AOI(4)アシンメトリー衣装で…高橋大輔

1.感謝

 スイスへは、さすがは大輔さん出演で、200名ものツアー客の他に個人手配の方まで入れるといったいどれほどの方が応援に行かれていたことか。そしてすでにたくさんの方が動画をyou tube等にアップされていて、どれがいつのか分からないくらいになっている。

 それらの方々のおかげで、こうして見させていただけることに感謝申し上げたい。今のこういう時代だからTV放映が実現しない遠い国での公演であっても臨場感を共有させていただける。ありがたいことだ。

 ◆ソロ Turn Off the Light 高画質
こちらはとても高画質でアップで表情まで見える。動画主様お借りします。

上が見えない方はこちらのリンクから↓
Daisuke Takahashi: Art on Ice 2015 (Solo with Nelly Furtado)

ずっと大輔さんを見ていると表情が入るのが当たり前に感じてしまいやすいが、実はなかなか表情が入るのは大変なことだったのだと感じることが多い。

 たとえ大輔さんでも曲を感じて、入り込み始めるには時間がかかるし、ましてや新しいプログラムとして練習し始めたころにはイメージがつかみにくいことだろう。

 しかし、衣装はその頃にイメージを伝え、つくってもらわなくてはならない。



2.大輔さんの衣装はアシンメトリー
 紙でも洗濯物でもきちんとおさまっているのが好きで、整理整頓してしまう大輔さんで衣服もシンメトリーになってしまうので、意識的にアシンメトリーへ向かうようにしているらしい。
 eyeなどは襟の形など、本当に個性的でアシンメトリーだった。それ以来意欲的な作品についてはアシンメトリーが多い。ソナチネの腰のところでなびく裾も、月光もそうだった。

 ご自分でもこれだという風に作品に対してピタリとはまったのはVASだといい、これもまた一方の肩のケープがなびくアシンメトリーの素敵衣装で、曲想ともぴったりだった。
 (逆にシンメトリーだったのはロックンロールやブエノスアイレスの春。)

 今回の衣装はどうか。


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この衣装!
     ひさびさにやってくれた。

 ヒョウ柄でエリは左右2色に分かれ、胸には肌襦袢の上の黒のひも。腕にもひもが衣装として巻き付いていて、野性味のある衣装。これがただヒョウ柄だとまるでターザンになってしまいそうだ。だが、片方の胸と腰のところにアシンメトリーにチェックの布がなびいているため、動物柄でありながらターザンをイメージさせない斬新さとシャレ感がある。
 大輔さんといったらスピード!
広いリンクを突っ走るスピード感のある演技で、もちろんターンには誰も真似できないキレがある。するとこのなびく部分がとても生きてくるのだ。

        曲にぴったりですよ〜!
                    Fuuuー!
                         cool ‼︎


3.ヒョウ柄+ハウンドトゥース
  
 大輔さんのチェックは、ただのチェックではない!

 ハウンド・トゥースだ!
 猟犬のハウンドにトゥースは牙を意味する。イギリス定番のチェックで白い部分も黒い部分も同じ牙になっている。だから、ヒョウ柄とハウンド・トゥース、すんごい組み合わせなのだ!
 大輔さんが男っぽさを全開にし、野性味を出すのにぴったりなのだ。
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                   ↑見よ!このハウンド・トゥース柄の生地の流れるようなフォルムの美しいこと。

ハウンド・トゥース柄の生地には黒の裏地がついている。そのため翻ると立体感もでてくるのだ。
      動くとどうなるのかということが計算されつくした。
             大輔さんのこだわりいっぱいの衣装と見た。

(尚、このチェックは日本では千鳥格子と呼び、鳥が連続飛んでいる姿を模しているとする。でも、発祥は英国版ラウンド・トゥースである。)

長身の欧州人とややもすると似たイメージで括られてしまいかねないアモディオとの間にあって、公式カメラマンがダイスケさんのこの演目で写真をたくさん出してくる。つまり、動きが美しい人が動きのある衣装を身につけて演ずると、フォトグラファー意識が刺激されてしまうのだ。
 終わってみれば大輔さんの動きとこの衣装が脳裏に残ることになりそうな気がしている。


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                    踊り心、全開!


◆2.07のTurn Off the Lightから次の演目であるマンイーターへのつながりである。
こちらの動画主様にもお借りします。


 ソロナンバーが終わって挨拶して退場すると同時に椅子を持ったスケーターが出てくる。その最後に大輔さん画ソロの衣装の上に黒の衣装の上着をはおっって、椅子を持って登場する。
 つまり、連続出演なので、前の衣装の裾が翻り、片方だけが袖があり片方はない上着でひも状の前の衣装の袖がアクセントを与えている。

 この二つのプログラムの連なりはもともとの計画通りなのだろうか。
二つのプログラムのつながりはなかなか厳しいものだが、フレンズでもXmasでも5つのプログラムを演じてきた大輔さんなので最後まできびきびとした動きだった。

スイスでのAOIツアーは、チューリッヒ、ローザンヌのあと舞台はダボスへと移る。
標高が1500mと高く、普段海岸線に沿って住んでいる人にとって高度は大きな負荷をもたらす。
短期での訪問では身体を高度に慣らす暇もない。
そんな中でアップテンポの曲ばかりで、連続出演があるのは大変だが、きっとそんな苦しさも見せずに最後の公演を駆け抜けていくにちがいない。

このあとしばらく見られなくなる大輔さんの勇姿を見守りたい。

 

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by miriyun | 2015-02-11 22:09 | Comments(2)
Commented by hinagesi-k at 2015-02-13 14:06
大輔さんの演技を部屋の中で堪能させていただいています。
インターネットのお蔭です。
Commented by miriyun at 2015-02-15 10:29
谷間のゆりさん、
ほんの少し前までは、遠くの国で行われていること、テレビ局が放映してくれないものは一切情報がないのが普通でしたね。
 本当にすごい時代になったものです。いいことだけに使われて欲しいものです。


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