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2014年 04月 07日

結び柳のある街並・・・倉敷(2)

結び柳     
倉敷というと運河ぞいの街並みが、武士の時代の商人の町としての特徴を表しているが、そこだけではない。並行してもっと奥にも古い通りは続く。
そんな街並みを行くとこんな風情のある旅館が目に入った。

結び柳のある街並・・・倉敷(2)_c0067690_6464911.jpg

結び柳のある街並・・・倉敷(2)_c0067690_6464013.jpg


結び柳は茶道では初釜の時などに目にする。しだれ柳の枝をぐるりと輪にして裾を畳に流すほどに長く飾る。
しかし、本来は中国の故事が元であり、旅立つ人がまた無事に戻ってきて再会できるようにという意味がある。だから、旅館の表の柱にさりげなく打ち付けられた結び柳は、凄く粋なはからいなのだ。
倉敷、ただものでないぞと思ったのだった。
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by miriyun | 2014-04-07 06:49 | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2014-04-08 12:49
粋な計らいでもあるし、こんなことをされたら、
再来しなくてはと思いますね。
柳に付いている色とりどりの繭の様なモノは何でしたか?
Commented by miriyun at 2014-04-11 02:13
ソーニャさん、夕闇迫る中で見たので明確ではないのですが、
枝垂れの枝に、色のついたものがついていました。
どんど焼きのようなイメージのものを模しているのかもしれないと
ちらっと思いました。


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