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2012年 04月 07日

高橋大輔のプロトコルを読もう!…世界選手権2012(4)

プロトコルへの道筋  

 前回、プロトコルを中途半端に載せてしまってふりかえってみたら、これでは載せても意味不明と気付いた。
プロトコル、すなわちジャッジスコアはフィギュアスケートを何度か見ていると気になり始めるのだが、HPをちょっと見ただけでは奥深くにありわかりにくいので、今日はリンクするのではなくいつでも見られるようにその順路をあらわしてみる。(自分が忘れん坊であるから・・ということもある)
          (・・・・・・前半は検索の仕方だけなので、流し読みしてください。)


まずは、『ISU』を検索する。


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・             1.右下の最近の試合の結果に入る

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このページの一番上のmenを押せば結果としての順位が出てくるし、名前を押せば各個人の選手の戦歴が載っている。
・              2.でも、今は一番下のStarting Orders/Resultsをクリック。

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結果一覧が出てくる。
上半分は予選なので、ほとんど知らない選手ばかり出てくる。ときどき、ここにプルシェンコが入っていた立りするからそういうときの下位の選手はその点差にうわ~っという感じだろう。(バンクーバーオリンピックなど一番最初から最後まで、一位にプルシェンコがいた)


・                3.中ほどから本選の結果であり、右端のJudges Scoresをクリック!
もう試合が終わっているのですでにPDFになっているのでアイスダンスやペアも含めてすべてのPDFになっている。
そこから男子をみていくとチャンや高橋・羽生が出てくる。
      青いところを押すとその時のジャッジの名前が出てくる。ただし、どの列の点数がどの人のであるかはランダム表示になっているので私たちにはわからない。つまり、半匿名状態なのだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

世界選手権2012男子フリーのプロトコルを読もう!
◆高橋大輔のプロトコル
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  テクニカルの4と6のスピンの名前は本で見つけられなかったので確信は持てていない。

  高橋大輔は、グランプリシリーズはカナダ・NHK杯・グランプリファイナルと進むにしたがって演技の深まりと4回転の進展が見られた高橋、NHKあたりから最初からプログラムコンポーネントは9.0を超える点が続出し、さすがだった。
 これでもし4回転が加わったら世界に敵なしとさえ思ったものだ。

 そして、実際、世界選手権にきて4回転や4回転ー3回転がは練習でもさらりと出るようになっていた。そして、ショートは低すぎる点であったが、手を軽く着いたのがあったのでまだ仕方がないともいえる。
 しかし、フリーは違う!
次々と展開される4回転・3アクセル・3アクセル―3回転のコンビネーションなど、なんでーをつけたジャッジがいるのか?なぜ、最後のジャンプの3フリップはダウングレードなのか?
 完璧と叫んでいた某国解説者は、「どういうことなのかわからないがダウングレードかどうかを見ているようだ」とジャッジの様子をいぶかっていたように聞こえた。「そして~ジャンプは大丈夫だった」とか言っているうちに最後のフリップがダウングレードになったのだ。他の国でもジャンプはクリーンだったと言っている解説があった。「ジャッジがいい仕事をしてくれるよう、期待しよう」と釘をさすように言っていたのはEuro Sportsだった。そして、得点が出た後に何らかの調査が必要だとも言っていた。

 フリーの完璧演技に対してのプロトコルは見れば見るほど理解できない。

 高橋に対してのプログラムコンポーネントの点は最高でも9.0だ。(実はショートでも最高は9.0どまりだった。)
トランジション~要素のつなぎ~は7.25なんていう点をつけているジャッジもいる。あのフリーで、一つも流れが止まることなく情感豊かに時に激しくつながっていくあのつなぎ、ほとんど、つなぎというよりもステップのようなあのつなぎをどうしたら7.25にできるのだろうか。理解できない。


◆P.チャンのプロトコル・・・チャン選手だけについていうつもりはない。ただ比較しないと点数というのはわからないので参考までに。
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interpretation・・・音楽をいかに表現するか
高橋は9.0をつけたジャッジが3人いるが、平均すると8.82点。
チャン選手は?1人が9.5をつけ、6人が9.25をつけ、1人が9.0をつけている。9点以下は一人だけで、平均は9.21なのだ。

高橋がケガ以来どんなに転んでもへこたれず努力してきて4回転をもとにもどしたので、技術点ではちチャンと0.5点差であった。ふつうならプログラムコンポーネントで一気に逆転できると思うところである。しかし一つの要素を例に取り上げてもこんな状態で、あの完璧演技で9.0までしか出ないことがどうしても異常に思えるのだった。


関係機関・メディア関係者への願い
 素人の自分の考え方が違うのであろうか。
 選手なり引退したジャッジなりが、VTRをもとに公正に各選手を比較してほんとに高橋だけに対してジャンプのダウングレードや音楽との調和など以上に低すぎないのか見て解説してもらえないものだろうか。

 日本スケート連盟はこの状態に対して黙しているのか、動いているのかは知らないが、少なくとも今回のようなことは今後も考えられるので振り返り、協議・対策のためにすでに動いてくれていることを願う。

 そして、フィギュア人気に乗ってたくさん編集されているフィギュアスケートの雑誌編集者はただ単に何位だったという誰もが知っていることを羅列するするのではなくて、たくさんの人が疑問に思っている点についての編集室なりの切り込み方を希望する。
 さっと思いつくところでは、
① プルシェンコやジョニー・ウィアーなどのだれもが認める実力者だが、今回の試合には出場していないので関係者ではない立場の人にインタビューする。
② ジャッジ経験者にあなたがジャッジであったらどうこのプロトコルをつけるかなどの特集をする。
③ 実際にジャッジの名前もわかっているのだから、もう直接聞いてしまえたら最高だ。

 こんな特集が載っていたら、絶対に買いたくなると思いませんか、みなさん!



