振付師が語る(その1)…高橋大輔

素敵な動画  
前回、余りにも素晴らしい道化師を見て、その才能と努力とひたむきな心に打たれて書いていたこと・・4月までは道化師とThe Strollとみやソラの曲が渦巻くのだ・・・

そう書いていたら、その言葉と同じ言葉が動画としてあった。
動画主様、なんてすてきなアイディア!迷わず今年の3プログラムをもうこの時点でまとめてみられる
・・・なんと素晴らしい

『みやソラと道化師とロックンロール』、動画主様お借りします。


☆ゴージャスプログラムばかりで今年のそれぞれに分野や動きの特徴の異なるのが、また何ともたのしい。


振付師が語る高橋大輔

①2012年、でSP デイヴィッド ウィルソン (ここでは年号がたくさん出てくるので、2011-2012のシーズンを略して2012と表記。以下同様)
これまで、作りに行ったというだけで、ウィルソンの声が聞こえてこなかったが、ようやく高橋選手へのコメントが出てきた。
高橋が中近東風のエキゾチックな分野を望んだので Vasの曲を混成して大輔用の曲にした.
それが、SPとして大成功した「In the Garden of Souls」

―――ダイスケはとても特別な選手。ものすごく楽しかった。自由自在に体を動かすことができるスケーターです。あれだけの技術を持っている選手と一緒にやれることはコリオグラファーの夢だ。イマジネーションがどんどん広がるので。ーーー


②2010.2011.2012年FS パスクァーレ・カメレンゴ
◆今年は離れてしまったが、今後もあるかもしれないパスクァーレ・カメレンゴ氏はたくさん語っている。
アイスダンス出身の彼はアイスダンスの選手を中心に振付けていて、もともと振付センスがいいとはタチアナなどは知っていた。シングルもぼつぼつと振付たりしはじめていた。

◆本格的にシングル男子のトップスケーターに振付けたのは高橋大輔からのオファーがあって初めてだった。道(ラ・ストラーダ)を見た後、たくさんのオファーが来た。ジェレミー・アボット、アリッサ・シズニー、ミハル・ブレジナ、トマシュ・ベルネル・・・全てはそこから始まった。ミハル・ブレジナのSP・FSともにカメレンゴ氏の振り付けだったのは特に印象に残っている。

◆カメレンゴ氏は世界選手権や国別対抗戦がおわったあと、Professional Skaters Association(PSA)の2012年「今年の振付賞」を受賞した。

  ここでも、数ある受賞根拠の振り付けの中で、高橋の振付に対する評価はかなり高いものと考えられる。もちろん、これはBlues Of Klookにおける普通なら退屈してしまう単調な曲をあそこまで粋に振付けたことに対するわけだが、高橋大輔というスケーターなくして世に出なかったプログラムと言えよう。
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パスクァーレは大輔が僕を選んでくれてラッキーだったと言ってる。

◆2013年度のプルシェンコのSPを振付けた 

◆高橋は振付師にとって夢のような存在だ。
彼はスケーターとして多才で、彼に何かやって欲しいと願ったら、彼はそれをやる。振付のアイディアが良いのかどうか確信が持てない場合もあるが、彼はそれをやる。ただやるだけじゃなくてより良く見せさえするんだ。

◆彼はトータルパッケージのスケーターだし素晴らしいアーティストでもある。彼は決して学ぶことを止めないし、学ぶことによってどれ程成長できるのかということで驚きを与え続ける。高橋はとてもシンプルな人間だ。何年もフィギュアの頂点にいるのに謙虚だ。そしてまだまだ伸びしろがあるんだ。


③2010年SP、2012Ex、2013年Ex 宮本賢二
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◆ 大輔にしか表現できないものがある。

◆「eye」の振り付けのときも、できるかできないかギリギリのところを求めてくる高橋選手と綿密にブラッシュアップした結果の傑作だった。
 ---まず、うまいんです、高橋選手は。彼はとびぬけてうまい。それにどれだけ刺激を与えられるかーーー

◆ダイスケが滑ったら素敵だろうなと温めていた(Cricisについて)
 ・・・・・・これも、同じ音の繰り返しのあの静かな曲で、ため息の出るほどの振り付けにしたのは秀逸だった。

 今年のEX、「ブエノスアイレスの春」(通称みやソラ)は、動きの速さ、魅せるところが満載でしかもカーニバル・オン・アイスですでに完成形になっている。 
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 以前はよく知らなかった振付師というものが、最近ようやく少し見えてきた。
これだけ、スケート技術が高くなり、ルールは毎年複雑に変更になっていくフィギュアスケートでは振付師はますます重要な存在になっていくだろう。

 うけおう選手のスキルと人物と、そして、曲のいかなるテーマを表したいのかを掌握して振付けるのが優れた振付師だ。多くの振付師が自分から誰に振付けたいという申し入れはしないというが、それでも、自分の創造力を高めてくれる技術とアーティストとしての情熱を持つものに振付けるのは楽しい作業であるに違いない。

 
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by miriyun | 2012-10-14 07:44 | Comments(0)


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