虎ノ門の街角で・・・高橋大輔

1.リアルアスリート
 Dさんが帰ってきたわけでもない。
ただ、ポニーキャニオンの会社のビルに特大リアルアスリートが御座ったということなので、仕事帰りに寄ってみた。
c0067690_6311122.jpg


交差点のあるところのビルなので人目に付きやすい。
行ったのが夜なので雑踏とビルの明かりや信号の色やいろいろな光があたってしまい難しい。それでもこんなに大きなポスターは見たことがないのでよ~く見てきた。本人が日本にいない今、これさえも貴重なのだ。
c0067690_6345039.jpg

交差点をゆく人の影やビルの光を反射しながらもDさんの世界は崩れない。
まっすぐに見つめる目が説得力があるからカッコ良い。

◆帰りの電車は・・・
 京浜東北の架線切れから始まって、東海道や横須賀線までとまってしまうのいう久々の大事になっていて、それに翻弄されてしまった。帰ったのは23:30、朝からの仕事で乗った公共の乗り物17。なんてこった!!
 よく帰ってきた。この程度のことでは自分をほめてみてもむなしいが、Dさんポスターを見て来れたし、いろいろ振り返るきっかけになったのだから良しとする。


2.目の力
 ところで、このビルの壁面ガラスのどのくらいのポスターかというと、Dさん部分だけで4.5畳分くらい、さらにリアルアスリートの告知が右についていて、全体で6畳を超えるくらい。顔のある一枚ガラスだけで3畳くらいあるので、昼夜共に反射はあるもののアピール度は高い。

c0067690_6365597.jpg


こんなに大きな写真にしてもたえられる顔。
 余分な光がほとんど入らないように撮ったら、尚更リアルアスリート、そう目がアスリートそのものなのだ。普段でも目力あるが、演じている時の目のエネルギーはすごい。  


  こんな目で氷上ではいつも戦ってきたんだね。

 ソチの時の大輔さん、大輔さんの演技が十分なものにならないかもしれないという不安も抱えて臨んでいたとはあとで知った。あれだけ、自分の演技を高め、一つの作品として仕上げたい、同時に日本の代表として選出されたことに対しても抱え込み過ぎるほど重みとして抱え込んでのソチ入り。
 試合は厳しいもの。ジャンプが跳べなくて次々と失敗すれば、点数はもちろん順位だって最下層になる恐れだってある。ましてや演技を一つの作品として感じられるものにできないかもしれない。そんな不安を抱えていたはずだ。

 ソチ前のケガの期間は夜寝る時でさえ、医療器具を足に付けてよく寝ることもできず、練習して、水を抜いて、みんながジャンプを練習する中でも跳ばずにたえて、たえて、最後の試合に備えて力を温存していったんだね。

 そして、見事にあの怪我でもクワドを跳ぶ意地を見せ、次に最高のステップ、それも音とりがこれまで以上に進化していたステップで観客を酔わせて、感謝の気持ちとスケートへの敬意を表し、最後のコレオステップで魅了して、世界のDaisuke Takahashiらしい演技にもっていったんだね。

 それが彼の言うところの「満足はしていないけど、せいいっぱいはやった。」という言葉につながったのだ。


 これほどの目の力は、
    研ぎ澄まされたアスリートだからこそのものだろう。
      そして、高橋大輔がDaisuke Takahashi であり続けようとしたからのものでもある。


・・・・こんな雑踏の中でポスターを見てきただけなのに、

  彼がこれまで成し遂げてきたこと、たくさんの記録やメダルだけでなく、
    こうした苦難に対峙した時の彼の精神そのものに改めて感じ入っている。
 

                       一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                  

by miriyun | 2015-08-05 06:13 | Comments(7)
Commented by さち at 2015-08-05 14:58 x
読ませて頂きました。ソチの画像を胸に想い起しながら、涙せずにはいれれません。本当に凄い意思を持っている人です。一見あんなに柔和ですのに。
Commented by saKi at 2015-08-06 22:39 x
仕事帰りにちらっと寄ってみました。この大きさには感激します。私もコンデジですけどパチリ。街の映り込みを気にされる
方も中にはいるようですが、私はかえってこの感じが好きです。街角の景色と大輔さんがクロスして不思議な雰囲気で。
本社だけでなくいろいろな街角にあったらいいのに。場所によって映り込む違う景色を見てみたいです。
Commented by prin at 2015-08-06 22:40 x
リアルアスリートのポスターご覧になったんですね。羨ましい!
私も会社帰りに寄ろっかなあ。
ソチシーズンは、今思い返しても目頭が熱くなってきます。
今はNYで充実した留学生活を送られているようですね。
今後どのような道を選ばれるのか楽しみですが、できる事なら、海外で吸収した経験や感性を、氷の上で表現してくれる機会がある事を願ってしまいます。
この試合時の鋭い瞳が恋しくなる今日この頃。
リアルアスリートが届いたら、すりきれる程観てしまいそうです。

Commented by miriyun at 2015-08-07 06:18
さちさん、
穏やかでやさしくてユーモアもあって、他人に気づかいな人ですね。
その人の試合としての戦いぶりと同時に人としての深化に深く感銘するのです。
Commented by prin at 2015-08-07 21:14 x
今日、仕事帰りに見てきました。
あれだけの大きさのポスターはやっぱり目を引きますね。
大写しになっても、モデルさんや俳優さんに全く引けを取らない男前(笑)!やはり目の力が違います。

昔、miriyun様が上げて下さった「フォトジェニックD」記事の動画を思い出しました。街角にあんな素敵な大輔さんポスターがあったら、その場から動けないなあなんて思ったものですが、あれがちょっと実現した気分です(笑)
Commented by miriyun at 2015-08-12 08:07
saKiさん、今こうして見直してみると、
程よい写り込みがあるほうが街角Dさんが
印象的ですね。
いろいろな都市の街角でのDさん見てみたいですねえ。
Commented by miriyun at 2015-08-12 08:12
prinさん、ご覧になってこられたのですねえ。
本当に俳優さんたちに引けを取ることのない上に、
本物のアスリートで、心たおやかで繊細なアーティストで
不思議な方です。
「フォトジェニックD」・・・そうなんです。このポスターのことを知って、
あぁ、いよいよあの時の動画の街ゆく中で見られるのかと感慨深く、夜に見に行ってしまいました。
今後どのような進み方をされるかはわかりませんが、彼ならではのものがあると思います。楽しみです。


<< ラクダたちの食事 小ネタ >>