花蘇芳

マメ科の季節・・・花蘇芳(はなずおう) 

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                 (撮影:鎌倉 妙法寺)
 中国原産で、樹高2mほど。北半球の温帯に分布する。江戸時代に日本に渡来したという花。
  春に新芽が出る前に、いきなり枝にびっしりと花がつく。レンギョウなどと同じような咲き方だが、花の色と形が可愛い。

*尚、奈良や平安時代から知られている蘇芳という色を染め出す染料(マレーシアのsapang)とは別物。木の色が似ているということで、この花蘇芳の花の色と染色された蘇芳(黒づんだ赤)とは全く異なる色である。

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2枚のやや色がうすめの花弁は蝶のように飛び立ちそう。  
濃い色のマメ科ならではのふっくらしたところも、好き。色も形もやさしげな大人向けピンクの花。

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 上の方に、小さなハート形の新芽がかすかに見える。花が散るとともに、この新芽が若葉になり、太陽にたくさんあたりながら養分を蓄える。
 そして、花の咲いた後に小刀の鞘状といわれるさやをたくさんつけることになるのだ。

 花蘇芳の花言葉は、「豊かな人生」、「高貴」など。


*地中海沿岸に多いセイヨウハナズオウという樹高10mもある木で、日本の低木のハナズオウとは余りにも樹高が違う。
写真がなかったのだが、ふと4月のカレンダーを切り落としたら、それがセイヨウハナズオウだったので、参考までに載せる。
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                   ↑ 生命保険会社の3.4月のカレンダーより引用

 イスカリオテのユダがこの木で首を吊ったという伝説がある。そのため花言葉は、不信仰、裏切りなど、よくない言葉で表されている。これらを一緒に花言葉として列記するととても矛盾したものになるので、別に考えた方がよさそうだ。
 それにしても、伝説によって地球がある限り、ずっと裏切りとか言われるセイヨウハナズオウにとっては迷惑な話だ。
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Commented by petapeta_adeliae at 2016-05-04 22:51
豆の花というと肉厚にように見せかけて、実はぷっくりと
いう感じですね。
花蘇芳も東洋と西洋だと花言葉が雲泥の差ですね。
西洋の方は被害者でもあるのにお気の毒さまです。
Commented by miriyun at 2016-05-12 23:36
ソーニャさん、マメ科のぷっくりは華やかではないですが
可愛らしい感じですよね。
同じハナズオウでも呼ばれ方の激しい違いに驚いたので載せました。
by miriyun | 2016-05-04 13:47 | Comments(2)

*写真を使って、イスラーム地域や日本の美しい自然と文化を語ります。日本が世界に誇る人物についても語ります。フィギュアスケーター高橋大輔さんの応援ブログでもあります。


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