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2015年 04月 25日

疾走…流鏑馬2015(2)

1.流鏑馬(やぶさめ)観覧事情  
 鶴岡八幡宮では4月に武田流、9月に小笠原流の流鏑馬があるが、ここに記すのは4月の武田流の場合である。

①馬場と通行規制
 鶴岡八幡宮では、東から西へと続く馬場でに一の的・二の的・三の的と続く。
それを次々と疾走する馬上で矢をつがえて的に向けて騎射する。

 馬場は南北に走る参道を直角に突っ切ることになるので、当日は流鏑馬の時刻が近づくとロープ規制がなされ、参拝や観光の人たちは馬場を大きく迂回して西の駐車場の方まで回らなければならない。

 一般観客の立見席は南側にところどころあるが、そこで一番前にいる人たちは午前中から位置を占め始める。また、北側の椅子席は関係者席や協賛席、そして東北大震災への募金にかかわる席である。

② 見通しの甘さを知ることになる。
 以前に、もうすぐ流鏑馬があるそうだから行ってみようと開始時刻ごろに行ってみたことがある。
見通しが甘かった~!
どこもかしこも許可されているところは人に埋め尽くされていたのだ。通行規制のかかった中央通路で見てみた。
 音は聞こえる。迫力ある馬の地響きと足音がこれだけでもすごいと思わせる。そしてシュタッと的にあたる音と、観覧客の歓声と拍手は聞こえれる。
 しかし、映像的には高速で通り過ぎる騎手の顔のあたりが見えるだけという状態だった。木々の間の一般席は人がいっぱいだが、背が高ければもっと見えるかもしれない。

*過去の「見通しの甘さ一番」の記憶
見通しの甘さで一番は上野動物園。ゴールデンウィークに動物園に行こうと突然思い立っていったことがある。普通に昼近くにいったら、???
 何も見えない!
服を着たホモサピエンスという生物はいやというほどいたけれど、他の動物が見えずかろうじて背の高いキリンだけ見えた。ほんとに他には何も見れなかった。それ以来、ゴールデンウィークの出足が鈍ってしまった。

③必需品
 なお、場所を決めるとほとんど動けなくなるので、お茶や簡単に食べられる軽食を持っていって開始までの長い時間をそれでしのぐことになる。とくに暑いときは水分を補給しなければいけない。

 基本的に、自分の場合は自分の最寄駅から鎌倉駅までの間で、ペットボトル、昼食、一口おやつを手に入れておく。昼食は早めに人が押し寄せてこないうちに済ませる。そして乾燥梅・アメ・チョコなど一口サイズの物を入れておくと途中で疲れたときに助かる。もちろんゴミは全部持ち帰り。大勢の人が観覧しているが、帰りは本当にきれいにしてゴミひとつ落とさず帰るので、その様子は日本人として誇らしい。
 もっともこんな素晴らしい武士の鍛錬を見させていただくと自らの背筋も伸びる思いだし、ごみを残すなんて気持ちはみじんもなくなるだろう。

 なお、4月の流鏑馬では結構な率で雨にたたられる。開始までは傘をとなりと互い違いに遠慮がちにさすことは可能だが、流鏑馬が始まったら傘は使えない。だから、ビニールカッパやフード付きコートなどが必需品になってくる。
 今回も天気予報では3時ごろまでは大丈夫かという雨予報であったが12:00ごろ降ってきて、傘とカッパを使うことになった。幸い、始まってからしばらくしてだんだんと晴れていったので見やすくなっていった。

④トイレ事情
 もちろんトイレもなかなか行くことが出来ないうえ、場所も限定されていて遠かったりもするので、自由に動けるうちに行っておくのが肝要だ。流鏑馬の案内所で地図をもらっておくとよい。
 
⑤時のとらえ方
 1:00開始と書いてあるので、はじめてこられた方は1:00から目の前で馬がびゅんびゅん走って的を射ると思ってしまいかねない。実際は神事であるからまずは舞殿で神事を執り行ってから馬場へやってくる。
 
 素馳せもあるし、時間はかかる。
実際に流鏑馬らしい状態になるのは2:00近い
 何しろ素馳せ5人×1回、神事流鏑馬(5人×2通り×2チーム)+競射5人が粛々と進むのである。それを見る側もゆったり一日を武士の時代の雰囲気を楽しむというくらいの気持ちでちょうど良い。そうすると、騎射を終えてスタート地点に戻る様子なども衣装や被り物の鬼面を見たり、馬の艶を見たりといろいろな楽しみ方をすることが出来る。
 
⑥ 小石が飛ぶ、砂が舞う
 なお、馬場には砂や土が敷いてあるが、馬が人を載せ疾走するので、時に小石も跳ね上げられて飛んでくる。今回見事に小石が飛んできてピシッと自分の足にあたった。となりの方もイタイ!と言ってらした。
 この経験から言うならば、どんなに親が見たくとも、子どもは前のほうは避けた方がいいし、興味のない場合は非常に長い行事なので幼い子どもにはむかないと思った。

 ◆逆に、今回地元の高校生が招待されていたが、これはとてもいいことだ。
いろいろなイベントや青少年ホールや公民館やあるいは博物館のワークショップもお子様向けのが多い。ほとんどが対象が小学生だと言ってもよい。
 だが、本当に見て感じてほしいのは高校生。ここで伝統行事を知るということはとても残る。おそらくここでまじかに流鏑馬を見たことは忘れない。馬の地響きを立てて疾走する迫力を感じ、武士の気概で弓を射る騎手のカッコよさを日本人としてしっかりと心にとどめてくれたことと思う。
 

2.疾走感を撮る 
  出走と人馬の緊張感や一体感の様子が感じ取れる一の的が好きだ。今回は出だしが遅かったため、一の的の手前のところになった。そのため的を射る瞬間をとらえる位置にいることが出来なかった。
そこで今回はやはりスピード感、馬の疾走感を昨年よりさらにあらわすことをイメージしていった。
c0067690_1393153.jpg

  ↑ (画像の上でワンクリックすると大きい画像が見られます。もう一度クリックすると元に戻ります)

流鏑馬神事で優秀だった騎手が参加する競射の場面。
的はごく小さなかわらけ(素焼きの土器)である。不安定に釣り下がった小さなかわらけは的としてはすごく難しい。
 疾走する馬に合わせていくがあまりにも速いのでピントが合っているのかどうかもわからない状態。その中で唯一馬の目を捉えた一枚がこれだ。
 なお、ゆったり歩いている馬はあまり筋肉を意識することがない。ところが、この写真で馬の臀部から腿をみると、疾走している時の筋肉が、筋肉見本のように盛り上がっていることがわかる。

 (なんだか、徹子の部屋を思い出してしまった、失礼しました!)

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by miriyun | 2015-04-25 02:19 | Comments(0)


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