高橋大輔とFSオペラ「道化師」イメージ

先の大輔シリーズに記事をアップ後、だいぶ経ってから最後の方にちょっと追加していた動画がある。
何度見てもジーンとくるので改めて、意味とともにあらためてこちらで取り上げたい。

2012-13 FS『道化師』のイメージ
 全く音楽的才能のない自分は、何か映像や画像というものと一緒でないと心に残らないタイプだ。だからバレエやフィギュアスケート・ミュージカルは目に見えるものと一緒に音楽を覚えるということになる。

 普通では聞かない音楽も、フィギュア選手のプログラムのおかげでずいぶんと記憶に残るようになった。
「ブルース・フォー・クルック」も「eye」も、もちろん「In the Garden of souls」だって、フィギュアで見なかったら一生聞かなかったかもしれない。

 そういう意味で、音楽的なものはさっぱりの自分は、高橋大輔の新フリーのさわりだけの映像で、劇的な感じ、華やかさの中に違うものが潜んでいるようなという感覚は掴んでも、全く曲名など想像もつかない。

 ところが、フェイスブックや2チャンネルなどの世界では、この曲の途中のぶつぎれ状態の映像(3~4秒ぐらいだろうか)をきいて、あれだろうか、これだろうか・・・と会話が続くうちに、「道化師」の一部じゃないか、確かめてきた別の人がそうだったとか、一気に曲名が明かされていく過程を見て、ほんとに驚かされた。多くの知恵が集まる、情報力が集結するってこれだけを見てもすごいなあと感心してしまう。

パリアッチとパリアッチョがちょっとややこしい!?
このオペラの原題は『I Pagliacci(イ・パリアッチ)』
主人公は旅回り一座の座長カニオ(劇中では道化師パリアッチョ)、その他の登場人物にはカニオの妻ネッダ、道化役者トニオ、ぺっぺ、シルヴィオがいる。

 道化師が複数登場するので原題『I Pagliacci(イ・パリアッチ)』は複数形の道化師の意味。
それに対して、主人公カニオは劇中で道化師としてその心情を歌い上げるのだが、その道化師を単数ではパリアッチョという。

 だからパリアッチョと言ったら主人公のカニオが演ずる道化師のことをいい、パリアッチと言うとこのオペラの題名を言っていることになる。


 高橋大輔の画像にのせて・・・20世紀の三大テノールと言われたルチアーノ・パヴァロッティの謳いあげる「Pagliacci(道化師)」”衣装をつけろ”の歌曲をのせた動画、

いや~、パヴァロッティいいね~!三大テノールとか言われるのがわかる。感情が伝わってくる。
最高の音で、オペラ「道化師」のイメージングをしてくださったup主に感謝である。

旅回り一座の座長、道化師バリアッチョ(カニオ)が若い妻コロンビーナ(ネッダ)と一座の色男役者アルレッキーノ(ベッペ)との浮気を知った。怒りと悲しみに震えながらも、道化はそんな時でも客を笑わせるのが仕事と、身の辛さを激情的に歌うアリア。

第1幕の中の「衣装をつけろ」のアリア*日本語訳
芝居をするか!
逆上しているこの最中に
俺は何を言っているのか、何をしているのか自分でもわからない
それでもやらにゃあいかんのか
我慢してやるんだ!

ああ、それでもお前は人間か?
お前は道化師なんだ!

衣装をつけろ、白粉をぬれ
お客様はここに金を払って笑いに来るんだ。
もしアレッキーノがコロンビーヌを盗んでいっても
笑うんだ道化師よ、それでお客様は拍手喝采さ!

苦悩と涙をおどけに変えて
苦しみと嗚咽を作り笑いに変えてしまうんだ。

ああ! 笑うんだ道化師よ、お前の愛の終焉に!
笑え、お前の心に毒を注ぎ込む
その苦悩を!

