高橋大輔・・・引退の衝撃

1.驚愕
朝から昨日のお抹茶をのみにいった場所についてアップして、それから仕事に出た。台風一過すっきり晴れたね、と思いつつ通勤列車へ。そのあとに娘からラインに何か入った。

 「大ちゃん、引退だってニュースで言ってる!」

 その衝撃の大きさ、ずっとずっと、いつか競技に戻ることが出来る、膝を1年でも2年でも3年でもかけて直していつか60m×30mリンクに戻ってきてくれる、そう願ってきた。それだけに、もしかして膝は癒えないほどなのか・・・、ショックだった。
 iphoneでニュースを探る指が震える。
本当だ。あちらこちらで同じ文で発表されいる。でも、これまでどんな内容も大輔さんは自分の口で最初に発表している。まだ、大輔さんの発表はないのか、問い合わせる。まだだが、午後にあるとのこと。もう仕事しながら心はざわめき通し。メディアが何を言おうと本人の言葉が出てくるまではじっと待とう。
 でも、大輔さん引退ならばそれについて特別なニュースや特集をするはずだからニュースの録画を娘に頼んだ。

2.引退会見
先日マリアンベスの店長さんブログで何かイベントがあるのですか、髪を整えにきた大輔さんがひげをそるべきか、せっかく伸ばしたひげをそのままにしようかと悩んでいたという話を聞いた。岡山で入賞を祝う会があるからね~と、気楽に考えていた。
 あぁ、でも髪モ髭もそしてスーツにネクタイ、メガネまでびしっと整えた大輔さんが引退会見に臨んでいる。

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最初はやや緊張気味に話す大輔さん。
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名前を言ってメディアは質問をするのだが、きわどくなさそうできわどい質問をしてくるのもいる。
敬意を持った言い方のもある。
 いずれにも率直に、しかし丁寧に言葉を選びながらわかりやすく答える大輔さん。

最初あまりにもたくさんの報道陣とたくさんのマイクの山に驚いていた大輔さんだったが、しばらく話すうちに大輔さんペースになってくる。
 真剣そのもののやや緊張した顔と、考え込む顔と、そして合間に二コッと微笑んでは自分らしい言葉で語るときと、やはり表情がよく変わる。TVでアナウンサーが「演技がよくできなかった時でさえ、わかりやすい言葉でいつもきちんと語ってくれ、小さな約束も必ず果たしてくれた。」と、語っていた。そういった言葉が今見ていてもなるほどと分かる。
 この人はこうやって長い、長い間、マスコミにきちんとした対応をし続けてきたのだ。

 
刈屋アナはいう。「高橋選手は誠実でもっとも信頼がおけるアスリートの一人である」と。

それなのに、かって一部のメディアが泥をかけるようなもあったことに驚く。

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ファンとしては競技の場で大輔さんの素晴らしい演技が見られないのは寂しい。
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でも、こんな清々しい笑顔が見られ、大輔さんが、もやもやとしていたのを払しょくしたくて、
いったん、線を引きなおしてというのはわかった。

 そう大輔さんはきれい好きなだけでなく、きちんと物事を整理して次の準備に入っていく人。
スポンサーに世話になったらイベントに出る。故郷で世話になったら年賀状は欠かさないし、時にあいさつに出向く。先生には10日前に報告するとか、何事もきちんとおさめたうえで、ようやく自分は何をする?という人なのだ。
 彼が次のステージに立ち自分の道を自由に探すには、これ(引退)が必要と判断したのだ。
その決心の元で、マリーン輔、抹茶輔さんや写真輔さんの「そこのあなた・・・」シリーズがあったのか、
確かに爽やかで色物を着てこれまでと違う雰囲気だった。単に休暇中だからと考えていたのだが、それが大きな決心をした清々しさだったのか・・・。

やはり自分で考え自分で発表するすがたをみて、
これは納得だと思ってしまった。

 ただし、引退しても競技者に戻れる仕組みがあることは大輔さんも承知している。ランビエールのように自分の気持ちのおもむくままでいいのだ。
ミヤネ屋だったか、ピョンチャンのときに復帰したっていいんだということを言っていた。

