フレンズオンアイス2012雑感(1)

1.荒川静香ー高橋大輔対談より 
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 はじめてフレンズオンアイスを見てきた。席は西側の若い番号。
新横浜スケートセンターの設営の様子がフォトログに載っていたが、こういう会場って主催者の意図によって席の配置や登場口が変わる。
 東西が長辺、南北が短辺で、選手の登場口は東の南寄りだ。
自分の席は西の端の方だったので、登場口がよく見える。小さめの会場なのでどの席から見てもはずれはないというのもうなづける。立見席も思ったよりゆったりしている。

 少し前にフレンズ2012について荒川さんと高橋さんの対談があった。その中で、
荒川:「まだ、全然できていない、何やる?」
高橋:「荒川さんにお任せしているんで・・」
荒川:「任せる???~」(・・とあくまで追求、すると大ちゃんも次第に何か出てくるいつものパターン)
高橋:「やりたいとしたら、二人とか3人とかで何かやれたら・・・」
荒川:「いいね、でも練習集まるのが大変だよね」
高橋:「大勢は(スケジュール合わせができないから)できないけど、二人くらいなら近くで集まったところでとか」

こんな風に語っていたのが印象的だった。
まだ、現役選手である高橋選手が、荒川さんにお任せしてとくに何にも考えなくてもそれは普通だが、長い間のフレンズの一員として、ねばって問いかけていくと何かしらこんなのは・・・と答えてくる。
 そんな大ちゃんを先輩である荒川さんは知り尽くしているかのようだ。

2.フレンズオンアイス2012公演
いや~、ありましたよ。
二人ともあの提案を本気で発展させたんだな~というところに感心。
エンターテイメントというのはこういうものかなと思う。

何かと言ったらこれからみる人がつまらなくなってしまうので言わないが、どうも、サプライズ的にディアフレンズでも出していなかったのがあるということで、これから行かれる方は 休憩後第2部に遅れることなくしっかり着席して最初からじっと見ることをお勧め・・・・この日一番印象に残る特別なパフォーマンスが見られる。
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                                   ↑ 整備中の会場

 フィギュアスケートというのは整備中は単なるスケート場だけれど、いったん照明がおとされ、スポットがあたり、レーザー光線なども飛び交い、音響がはいり、そこで演技者が動き出すと別の世界が目前に開ける。
 

3.忍者発見
 荒川さんのフレンズを運営する上の考えとしてみんなのとくしょくをいかしていこうとすることと、こどもたちや若手の中から意欲のあるものの一端を見せていこうとするところがある。
 
 今回も小学生くらいだが、実に上手なスピンをする子が1曲踊った。
また、若手には自己推薦枠というのがあって、フレンズオンアイスに自薦することができる。どうもその枠に申し込んだのが村上大輔と佐々木彰生くんだったようだ。
 フレンズに出たがっていた佐々木君が申し込んでみようかなとつぶやいていたが、見事それに通ったらしい。ただし、二人で交代なのか、第1回公演は村上大介君だった。

 ところで、会場脇には生花がたくさん飾られる。だれ宛が多いのかとみていると、やはり主宰しているひとで、ここでは圧倒的に荒川静香さん、それに出演者に対してそれぞれある。これがプリンスアイスワールドだと、当然ながら八木沼純子さんあてが多くなる。高橋選手あてはそんなに多くはないと思ったが、東にたくさんあった。

 そんなことを考えながら、眺めていたら、花飾りの中に彰生君が出る証拠が・・。
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 いた~、真っ赤なハート型カーネーション花飾りその上に名前とともに象徴的忍者が座っている。
これは昨シーズンのプログラムイメージだということがわかる。
 彰生くんのファンクラブやるな~、ひときわ目立っていた!

 忍者の演技、シャキーンとかやってすごく動きにキレがあってよかったので、ぜひ見たかったが、見れなくて残念。どの日にやるのか、きになるところ。

4.演技全般について
 こうしたアイスショーのときに威力を持つのはどの大会でどのメダルを取ったかということ。紹介される時に必ず一生ついて回るので競技者としてはメダルを取っているかは大事だ。
 
 現役の金メダリストはもちろん格別。
 引退した人でも日々の練習を怠らないものは現役のときのよう、あるいはそれ以上に魅力を重ねてアイスショーで頑張っている人も世界には多い。

 金メダルという世界の頂点に立ったものの強みは大事なところで落ち着いて演技できる底力があるということかもしれない。
 荒川静香の引退後もプログラムを厳選し、また演技を高めていることは素晴らしい。荒川静香・安藤美姫・高橋大輔・チン・パン&ジャン・トン、シェイリーン、イリヤ・クーリックなど、さすがの演技で素晴らしい。う~ん、チャンピオンと思う。
 鈴木明子もほんとに魅力的な演技で最近は安心して見ていられる。本田武史さん、きりっとして、選手として世界選手権で活躍していたころのかっこよさがよみがえった。現役時代を知らない娘も本田さんの演技を見て「かっこいい!」と言っていた。