                   (wikipediaより引用)

もちろん、フィギュアでは歌曲はNGなので(2014年から解禁なのでソチも?・・・と思ったらソチ終了後の2014年からと教えてくださる方あり。とても感謝です!)、前奏曲などの可能性もあるが、やはり高橋には「衣装をつけろ」の道化師の激情と苦悩を表すところを演じてほしいものだという希望的観測がある。


 そして、数ある高橋大輔の画像の中から厳選された画像にのせている。こんなにも多くの顔を演じていることにも驚く。
 「道化師」の話の主たるテーマ、身もだえするような愛憎と切なさを、その心情とはあまりにもギャップの大きい道化師という自らの仕事をあらわしていく
 
 ・・・・・・ぞくぞくするような内容。これは、アーティストでもある高橋ならではの選曲になりそうだ。
 もちろん、高橋選手はいつもその物語通りに演ずるのではなく曲調に合わせていくのだから、周りが勝手に妄想していてもいけないのかもしれないが、10月6日のJO(ジャパン・オープン)でのフリー発表までの空白期間、曲のどの部分を使って、シェーリーンボーンが振付し、ニコライ・モロゾフがメリハリをつけたのかを、これを参考に想像して待つのもまた楽し・・・である。
 衣装は道化師にこだわるよりは心情表現に適したシンプルなものがいいなあと勝手に考えたりしている。


 ★そして、、最終的には高橋大輔がどう感じて行くのかを、その指先やまなざしや視線の方向、首の傾きにやその背に表していくのかを見ることになる。


SP 『The Stroll 』ロックンロール動画全体像


 全体像が見えてくるとやはり難しくまた、魅力的なSPだと見えてくる。

これを振り付けた阿部奈々美さんは高橋に「ナンパするように踊れ」とアドバイスしたそうだが、高橋大輔、ナンパできないんです・・と。
でも、お客さんの反応してくれたところを強調して変化させて行くのだという。
だから、大ちゃんの演技って試合のたびに変化して行くんだと改めて思わされる。

◆まだ、一度も競技会がないのに、すでに日本のフィギュア界盛り上がっている。
これからさらに競技会を経るごとに進化していくであろうところが高橋選手を見るうえでの大いなる楽しみにもなっている。

 また、町田樹選手の演技など人を魅了する演技のうわさも続々と入ってくる。
 日本フィギュアスケート界・・・黄金期!
     ☆どうか政治的なもので左右されることなく
          安全にどの国の人も楽しんで競技したり観戦できたりしますように!

            (イスラーム地域の文化を見に来られた方、違う世界の趣味ですいません
             フィギュアを見に来られた方、思いだけで書いていてお役立ち情報もなくてすいません。)

                                                一日一回、ポチッと応援していただけると励みにもなります   

                                                                  
人気ブログランキングへ
by miriyun | 2012-09-23 10:28 | Comments(4)
Commented by 谷間のゆり at 2012-09-23 13:39 x
パヴァロッティの道化師と聞いただけで、高橋さんの振り付けを勝手にして居ます。10月の公演が楽しくなりました。
Commented at 2012-09-25 00:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2012-09-25 04:08
谷間のゆりさん、エキシビジョンならばここのイメージに使われたようにパヴァロッティの声をつけたらさぞ凄味が出るだろうと動画を見ながら思いました。
 でも、試合では曲だけなので、どんな感じになるのかは大ちゃんしだいなんですよね。
JOではどんな形でフリー演技になるのか楽しみです。
Commented by miriyun at 2012-09-25 04:23
鍵コメさま、ようこそおいでいただきました。
中東、アラビア書道に、高橋選手、両分野見ていただいている方がいらしてとても嬉しいです。あまりにも異なる分野なのでどうしようかと思いつつ2つのブログを運営するほどの余力がないのでこのまま書かせていただいていますが、こんなに力強く応援してくださってありがとうございます。
また、歌詞つきの曲の解禁は2014というところだけ記憶してすっかりソチからと思い込んでしまっていました。早めに教えていただいてよかったです m(_ _)m
なんだかもうワクワクで、仕事もライフワークの書道も、動きが加速している写真の世界も忙しいのに頭にはスケート世界がグルグルしている状態です。ヽ(´ー`)ノ


<< 動画の世界・・・涙が出たのでも... イスタンブルの朝 >>