メダルでよかったかもしれない、今思えば。
S:今でも曲を聴くと思い出すものですか。
D:思い出しますね。
あの表彰台はくやしくもなく、あんしんかっもあり、嬉しさもあり、いろんな物を受け入れられた。
あまり泣かないんですけど、涙が出た。普通は表彰台で泣くことないです。


3.刈屋さんのベスト1は、『スワンレイク』

D:当時、ニコライのニュージャーの練習拠点にいて、1~2か月ダンスセンターでヒップホップ通わされた。当時いやでしょうがなかった。
 それは、なんちゃってになるのが嫌だった(ヒップホップをちょっとだけかじってやることを、なんちゃってと表現している)。
K:モロゾフはこの曲で高橋大輔の可能性を見せたのと、フィギュアスケートの可能性を見せた、ストリートミュージック系も使えるというのをしめした。これ以後、TDはいろんな曲でできるトップアスリートとして見られるようになった。世界に認められた曲だった。


4.高橋大輔が選ぶ-好きな曲ベスト3
3位…『ワルソーコンチェルト』
中2・中3で初めて長光歌子先生に振付してもらった。ジュニア初めてのシーズン
踊れるプログラムが欲しかった。
おとなっぽいのは無理でないかと言われた壮大な曲・・・歌子先生も振付けするまでは大人向けで難しいと言っていた。
すべってみてプログラムだと思えた。

2位…『オペラ座の怪人』
D:2006-2007シーズンの『オペラ座の怪人』。のりにのっていた年。ほんとは曲が嫌いだった。
このアルバムのアレンジを聞いてこんなにいいところあるんだと思ってからははまった。
人生はじめてのノーミスだったかと。
K:この時実況していた。
*刈屋さんの実況
K:ぶわっと一斉にスタンディングオベイションだった。スタンディングも普通はばらばらと立ち上がる、この時のは終わった瞬間にぶわっと一気にだった。これが本当のスタンディング・オベイション。

1位『ビートルズメドレー』
 
 ソチオリンピックシーズンのプログラム。癒される。この曲に助けられたと言って過言でない。うまくいかなかった、落ち込んだ年。この曲に助けられた。癒しながら支えさえられて演じた。思い出しますね。ローリー・ニコルに初めて振付けてもらった。この曲を聴いた瞬間に絶対やりたいと思った。すぐにやりたいと言った。オリンピックで滑りをすぐに想像できた。これで行くしかないと思えた。
ビートルズメドレーの中のカムトゥギャザーは彼女が温めていた曲。この曲を滑ってもらいたい選手が現れたら使追うと思っていたんだ思っていた。これをどうだと言ってくれた。

K:ローリー・ニコルさんは繊細な振り付けをする方ですよね。
D:こまかいところまでいろんなことを考えて作ってくれるのでありがたい。


5.これからのDさん選曲
S:表現者としてどういったものに挑戦したいですか。
D:和っぽいの(日本の曲)をやったことがない。アップテンポから逃げていたのでそろそろやっていかないとと思う。
S:これからのご予定は
D:12月にクリスマスオンアイスと、全日本のナビゲーターを
S:幅広いご活躍を期待、高橋さん、どうもありがとうございました。
D:ありがとうございました。

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 大輔さんのプログラムは様々な音楽分野にわたり、、そのなかからお気に入りの曲を3曲選ぶのはご自身でも難しかっただろう。きっと道化師はもともと好きだと言っていたし、全日本の神演技もあって入るかなと思っていたのだが、それを置いて3位に入ってきた、ワルソーコンチェルト。ワルソーコンチェルトは、大輔さんが運命の歌子先生との出会いの時に作ってもらったというエピソードを持つ曲として記憶されている。しかし、このプログラムを見たことがない。どこかにうずもれている動画や断片がないのだろうか。ご記憶の方がいらしたら教えていただければ嬉しい。

 ピアソラのブエノスアイレスの冬についてはショー用に作り直したいと以前から言っており、今回もそれを言っている。だからこそのカメレンゴさんへのオファーなのだろうし、ただ、今年中は振付け師の方のスケジュールがいっぱいということだったので、XOIにはアップテンポが来るのか、和物が来るのか、あるいはtime to say goodbyがハワイに続いてくるのか、いずれにしろ楽しみだ。

 刈屋さん、25年のフィギュアを見つめてきた蓄積がどの面からでも豊富に出てくる語りがいい。またこの番組を企画してくれた柴原さんのゲストへの適切なフリにも感謝!久しぶりにNHKアナってやはりすごいって思った。氷上のキラメキ・・・をしっかりと受け止めさせていただいた。これをきっかけにそれぞれの曲の演技をまた見返したくもなった。

 それにしても、2016年初頭には「小麦畑」を何度もかんでしまい天を仰いでいた人が、
50分ものラジオ番組で、リラックスして噛まずに語っていた。というか、最近は噛んでいたことなど忘れて聴いている。

 苦手分野でも一歩ずつ上げていってる、いろいろな分野にわたる確固たる一歩を重ね続ける努力に頭が下がる。


 ◆最後に大輔さんの、「音を聴いているだけです」について思う。

 振付けを覚えるまでは必死で、振付師の上手さに感嘆していたり、「できない」と言ってみたりする高橋大輔。覚えているだけでも、カメレンゴさんの男の色気にはかなわないよ、かっこいい。ジェフリー上手い!シェイリーンタフすぎる、上手すぎる・・・なんて言っている。
 けれどそのあと演技回数をこなすほどに振付師カラーが消えて、曲想に向けて深く深く分け入っていく。その時にはもう演じている領域からは抜け出して音そのものを聴いているだけの世界に入り込んでいるということなんですね。それまでに得たすごいスケーティング・スキルと身体のひねりと他にないほどの繊細な感性とで日によって感じ方の異なる音の世界を表現しているというのですか・・・。

 は~っ、短い言葉でさりげなくすごいことを言っている大輔さんでした。
                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります  
                                                                  
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by miriyun | 2016-10-11 02:10 | Comments(4)
Commented at 2016-10-11 09:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2016-10-11 10:27
鍵コメさま、
ありがとうございます。
もう聴けないのかと思っていたので、
とってもうれしいです。
早速、聴かせていただきます。ヽ(´∀`*)ノ
Commented at 2016-10-11 23:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2016-10-11 23:52
鍵コメ様、ようこそ。
やってしましました~。普通に打つと谷になってしまうので注意していたのですが5回出てくる名前のうち2つも違っていました。ご指摘ありがとうございました。


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