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2016年 06月 19日

来期はスケートメイン…高橋大輔

1.嬉しい言葉  
読売新聞のon line記事で、3回にわたって、高橋大輔の記事が出ていた。
読売On Line 大手小町
◆高橋大輔の挑戦(上) 「僕が一番」気持ちは変わらない
◆高橋大輔の挑戦(中) ダンサーデビュー、「いい経験に」
◆高橋大輔の挑戦(下) リオ五輪キャスター「自分らしく」

 ロングインタビューで語られた言葉は、それぞれに高橋大輔さんらしい、自分を飾ることが一切ない、素のままの心と姿勢があらわされていた。
 そもそもこの人は、自分の都合が悪いことは隠しておこうとか、少しでもえらく見えるようにしようなどという発想自体がない。そしてたくさんのファンは彼の言葉が素の言葉と知っているから、ストンと入ってくる。そうしたファンに向けて語ってくれているかのようなトークやインタビューや自らの執筆があるのがうれしい。
 
 今後について語る中で、今年はたくさんの挑戦で幅を広げていくと述べ、そう決心したからこそのこれまでの活動なのだろう。今回のレポートの中の言葉で嬉しかったのは、次の言葉、
「今年は、ダンス、キャスター、スケートの三つ。ダンスとリオ五輪は今年中に終えますから、来シーズンは、もう少し、スケートのほうに目を向けて仕事をしていこうと。いまは、新しいことに集中している部分があるんですけど、このままだと、自分のスケート技術も下がってしまうので。2年後はともかく、来シーズンはスケートをメインに考えて集中していくような生活をおくりたいと思っています・・・」という。

ファン待望の言葉がでた。

 twitterで、大輔さんのその時その時への周囲の思いを大輔さんの姿や擬人化されたスケート靴さんに思いを載せて素晴らしいオリジナルの絵を書かれている方がいらっしゃる。楽しみに見させていただいているのだが、今回のスケート靴の絵を見て、私も、「ヨッシャーッ!!!! 」になった。
 いや~、大輔さん事情を、エモーショナルな一コマにあらわすことができる。絵が上手いという方はたくさんいても、その状況の掴みが一瞬ででき、それを絵で表すことが出来るのは天賦の才と愛を持った方だけだ。・・・すごい!ありがたい!

 大輔さんの進みたい道を探すのをじゃましないように、ただただ見守る体勢に入って、スケートとは言わずに留学中もあえて黙してきたファンが多かったはずだ。きっと、その方たちも今回のインタビューを読んで嬉しかっただろうし、スケート靴(靴子ちゃん)に託された言葉に頷いた方もたくさんおられることだろう。

 それにしても、高橋大輔という人そのものが特異な人であり、その人を通じて、共感したり分かち合ったりしているうちに、全国に散らばるファンがご親族状態になっているのが、おもしろい。ほとんど顔を合わせたわけでもないのに繋がっていくと感じている。(よろしくです~!)


2.高橋大輔は演技への深化が半端ではない 
 高橋大輔という人は一つの作品にするという気持ちが一貫しているので、振り付けされた形通りに出来上がったところで終わりではなくて、公演で観客に見せていく中で、日ごとに深めていく。
 それがわかってしまった。最初のころの自分は同じ演目なら一回見ればもう充分と思っていた。
何回も見に行く人がいるのは何故だろうと思っていた。しかし、年数を重ねてみている間にどっぷり沼にはまっている自分に気づく。

 こと高橋大輔については観客の前で演ずることで、プログラムの深化が始まり、もっともっと見たくなるのだ。初日!初めて披露される演目の最初の姿を目におさめたい。初日の姿は翌日には変わってしまっていたりするの。初日に見ていないと元の姿を知りたくても。そして中日でもすでに変化しているのを見逃したくない。最終日はもちろんその変化の結末を見届けたい。

◆以前、ランビエールに振付けてもらった『アメリ』、その変化たるやすごかった。
初めて見たとき、『アメリ』の音楽にのる高橋の身体を借りたランビエールがいた。ところが、その公演の次にはそれほどでもなくなり、楽公演ではもうすっかり性別も年齢も人種も関係ない人間そのものがいた、いや人間でなかったかもしれない。その高橋の存在感に観客が吸い込まれそうだった。
  2010.06 アメリ
◆今年、SOI大阪公演で初披露になった『ライラック・ワイン』。『高橋大輔 in トロント』で、ジェフリー・バトルが振付けた様子が特集番組になっていた。大阪公演は見に行かれない自分は、大阪公演初演を見た方たちによるtwitterの第一声をその日の仕事帰りに見た。今でも明瞭に覚えている言葉がある。

 「ジェフジェフしい!」

新しい形容詞だが、ファンにはわかった!
ジェフリー・バトルという個性あるスケーターの特色が目立ってどうしてもジェフリーを思い出して仕方がない。

そういう状態だったのだ。自分はアメリのことを思い出し、そのジェフジェフしさが、その後どうなるのか非常に興味を持って待っていた。

次の日の公演から楽日にかけて、ただちに「ジェフジェフしさはそれほど見えなくなっているよ」
      「ほとんどわからない」
   さらに名古屋公演になると、「ジェフは、もう見えなかった」「ライラック色の衣装がゆるいそうだ」
となっていたのだ。

