ムクドリの群れ(2)

1.竹藪に来たり 
この日、竹藪を前にしていた。
いや、正確には川とその土手があり、それに平行して竹藪がある。
そして、その竹藪には人間は近づけない。
なぜなら、竹藪の脇はひっきりなしに車が通る道路なのだ。
道路を挟んで反対側のわずかに人が通ってよい道を鳥の群れを見ながらあるいていた。
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ちょうど竹藪の向かいで極小の空き地を見つけ、そこにとどまった。
大空を乱舞する鳥たちは、大きく広がり右へ左へと大きく旋回していたが、次第に行きつ戻りつしながらもその群れが近づいているように見え始めた。

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そうしているうちに、目の前の竹藪に鳥たちが舞い降りはじめた。
あっけにとられているうちに、数知れぬ鳥たちが竹藪に吸い込まれていく。
そばに行くことはできないので見えない位置にどれだけいたのかはわからない。

竹藪の上のほうで空を背景にしている鳥だけが見えていたのだった。

2.夕闇迫り 

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この日の空は茫洋とした感じで澄んだ空気ではない。
何層かの見えない空気の層があるので富士の姿もきりりとしているわけではなかった。
しかし、こういう時にこそ色は濃くなる。

天空の半分以上が深い色に染まった日だった。

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ここを寝ぐらにするのか
竹藪に降り立った鳥たち
そのシルエットが目の前でくっきりと浮かび上がった。

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by miriyun | 2014-11-04 07:05 | Comments(0)

*写真を使って、イスラーム地域や日本の美しい自然と文化を語ります。日本が世界に誇る人物についても語ります。フィギュアスケーター高橋大輔さんの応援ブログでもあります。


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