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2012年 08月 02日

振付師*阿部奈々美・・・高橋大輔の選択

高橋大輔SPを阿部奈々美に依頼     
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                                ↑ プリンスアイスワールド東京公演あとでの様子

 あちらこちらのショウに出て休む間もなく働いている高橋選手、海外に行く様子もまだなく、いったいいつ新プログラムの振り付けをするのかと気になっていた。

 そこへ飛び込んできたサンスポの記事。そこには高橋選手の口から、阿部奈々美さんにSPを依頼したとある。すでに仙台のスケートリンクに4日も行っていたということだ。4日と言ったら振付の呑み込みが早い高橋選手には十分すぎる振り付け時間ではないか。

 阿部奈々美さんは長いことディズニーオンアイスのツアーに参加して世界をめぐっており、ツアーの合間に長久保コーチのアシスタントをしていた。2001年に引退してから振付師として活動を始めた。荒川静香のサブコーチとしてアメリカにわたる。各地で振付けを学んだという。その中にはタチアナ・タラソワ、エフゲニー・プラトフの名もある。(参考:Wikipedia)

 最近ではTVへの登場がほとんど羽生結弦のコーチとして登場していたので、高橋と長光歌子コーチの関係のように感じてしまうことが多かったが、だいぶ経歴を見ると印象が異なる。
 突然の羽生選手がオーサーコーチについてしまうことになったが、とくに阿部奈々美コーチとの長い連携があったわけではないようだ。


振付師*阿部奈々美
 そういえば、ずっと以前に町田選手だったかな、振り付けを昨年阿部先生に依頼したのだけれど、ライバル羽生選手のコーチをしていることが気になっていたということだ。
それを知った阿部先生曰く。
 「コーチの阿部と振付師の阿部奈々美はまったく別人だから大丈夫」ときいて、町田君その男気あふれる阿部先生に安心してついていったというようなことをどこかで読んだことがあった。

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 今年の国別対抗戦でチームJAPANのグループ演技を指導していたのは羽生と師弟関係を解除した後の阿部コーチだった。日本チームのキャプテンをしていた高橋もその指示を聞きながら実に楽しそうにやっていた。
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スケートでのラインダンスのような振付もあのスケーティングの速さでやると実に気持ちの良いもので、しかも勝ったあとなので笑顔がみなすこぶる良かった。
 腕は脚ほど頑丈でない高橋が佳奈子ちゃんを抱えてふらついていたのも当日の集団演技では何とかやっていて観客の喝さいを浴びていたし、We are the championの曲によく乗って、短時間で振付けたとは思えないというのは当日のアナウンサーか解説者の弁だった。
 

高橋大輔の選択
 ロミオとジュリエットなど阿部奈々美さんはその振付のセンスといい、素晴らしい振付師だねと思っていた。
エネルギッシュで感情もあらわすかっこいいクラシック系がうまい。
 それは振付に敏感な大ちゃんはとっくに思っていただろうし、荒川さんや本田コーチを通しての仙台つながりもある。

 そういえば、一年前からこてこてのクラシックがやりたいとも言っていた大ちゃんだった。そして、何もすべて名高い振付師である必要はなく自分が気に入った振付をしてくれそうな人に大ちゃんの勘で申し込んでその相手の振り付けを会得してくる。
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 そんな大ちゃんならではの選択だと、すごく納得してしまった。ついあの「in the garden of souls」のあまりにも高橋の目指しているところにドンぴしゃの動きを振付けたウィルソンにばかりに私としては目がいっていたのだが、国内に素敵な振り付け師がいることをまた高橋大輔によって知らされた。宮本賢二さんに次いで二人目だ。

 感性があえば、そして振付師が選手に合う曲でイメージができれば、良い振付ができる。
 羽生選手がふらふらになっていたのを思い出す。つまり阿部奈々美さんは選手にもうできるからというゆるい振付でない、ぎりぎりできるかどうかという厳しい振付をしていた。そういう姿勢こそは実は高橋の望んでいるところなのだった。
 ぎりぎりできるかどうかの厳しくて魅力的な振付ができれば、あとは高橋自身が完成させていく・・・そんな風に安心して待っていられる。それほど、最近の高橋選手には安定感と向上心があり、確固たる自分というものがある。

 いや~、いいんじゃない!? 阿部さんの振り付け。
まだ見ぬうちから大ちゃんの選択に賛同してしまっている自分に笑えた。


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by miriyun | 2012-08-02 19:28 | Comments(8)
Commented by tsurukame_ko at 2012-08-02 22:18
ああ、情報ありがとうございます!(≧ω≦)b
うれしいーーーー!!
miriyunさんの解説を読んで、わたしも深く納得できました。いつもいつも感謝です。
ああ、どんな振付を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。
大ちゃんの選択を信じて!彼の更なる飛躍を見守りたいと思います。
Commented by miriyun at 2012-08-02 23:56
tsurukame_koさん、
なんだか、一つも見たわけでもなく、曲名さえ聞いていないというのに
気もちが高まってしまいます。最初は練習過程のモノが出てくるにしてもどんなジャンルの曲か、どのショーや競技会で初お目見えなのかというだけでも気になり楽しみでもあります。
でもそれにかかわらず、今は信じたい気持です。
Commented by じんじ at 2012-08-03 11:31 x
高橋選手は自分の目でいいものを選択しますね。他の選手は成功した選手の振付師に目をつけて自分もおすそ分けにあずかりたいと殺到します。でも自分を持ち、あう振付師にインスピレ‐ションをもらい、独自の境地を磨いてゆく高橋選手ですから、きっといいものにしあがるでしょう。このエネルギーはすごいですね。
Commented by miriyun at 2012-08-04 10:30
じんじさん、パスクァーレ・カメレンゴさんといい、宮本賢二さんといい、勿論もともとすごいコリオグラファーではあったのですが、少なくともシングルの振り付けに関しては高橋選手が最高の演技をして讃えられてから、世界から引く手あまたになった経緯がありますね。
 高橋選手の勘がいい振付師を選ぶのか、大輔選手を振付けるうちに振付が最高のモノになっていくのか。
振付師という存在にすごく注目するようになったのは、日本ではやはり高橋選手の影響が大きいですね。
Commented by えるだーおばば at 2012-08-04 13:13 x
こんにちは、おばばです。

そうだったんですか、この方の振り付けだったんですね、羽生君の「ロミオとジュリエット」は。
コーチと振り付けをされてたんですね。
おばばもどちらかと言うと、高橋選手にはクラシックの内面的な表現と重厚なドラマチックな演技をして欲しいと思ってました。

軽い雰囲気の演技もステキですが、どうも、ショービジネスっぽくて、あんまり、好きではありません。
アカデミックな正統なクラシックな、文学的な演技をおばばは、彼にはして欲しいし、出来る、似合う選手と思ってます。
Commented by miriyun at 2012-08-04 17:53
えるだーおばばさま、内面的な表現と重厚なドラマチックな演技・・・いいですね~!
そろそろそういうのを見たいです。
オリンピックに向けては重厚でいて身体がのっていきやすいものが来るのではないかと楽しみにしています。
 高橋選手自身、どのようなプログラムや曲想がいいかいろいろ考えているようですね。
やり残しのない2年間のために前を向いて進む大ちゃん、応援していきます。
Commented at 2014-01-12 20:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by miriyun at 2014-04-15 16:48
鍵コメ様、ツィートのご連絡をありがとうございました。
気づくのが遅くなりすいませんでした。


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