 こうしたメダリストたちの間に入って、子どもや若者、自己推薦グループは演技させてもらうのだから、精一杯演じないと著しく精彩を欠いてしまいかねない。だから、自己推薦のGet the Chance枠は若者にチャンスを与えるいい枠だと思うし、楽しみでもあるが、実力差が歴然たる所でお金をとった会場で演技をするのであるから、ある意味怖い。
 そういうプレッシャーに奮い立ち、いい演技をする若手がこれから伸びていくのであろうし、それが主宰の荒川さんの願いでもあるのだろう。

 がんばれ佐々木彰生! 頑張れ村上大介!

5.パンフレット
 枠だけ作っておいて、演技そのものはみんなが集まってから作っているフレンズオンアイス。直前に作り上げるためか写真が間に合わないのだろう、昨年の写真を使って紹介しているのが多いパンフレットなのでだが、これはいいと思うのが共通のQ&Aだ。
 質問に対して、出演者が自筆で答えているもの。これがあるから、買ってよかったと思えた。帰りの電車で読んでいて思わず吹き出すことがいくつかあった。
 
★田村岳斗先生・・他のジャンルでやってみたいことは?という質問に対しての答え
     ・ペアスケーティング・・・先生に言われてやってみたが女の子を持ち上げられないのでやめた。
     ・女子シングル・・・去年やった。アバラを折るからやめた
     ・アイスダンス・・・シェーリーンに笑われるからしない
  アハハ、去年の演目、道でヤマコということで女装して夢中になって演技、冒頭の転ぶ演技も本気でやったらアバラを痛めたことを言っている。これでもう、娘が期待していた田村岳人の女装はないとわかった。
でも、岳人先生、昨年の道は、女装でコミカルな演技でで笑いもとったけれど、演技そのものを見れば、何とも道の演技の肝心なところをしっかりと押さえて、大ちゃんの特徴もとらえたうえで、一部を崩して笑いを取っていた。しっかり真似して抜群にうまかった。やる気になるとすごいセンスがあるんだなと分かった。

 ちなみに、高橋大輔曰く、岳斗(やまと)先生は、いちばんはりきっていて、2か月前から練習する。朝も最初に来て準備万端で待っている・・・とのこと。やはり熱心なんだ。

★持っていかないと後悔するもの
 どの出場者もこだわりの物があるみたいだ。スケーターにとって当たり前なお答えはスケート靴なのだが、今回の中では携帯加湿器・携帯ウォシュレット、ipad,など人それぞれ・・・。

★~の~が欲しいというQ
答えの中で多かったのは、高橋選手のステップだとか、エッジワーク、デェースケの濃さ(安藤)、大ちゃんの濃さをちょっとだけ欲しい(小塚)など、外国勢のも和訳がのせてあるけれどそこでも大ちゃんの~が欲しいがあった。

★高橋大輔の「~の~が欲しい」
それに対して、大ちゃん自身は、以前にもこういう質問があって、その時は、「ランビエールのスピンが欲しい」と言っていた。

 ほんとに、その時はスピンだけはどうにかならないのかという状態だった。
 そのスピンはこの1年間で驚くほどの進歩を遂げ、芸術的と解説者が唸るほどの美しいスピンができるようになり、レベル4をとってきた。

 だから、今回の「~の~が欲しい」という質問に対しては、
荒川さんの柔軟さ。シェイリーンの動き、本田先生のバネという風にいろんな人のいいところをすべて欲しがっていた。今回はスピンではなく、また次に目指したいところを全部入れてきている。

 プライベートはいらないというとおり、全てはあと2年間、スケート技術の向上に向けてやっていきたいというのが、こういう他愛もないQ&Aのところにも素直に表れていた。

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by miriyun | 2012-08-25 15:27 | Comments(2)
Commented by tsurukame_ko at 2012-08-25 17:12
キャー生の情報が、うれしいです (≧∇≦)b
もう、これからも大ちゃんの活躍を楽しみに!!
わたしもいつかアイスショーを観に行きたいー。でも九州からだと遠いのですグシュン
miriyunさんのレポートで行った気になってます。感謝☆
Commented by miriyun at 2012-08-27 07:55
tsurukame-koさん、早速のコメントをありがとうございます。
オフシーズンは途切れ途切れにしか情報がないですよね。
新シーズンに向けて始動しはじめている のでみていきたいとおもっています。九州だとほんとに遠いですね。


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