東京公演になって初めて自分も見に行くが、黒い衣装のライラック・ワインは精悍さが増していたが、こなれ具合はこれから。それが楽日になると更になめらかで抒情的で心が掴まれ、観客もしーんとして惹きこまれるようになっていた。それがプリンスアイスワールドの八戸・大分公演へと進むほどに、美しさと、惹きこまれ感、そして完成度の高さに言葉もないほどになったという。そんな深化を遂げていた。

 それがスイスのアイス・レジェンド出演や各種キャスターやらインタビューに解説・NY/トロント密着取材・対談・家庭画報・スケート雑誌・新聞・ダンス誌インタビューなどの間にも確実に進んでいくのだ。
 それでも、彼にとってこのスケート状態は直前練習でやっているだけという表現になってしまう。

 その彼が来年はスケートを中心にやっていくとのことだから、その先を想像して楽しみでならない。


3.直近の楽しみ

① 今夜
 まず第一に、2週間後にせまってきた渋谷のシアターオーブ、「Love on the Floor」の公演。
もう衣装もできて、リハーサルが行われたのだろう。さらにこれから詰めていくのか、上気した大輔さんの顔が予告にあった。今夜のCS放送のTBS2チャンネルでの『高橋大輔 in LA』でその様子がわかるだろう、その撮影から、更に日々進化して、公演中も決して同じではなく深めていくのであろうと思うと、ひたすら楽しみだ。

6/19(日)CS放送のTBS1チャンネルでの『高橋大輔in LA~舞台直前リハーサル独占密着!ダンスへの新たなる挑戦~』 21:00~22:00

7/15(金)TBS1チャンネルでの『高橋大輔in LA 完全版』 午後11:00〜深夜1:00

② 明日、6月20日(月)
『「KISS & CRY~氷上の美しき勇者たち 別冊 Dance! Dance!! Dance!!!2016~真夏の舞」ダンス・ダンス・ダンス』が発刊される。
表紙はマンボで、目次は↓
c0067690_15381220.jpg

この人は演技でバラを持つことも、背中に大きなバラの衣装を着るのも決まる人だなと思っていたが、通常の状態で一輪の薔薇を持たされての照れもちょっと含んでいる。
  ≪追記≫編集部のFBによると、このバラは「サムライ」という品種。
      バラを一輪持たされての撮影に、思った通り、「はずかし~!」という反応だったそうだ。
      
  
ラクリモーサ・ライラックワイン・マンボが一挙に多数の写真で紹介される。
目次にあるページ数に注目

・ラクリモーサは、クリスマスオンアイス2015初演で高い評価を得たシェーリーン・ボーンの振付けのコンテンポラリーのようでもあるが、衣装がよく考えられており秀逸。ランビエール主催のアイス・レジェンドでも演じられた演目。あのよく考えられた衣装は高橋大輔らしい。ローマの剣士のような腰の布、質感の異なる布を複数組み合わせて、透け感や強さ・繊細さが動きと共に浮き出てくる。見れば見るほど新しい発見があるプログラムで飽きることがない惹きこまれプログラム。しばらく寝かせて、アイスレジェンドで演じたときにはバックしながら進むときに背中と腕と頭が波のようにしなっていて、そこも前のXmas on Iceから進化した表現になっていた。
・ライラックワインはどの場面を切り取っているのか、写真としてどこまであの演目の雰囲気を出せるのか楽しみだ。
・ランビエールはじめ、みんなが大輔のマンボと呼び、盛り上がったマンボ

これらが特集されるので、明日が待ち遠しい。
また、雑誌は今回のKISS&CRYのように、内容によって題名から分けていくのが、購読層のニーズにあっていて望ましいと思った。

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by miriyun | 2016-06-19 16:59 | Comments(2)
Commented by なごやん at 2016-06-20 16:22 x
ご無沙汰しています。いつも楽しみに拝見しています。
一足先に引退した同世代のスケーターたちが、解説やバラエティー・アイスショーで活躍しているのを見て少し寂しく感じていました。それが、日本での活動が決まったとたん、様々な分野のお仕事が始まり驚きました。解説でも対談、インタビューでも、大輔さんの話しは他の人とはちょっと切り口が違って面白いなぁと思って見ています。でも、私は大輔さんの“スケート”が一番好きなので、スケートに力を入れてもらえるのはうれしいことです。
これからが楽しみですね(^-^)
Commented by miriyun at 2016-07-05 06:13
なごやんさん、XOIのインタビューでは、まだ次は特に決まっていないということだったのに、年明けからの怒涛の仕事ぶりに驚かされましたよね。
情報が日々変わっていくのに追いつけないほど、突っ走っていて、それぞれにいい仕事をしています。穂人の性格なのでしょうが、どの仕事にも本気度がいいです。
対談でも特集でも落ち着いて会話を楽しんだり、笑ったり、共感したりできます。何しろあれだけ入り込む演者が日常ホワッとしていて、御客に見せる演技に入ると別人のようになるというのが、たまりません。今経験していることがスケートに結集されていくことが、楽しみでなりませんね。


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