ミツバツツジ

疎と密

ツツジという花は、一見きれいだが、あれは密にびっしりと咲き、その密度の濃さを、楽しむ花だ。
一輪・二輪の花を楽しむには、枝が曲がりくねって生けにくいし、一輪では花も寂しすぎる。
密度の濃さで楽しみ、虫も集まり、庭園ならばその時期の圧倒される色のかたまりを楽しむのがツツジだろう。
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 ところが、こちらは枝が細く枯れがれしている。3月に咲く花はうす紫とピンクの間のような色合いで極めておとなしい。花の密度も葉の密度も「疎」であり、5月の密なつつじとは一線を画す。

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 花のまばらに咲く間に、枝の先には芽がでてくる。

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まだ、芽が小さく葉の形が見えないころ。このころの方が光の加減もあるが紫に近い色合いを持っている。
もう少しすると、名前の由来がわかるようになる。

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しばらくすると、先端に芽は3本の葉となって出てくる。
その3つの葉と共にある花なので、「ミツバツツジ」という。

 花がまだ少なめな時期、梅と桜の時期の合間に、
楚々と咲くこの花が灌木の間に埋もれるようにあるのが、何とも愛おしい。


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by miriyun | 2016-03-31 16:44 | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2016-04-02 22:37
ツツジは根津神社のツツジしか知りませんが、
微妙に違い、全く同じ色つてありませんよね。
まして種類があったとは知りませんでした。
根津神社のツツジはGWが見頃ですが、
もう咲いているところがあるんですね。
Commented by miriyun at 2016-04-03 09:59
根津神社のツツジ、写真を見てきました。
凄いところで、これぞ、ツツジ庭園という感じですね。
GWが見ごろということで、人のでもすごそうです。


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