リベルタンゴコラボへの道・・・高橋大輔

フレンズオンアイスで、リベルタンゴのコラボが見られたので、この曲をめぐっての流れを振り返ってみた。

1.中学生の出会いからタンゴ

 高橋が中学1年、まだスケーターとしての突出したものが見えなかったころだが、この時すでに鈴木明子は中学2年でりベルタンゴを踊っていた。
2000 Kokutai Akiko Suzuki SP
https://www.youtube.com/watch?v=QoLqRQuFocA&feature=youtu.be・・・追記
 のちに高橋が語っていた。「なんだこの人は?」 明子さんの踊るスケートに魅せられ、そのタンゴを全部覚えた。ビデオを見たとしてもタンゴは動きが激しい。それを教わったわけではない少年がまねをして全部覚えてしまったという事実に驚かされる。

その翌年、急に高橋はのびはじめ、海外派遣されるのだが、その時に初めて二人の若き選手は出会った。
 そして「あなたのリベルタンゴが気に入って全部覚えた」と語る。それ以来の競い合い励まし合う仲間だった。
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活躍し始める高橋

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それよりももっと早くから活躍し初め、全日本で4位に入っていた鈴木明子。


鈴木2008年のエキシビション演目を決めるにあたって、高橋がリベルタンゴ!と・・。

https://www.youtube.com/watch?v=-8Huy1PI9vc
リベルタンゴこそが鈴木明子の真骨頂のよう。キレと情感がいきわたる。


2.二人のタンゴへの道 
このころからすでに切望された二人のコラボ

◆2009年の動画
Daisuke Takahashi& Akiko Suzuki "LIBERTANGO"

https://www.youtube.com/watch?v=Y7vMxcAmg50
あらけずりのeyeとリベルタンゴをひとつにまとめて作者さまの願いを込めた動画だった。

この後、大輔さんはeyeでは、日本人にはラテンの血が流れていないのにどうして踊れるんだと聞かれ、ブエノスアイレスの冬・ブエノスアイレスの春を演ずるようになり、本場のアルゼンチンタンゴ雑誌編集者に高橋のタンゴが絶賛される。

 ファンの間ではますます二人がやったらという声が聞こえてくる。


◆楽屋裏ではスケーターたちはいつもお気に入りのパフォーマンスを練習したり、まねしたり・・・。

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2012.05.Twiよりお借りします(追記)

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2014.あっこさんインスタよりお借りします。
もう、これらを見ると、いつかはきっとやってくれるだろうと。
そしてもちろん振付けは宮本賢二先生と、なぜか確信していた。

3.FOIコラボ*リベルタンゴ*明子&大輔

そして、2014.08.21 ディアフレンズでコラボが明らかになるが、2か所ほどは演技せず、演技内容をぼかしていた。22日からの本公演で初めて全貌がわかる。


① 寝転がるDさんをあっこさんを胸ぐら掴んで引き起こす過激なシーン。
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実際はDさんの腹筋で起き上がっているのだが、印象的な動きになっている。


②手を差し伸べる。
そのあと、点対称の動きが美しい。
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③圧巻はその後のステップ。
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アイスダンスペアの甘いペアダンスと違って、
      それぞれシングルスケーターが競うようにして激しくステップする。
今回のりベルタンゴは明子さんの演目を中心にコラボしたもので、なかなか会えない中で、明子さんの動画で送ってもらってそれを見ながら大輔さんが練習したということだ。そんな状態で二人で合わせたのは短い時間だったのだろうに、よくぞここまで動きを合わせられたと、1コマずつ分解してみながら感嘆していた。
 さすが、中学生のころから気にっていて全部覚えたという流れがあるからこそ、厳しい状態でもできたのではないだろうか。


 ふ~っと!二人の情熱の愛というより、二人のタンゴリズムへの力を尽くした演技という感じであったが、あの早いステップは見事、観客を歓喜のるつぼへといざなった感があった。
~~~~~~~~~

 フフッ!

書き終わってからで、なんだが、
宮本賢二先生の「どーや?大ちゃんはすごいだろう!
                どーや?あっこちゃんはやるね!」
      ・・・という音無き声がつぶやかれて
         まんまと術中にはまったような気がしてならない。

 でも、ほんとにすごい!
     ありがとう、先生!!
         そして楽日の賢二先生&大輔さんバージョンのりベルタンゴ、
          歓喜の悲鳴が上がってた!
          ほんとに、まんまと嵌ったディアフレンズから楽日までの宮本作品だった。
           
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by miriyun | 2014-09-08 02:22 | Comments(4)
Commented by うらん at 2014-09-10 00:38 x
はじめまして、いつもブログ楽しみにしてます
鈴木明子さんの例のタンゴ動画がありました
2000 Kokutai Akiko Suzuki SP: http://youtu.be/QoLqRQuFocA

あと上から3番目の二人のスパイラル?の写真の出所はどこでしょう?
もしかしたら非公開FBからのものかと気になったので
ちがったらすみません
Commented by miriyun at 2014-09-10 09:18
うらんさん、ようこそ!
明子さんの動画探していたので嬉しいです。
帰宅したら本文に追記させてもらいますね。
スパイラル写真はもう2年以上前に大ちゃん応援有名ブログさんにも既出のものでTwitter由来だったと思います。FBでスケートは見ていないです。ご心配いただきありがとうございます。


Commented by junjun at 2014-09-15 17:11 x
こんにちは。初めてコメントさせて頂きます。
ソチ五輪で髙橋大輔選手のファンになり、過去の演技のことも知りたくて、様々なブログや動画を散策しているうちに、こちらに辿り着きました。素敵なお写真、動画、それにとても的確な解説で、ずっと過去の記事までさかのぼり、感銘を受けながら拝読しています。また、昔からイスラム文化にも少し興味があったので、美しいお写真と記事が新鮮で、こちらも楽しませて頂いています。

フレンズ・オン・アイスには行けなかったので、先日テレビで放映されたのを興奮しながら見ました。明子さんとのタンゴは、事前にいろいろな方のブログで想像はしていましたが、テレビで見てその「カッコよさ」に一瞬たりとも目が離せなくて。「ペア」というよりも「同志」という印象の強い演技で、あまり時間もなかったでしょうに、よくぞここまでぴたりと合わせられたな、と感動しました。なるほど、2人が10代で出会った時から、道はここに繋がっていたのですね。タンゴをめぐるエピソードで、一層あの演技が味わい深いものになりました。
あのショー限りなんて勿体ない!あのカッコいい「同志」の素晴らしいタンゴを是非いつか生で見たいものです。
Commented by miriyun at 2014-09-16 09:51
junjunさん、ようこそ!
 高橋選手の記事をさかのぼって読んでいただいているばかりか、
イスラム文化の方も楽しんでいただいていることを知りとても嬉しいです。
 深みを年々増していく高橋選手の演技・・・そのため、ソチ五輪で新たにファンになられた方がとても多いです。 以前の演技もすべて残る演技、繰り返し見たい演技ですが、常に進み続ける姿勢は一貫していて、しかもその日の感性と観客応援に呼応して演ずるので、見逃したくないという気になります。
 タンゴはキレキレッの動き、手足だけでなく首も背も腰もなんでそんなに一気に反転できるのという動き満載でやはり繰り返し見てしまいますね。


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