 フィギュアスケートを滑り続けたい気持とすこしスケートから離れてどう感じるかを試してみたい大輔さん、
どんな大輔さんも応援するからね‼︎

◆ファンについては、頭の片隅に覚えていてくれたらとか、言っていた。

「マタ~~!超ケンソン輔さんが出てしまった。

頭の片隅どころか、頭の記憶中枢はダイスケワールドで染まってしまって、どのプログラムでも
たちまち取り出せるくらいになっている。
・・・あなたのファンはそういうファンであって、
     あなた自身の演技でそういうファンにしてしまったんだよと教えてあげたい。

それにしても大輔さん、「あんなに大々的な会見にするつもりはなかったから、自分もビックリ。
元々は小さな囲みでさりげなくサラリと言うつもりでいたのに…。」といいつつ、やはりあなたは只者ではない。スケートを履いていない高橋大輔でも今はあの報道陣を前にしてこんなに清々しく人を魅了するあっけらかんな笑顔になれるんだ!ああいう場面でこんな笑顔ができる人ってそうそういない。
そしてあのスーツの着こなし、メガネもまた新しく理知的で、俳優のようなその存在感と華やぎ、髭のにあうダンディズムとあいまって、陸にあっても何という輝きがある人だろうと感じ入ってしまった。
そのためか、午前中の不安や悲しさが消えていった。

いつまでもファンも後ろ向きではいけない。
大輔さんはいつものごとく前向き右上がりだ!うかうかすると置いていかれてしまう。

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by miriyun | 2014-10-15 03:26 | Comments(6)
Commented by なごやん at 2014-10-15 08:22 x
とうとうこの日が来てしまったのかぁ(;_;)
悲しくて悔しくて寂しくて。。。
でもね、今まで公の場であまり見せなかったメガネ姿で、相手の顔を見て丁寧に答えるのを見て「この人はスケーターとしてではなく1社会人として、人間高橋大輔として生きていきたいんだなぁ」と胸をうたれました。引退理由をケガのせいにしてコーチになりたいとか言えば簡単なのに、いつかは戻りたいけどしばらくは離れたところで向き合いたいとは・・・
いつも遠回りしちゃうのね。でもきっとそれが正しい選択なんでしょう! 几帳面で正直で、ほんといい人ですね。パートナーはいないって、進む道が決まらないとっていうようなこと言ってましたよね。しっかりした信念の持ち主でもありますね。
お疲れ様、ありがとうって言いたいですね。
Commented by 谷間のゆり at 2014-10-15 11:24 x
昨日の記者会見を見ながら、miriyunさんはこの会見をどこで御覧になっていらっしゃるかと思って居ました。
いつかは引退がある競技ですが。
気の利いた質問のなさに焦れました。
父の出身地と同じ岡山の方だから、粘り強く先を読んでの引退だと、先を楽しみにすることにしました。
Commented by shintaromaeda at 2014-10-15 21:05
お久しぶりです。
私も高橋選手の引退のニュースと会見は様々な勇姿を思い起こしながら見ておりました。
私も高橋選手本人の意思を尊重した上で「おつかれさまでした」「ありがとうございました」という言葉をかけたいと思いました。
Commented by miriyun at 2014-10-16 17:52
なごやんさん、引退のその日まで清々しく誠実で努力家でかっこいい大輔さんでしたね。その姿と言葉で、ただ嘆いていたこちらも背筋をしゃんとして行かなくちゃと思わされたのでした。
こんなに応援したくなる人はいません!応援できることで幸せな思いをさせてもらいましたし、これからも変わりません。今はまずはご苦労様でした。次の歩みが楽しみですね。
Commented by miriyun at 2014-10-16 18:44
谷間の百合さん、ここの記事に書いたような状態で最初はショックだったのです。
でも大輔さんの会見での思いを聞くことが出来、また引退しても輝いていくであろう姿から次のステージでの活躍を応援して行きたいと思ったのです。
感性豊かで深くて優しいアスリートはどう発展して行くのでしょう。見守って行きましょう。
Commented by miriyun at 2014-10-18 12:58 x
shintaromaedaさん、選手にとって引退というのはいつか来るものではありますが、まだまだやってほしい才能というものがあるものだとも思いました。
でも、他のことをしてもそういう耀きを出していく人かもしれません。
今後も楽しみにしていこうと思っています。


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