写真でイスラーム  

mphot.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2013年 11月 09日

NHK杯SP*モロゾフの目に涙・・・高橋大輔

やってくれた・・・ヴァイオリンのためのソナチネ 

大ちゃん、なんて気安く呼んでいいんだろうか・・・と思わせられた今日の演技、
                        また一段自分の理想に向けて上った大輔さん、
c0067690_322457.jpg


すごく力強くて、凛々しくて、気迫と程よい緊張感を維持したまま明日へ向かっていこうとしている。

 ことしのNHK杯、素晴らしい選手たちが集まり、メンバーを見てなんてすごいのだろうと思っていた。
気楽に考えればなんという豪華メンバー。見たいと思うような演技ができる人が日本に集結。男子はみな4回転を入れて、ステップも以前よりずっと工夫して上手い。
どの人も見ごたえがある。伸びが見える。オリンピック年はやはり違う!!
 (このブログにこれ以上フィギュアについて書くことに違和感を覚えて書けなくなってしまったこの1か月、書きたいのに書けない、そんな思いで別ブログを立てるか、そんなことをしても運営する時間を生み出せないでしょうとかそんなことを思っている間にも激しく世界の選手たちは進化し続けてすごいことになっていた。きょうの演技を見たらもう想いを止められない。また大輔さんに絞って書こう。)

 どの選手も応援していたけど、こんなに激戦になってしまうと、高橋選手のジャンプの不調が心配で・・・。
世に言う年齢による限界説とは反して、身体の作り込みはできてよい状態なのにどんどんと崩れてきたジャンプ・・・歯がゆく思いながらも信じて見守ったコーチ陣。
 大人になった大輔さんはどこまでもジェントルマンになって、にこやかに雑誌の取材にも負け勝負にさえも対応していた。スケートアメリカで4位に落ち込んだ後でもそうだった。
 いつもながら、謙虚で優しく誰からも愛される日本の代表として働いているが、それだけにがむしゃらな勝負師としての影を潜めていた。

こんな時こそ、ニコライ、あなたの出番でしょと思っていた。

ズバズバと言えるのはあなた、
        こんな時のためにあえて大輔さんのそばに来ていたのでは?
 
 そう思っていた矢先に、実はニコライ・モロゾフはスケートアメリカのフリーが終わった日の夜中に大輔を訪ねて、罵倒するほどの勢いで、オリンピックへの目標の甘さとスケートへの思い切りについて圧倒する勢いで語っていったという話が伝わってきた。

 うわ~!やったね。そんな刺激も必要な時期だったのだ。
 
 デリケートな大輔さんは自分というものをしっかりと持ちながら人の厳しい意見があれば聞く。そういうより高みを目指す助言こそ求めるようなところもある。ところが最近人に厳しく言われることのなくなった(それは、そうだろう、世界ナンバー1の実力者に強くいう必要などないと思われた。)
 例えば今年5月には振付けのローリー・ニコルがスケーティングができていないとダメ出しをされ、それを聞いてスケーティングの技術をあげた。それがそのあとのアナザー・オリオンの驚異的な滑りにつながった。すでに世界で認められた力のあるものができていないと言われて、素直にガチで取り組んで、そして直していってしまう?・・・・・ことばでいうのは簡単だが、なかなかできることではない。しかし高橋大輔という人は、そのなかなかできないところを苦しみながらも取り組んでやってしまう人だ。

 しかしジャンプは思うようにいかなかった。怪我後の足の力任せに跳べないから必要だったフォームの改造に、靴にエッジ、成功や失敗の身体の記憶、いろいろなものが複合してのジャンプなので、うまくいかないのがなぜかわからないまま、ルッツやなど当たり前のジャンプさえパンクするようになってしまった。
 そこへ、モロゾフの、「さあ、語ろうじゃないか」とさあ、寝ようかと思う時間に大輔さんのところにやってきて、放送禁止用語まで飛び出したという罵倒と熱き語り。
 そういえば、「なるようになる」と言っていた大輔さんはメダルを取ることを目標としてあげてはいなかった。失敗するはずのない3回転のジャンプまでスケートアメリカでは失敗していた。その辺をつかれて、大輔さんは感ずるところがあったようだ。

 まさに、昨年NHKのころに大輔さん自身が語り、新刊の「Be Soul2 それでも前へ向くために」にもかいてあるあの言葉を思い出す。
「新しいチームの中で、歌子先生が、自分を守ってくれる安心できる車体であり、
その中でより活発化するのに動いてくれるエンジンにあたるのがモロゾフだ」