番外:ISUのofficial Sponsors

プロトコルのPDFを見ていたら、オフィシャル・スポンサーがのっていた。リンクのフェンスにある広告も日本になじみのなるものばかりだとはおもっていたが、これを見てさらに驚いた。11のスポンサーのうち、アコム・CITIZEN・ジャパネットたかた・木下グループ・KOSE・MARUHAN・SATO薬品・TOKYO ELECTRONなど自分に判断できる日本のスポンサーが8もある。

 これって、日本がISUの最大のスポンサーということではないのか?

 もしかして日本のISU連盟もスポンサーもおとなしくてくみしやすしとと思われている?


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by miriyun | 2012-04-07 10:06 | Comments(10)
Commented by キク at 2012-04-07 13:58 x
素晴らしい!ナイスアイディア!絶対その本買います。私もマスメディアに動いてほしいです。テレビで良かったのは、バナナマンの設楽さんです。素人だから分からないと言われてもなあ。専門家の言うこと納得できないですよね。チャンのスケーティングの素晴らしさ、分かりますよ。ゆづ君の魂の演技、感動しますよ。でも、私たちは、大ちゃんの演技構成点の低さを言ってるわけで……。チームDISKは、前に進もうとしているけど、そうするしかないじゃないの。私は、たくさん本を書い、この気持ちをアンケートに書こうと思っています。
Commented by tsurukame_ko at 2012-04-07 14:52
くわしい情報、説明をありがとうございます。
わたしも高橋大輔選手の点数には、ぜんぜん納得いきません(( ≧ヘ≦)。あの点数の低さがわからない。
あの完璧な演技で9.0までしか出ないなんて、ぜったいにおかしいと思うのです。
検証を切に望みます。
わたしたちが声を上げていかなければ、変わりませんよね。
わたしもできるところから、声をあげていきたいです。
Commented by キク at 2012-04-07 16:14 x
追記です…大ちゃんは、怪我明けから2年、「技術点の低さを表現力で補っている。」と言われてきました。今シーズン頑張ってクワドを取り戻し技術点を上げたら、今度は、演技構成点が伸びない。
じゃあ、どうしろって(怒)!それでも前に進もうとするチームDISKは、真央ちゃんと共にスケート界の宝です。曲がポイントの来期は、やっぱりボレロ?(いや、それはやっぱりソチですかね。)試すことのできる最後の年ですね。
Commented by miriyun at 2012-04-08 00:08
キクさん、メディアはこういうときこそ取材・インタビューという手段を駆使してきりこんでいってほしいものです。
 設楽さんでさんのおっしゃる通り、チャン選手もゆづ君も関係なしに大ちゃんの得点が妙に抑えられている点が気になります。考えてみればこれまでもいろいろおかしかったし、この美しく力強い競技にずっとそういうことがあるものだったのかと残念に思えてなりません。
Commented by miriyun at 2012-04-08 00:40
tsurukame_koさん、9.0のなぞ・・・ですね!
得点というのはもっとすっきりとだれにでもわかる明快さが欲しいものです。ISUの体質はどこかで変えていきたいものですよね。このままでは絶対に勝てないということになってしまいます
Commented by miriyun at 2012-04-08 09:52
キクさん、あのFPの得点発表のとき、歌子コーチとカメレンゴさんが余りにも点数がいかないので唖然として固まっていました。
 でもさすが、歌子先生も大ちゃんも(もちろん、内心はくやしいだろうけど)トップにならなかったことをまたモチベーションを高めて頑張っていくという内容を言っていました。大ちゃんの試合後の英語での会見も次にはクワドを2回入れていくと言っていました。いつまでも影響されずに次の課題に新たな気持ちで向かうのがいいですね。
Commented by キク at 2012-04-08 13:40 x
度々すみません。私ね、ぶっちゃけて言うと、今回は、まあ二位でも‥とは思ってたんです。でもこんな二位じゃなくて、ショートは僅差、場合によっては大ちゃん上、フリーは大ちゃんが演技構成点で上回るも、四回転で稼いだチャンが超僅差で勝つっていう青写真だったんですよ。チャンの背中とらえたぞ~!みたいなねえ。でも、チャンは感じてるでしょうね。確実に!私、ワールド・フィギュアスケート買って来ました。アンケートに採点のことを書いて出します。
Commented by miriyun at 2012-04-09 00:59
キクさん、そうですね、最悪僅差でということはあるかもと思っていましたが、今回のような点差は考えていませんでした。コレオステップが大ちゃんの方が低いだなんて考えられませんでした。うちにもワールドあるので書いてみます。
Commented by ゆうも at 2012-04-10 17:08 x
こんにちは、miriyunさん。
お忙しい中、いつも返事をいただきありがとうございます。無理しないでくださいね。
コメントの修正の仕方を教えていただき、どうもありがとうございます!
なにぶん初心者なんで知らないことだらけです。(笑)
パトリック・イベンス氏のことテレビで放映されていたんですね。知りませんでした。見たかったな~。
Commented by miriyun at 2012-04-13 02:53
ゆうもさん、イベンス氏が言っていたことを今更ながらに味わっています。
今思えばとても貴重な特集だったわけですが、
当時はさらっと見てしまっていました。これからも気になるフィギュア界ですね。


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