 この大ちゃんを活性化するエンジンであるモロゾフがまさに動いて、ギアを入れかえた。

NHK杯SP  
 演技はあの耳の下から後頭部へ腕を回しうつむく姿勢から始まった。最初の数秒で引き込まれる世界感・・・久しぶりの完全なクアドに最初の歓声が会場を埋める。しかし、得意なはずなのに消えてしまっているアクセルに息を詰める観衆。
 そして美しい大輔スペシャルアクセルの復活!!歓声をあげつつすぐに静まりまだまだ不安な思いで息を詰める観客、最後の3ルッツ+3トーループのコンビネーションも美しい。
 激しくもがくような曲の世界感、しかし旋律は波うちながらも美しく、次第に希望の一筋に向かっていく、わずかながらも上へと上がっていくそこまでを、大輔さんの身体があらわすのだ。

    身体のキレと
       驚異的な足の運びと、
           指先のさらにその先の空間までも張りつめさせているような演技・・・・

c0067690_3342452.jpg

 大輔の才能を最も価値あるものとして言っていたモロゾフが今日の演技で涙した!!!!
c0067690_3242962.jpg


c0067690_359410.jpg


c0067690_3591066.jpg

 奮起した大輔さん、言われっぱなしはくやしい大輔さん。

う~ん、うれしい、あなたの信じた大輔がやってくれた、ファンが信じた大ちゃんがやってくれた、


思わず涙も出るさ!(私も出たよ)

 
動画主様、お借りします。

c0067690_3562579.jpg


明日へ
 普通なら音楽が終わった瞬間に素顔の照れ屋でやさしい大輔さんに戻ってしまうのが常なのに、今回は違った。一緒に見ている娘も笑わないね・・と言い合った。
 そう、厳しい表情のままの大輔さんだった。インタビューで気を引き締めて明日に臨みたいとのことだった。
    

 そしてモロゾフにも歌子先生にも、関係者席で見守っていた宮本賢二先生も、放送席の本田先生も
みんな高橋への愛が根底にある。

その愛に報いることになるのか、明日のビートルズメドレー・・・奇しくもそのテーマは愛である。


                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ

by miriyun | 2013-11-09 03:38 | Comments(6)
Commented by えるだーおばば at 2013-11-09 14:16 x
こんにちは、miriyunさん。
素晴らしかったですね、もう、言葉はいりません。

おばばは、地元岡山ですので、モロゾフコーチが、地元放送のインタヴューで、「彼は、絶対世界で一流の選手になれる」と答えているのを、今、おもいだします。
モロゾフの悪口を書く方がいますが、おばばは、大輔君の今あるのは、モロゾフあってだと思ってます。
スケーティングも綺麗になってます、おばばは中国のエンカン{ハンヤン}の滑りをこよなく愛してますが、それに近い滑りでした。
ハンヤンは練習の初めに必ず、コンソパリ{昔の規定}を練習しているそうです、コーチが基本を重視する方らしく、その為でしょうか、美しい滑りです。
町田君も、最近コンソパリを練習の中にいれてるそうですね。
高橋くんにも、モロゾフが助言したのかな、美しい滑り、ステップでした、もう、男の魂の表現でしたね、感動しました。
Commented by yumiyane at 2013-11-09 23:02
昨日、競技が終わって高橋選手が一位となったことを知ってmiriyunさーんとこちらのブログにお邪魔しました。そのときはまだアップなさってなかったけど、今日miriyunさんの感動のコメントと動画を共有させて頂きましたよ。
いいじゃないですか、イスラームと大ちゃん同居してても。それがmiriyunさんなんだから。
Commented by 谷間のゆり at 2013-11-10 10:15 x
高橋君優勝おめでとうございます。
高橋君のライブを私が見ていると、いつも高橋君がミスをするので、4位になった時もそうでした。だから今回は高橋君の演技が始まる前にテレビのスイッチを切っていました。
スポーツニュースの時に見ただけなので、残念ですが其のうち(優勝えの道)なんてタイトルのドキュメンタリーが出来るのではないかと期待しています。
Commented by miriyun at 2013-11-14 01:44
えるだーおばば さま、
モロゾフは才能のある人を育て、それに入れ込むかのようにしていく人なので、やはり戻ってきてタグを組んだのはよかったですね。
 あのモロゾフが・・・と絶句しましたが、
それだけ思いが強いからこその再タッグだったのだと、
改めて感じています。
Commented by miriyun at 2013-11-14 01:52
yumiyaneさん、
同居しててもいいじゃないというそのお言葉、勇気づけられます。
ありがとうございます。
NHK杯素晴らしい大会だっただけに、胸の内にためこんでいることができなくなりました、これからも応援しつつ書かせていただきますね。
やはり好きなものは好きで止められないです~!!
Commented by miriyun at 2013-11-14 01:58
谷間のゆりさん、
優勝させる準備はへの道・・・いいですね。
各TV局はいろいろなアプローチで高橋選手を特集する
準備をしていそうな気がしますね。


<< 海外実況ドイツ・英ユーロ ソナ...      見つめる >>