高橋大輔のSP曲In the Garden of Souls とサントゥール

フレンズ・オン・アイス2011

 先週、横浜でフレンズ・オン・アイスがあって非常に評判がいい。大ちゃんも新SP発表でがらりと雰囲気を変えてきたというので、なんでチケットを買っておかなかったかと娘と一緒に悔しがった。今朝、日本TVでフレンズ・オン・アイスにおける高橋大輔選手の再起と荒川静香さんの震災復興への願いを中心として特集があった。
 みんなにスマイルをという意味で半壊した仙台アイスアリーナで練習してきた子供を読んで仙台出身の4人の選手と滑ったり、観客にも楽しんでもらうべく、高橋のマンボをシェイリーンと高橋がペアで踊り、ぴたりと同じ速さで動く。

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さすがにあの早いマンボも振付師でアイスダンサーのシェイリーンはあの早いダンスを高橋と同じに滑る。見ていてとても楽しい。また、荒川・鈴木・小塚もマンボを一緒に踊り歓声が上がった。


2011年高橋大輔選手のSP曲 In the Garden of Soulsはどんな曲
 初めてのショートプログラムの披露。毎年、曲が変わるたびに驚かされる。黒に銀が入った衣装で渋く決めている。派手なイメージと違う一面を表現したいという。最初、3コンビネーションからだったが、試合ではそれを4回転にしていく。現在の男子シングルはショートにも4回転を淹れなければ勝負にならないのだ。
そして打楽器の弾みに合わせてメリハリの利いた演技をしていく。初公開でまだまだこれからというが・・。
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 最後のレイバックスピンのときに、カメラが引いて、全体の照明のようすと、長い影を伸ばしながら回る姿が写り、雰囲気がよかった。
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                                       ↑ 以上はTVを撮影して引用
 打楽器を表せるというのは以前から言われてきたのだが、もちろん首の激しい動きとともに音を表していっている。叩きつける音、リズミカルな連続の打楽器音、ここにどんなふうに入り込んでいくのか・・・。

 2010年に世界を制したのちも、まだ自分が表現したことのない音楽を最高の技術であらわしていくことができるように、挑戦し続けている。

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今月末にまたフレンズ・オン・アイスが2週に分れて放映されるというのでそれを楽しみにしたい。
 
 それまで、せめてその特色を楽器から見ておこう。
 何分音楽の世界にはとてもうとくて曲も知らないので調べてみた。タブラのような太鼓のような打楽器音が主ではないかと思うくらいに使われている。全体に派手さはない曲なのだが、印象的なアジア、南アジアからやや西ぐらいをイメージさせる曲に乗って滑っていた。

◆スケートの曲というのはボーカルの意味ある歌詞は入らないようにするので独自に編集している。だから、In the Garden of Soulsというアルバムの中の曲が編集されていると見た方がいい。

冒頭の弦がなっているところは→「Sevdama」
 楽器の名前も音階もよくわからない自分だが、冒頭部分の音に聞き覚えはあった。

打楽器中心のところはこちら→Vas- 「Ceremony of Passage

ペルシアの楽器だ。ということは西洋音楽家の作品のようなのだが、どこかでアジアが入っているのかと調べてみる気になった。

 パーカッションの専門家であるVASの曲とされている。ペルシャ、つまりイランの女性ボーカリストのアザムアリとアメリカのパーカッショニストのグレッグエリス による新しい音楽の創造性を目指す音楽集団による曲である。
 あぁ、やはり!アザムアリというボーカリストはペルシア人だ。しかもサントゥールの奏者である。


ペルシアの古典楽器
 ペルシア絨毯展のオープニングにおける伝統楽器の演奏のときの写真から楽器を紹介。
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サントゥール( Santoor)というペルシアの古典楽器だ。たくさんのげ弦がはられてあり、この弦は鋼である。In the Garden of Soulsの最初の方に使われているのはこのサントゥールではないかと思うのだが、どこかにかいてあったわけではない。(違っていたら教えてください)
 なお、サントゥールの手前にある笛はナイ(ナーイ)と呼ばれる葦笛だ。
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これを細いスティック2本を使って叩いて音をだす。強い鋼(はがね)なので、音もしっかりしていて、それでいてのびやかな音が出る。

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こちらは、セタール(Setar)

 打楽器系の写真がないがダルブッカというアラブと共通する太鼓やトンバクというゴブレット型のペルシア型太鼓もある。

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◆ 自分の耳は信用できないので、いったい打楽器が現代のパーカッションなのか、これらの古典楽器なのかさえ分からないがこの曲がどの楽器から成り立っているのかご存知の方は教えてください。
 これらの古典楽器で新しい音楽づくりをしているペアの曲を使った新しい世界への旅立ち、まだ一歩を踏み出したばかりだが、高橋選手は毎年、観客を堪能させるプログラムを仕上げ、惜しげもなく次の新しい曲想のモノに挑戦していくのだということがよくわかった。

 この古典楽器の音色、低いけれど時に情熱的に時にさんざめくような音の流れをどのように解釈し、表現していくのか楽しみである。
 それにしても、難しくて内省的で大人の曲だと思う。
SPはデヴィッド・ウィルソン振付と聞いている。フリーはまだ発表されていない??
 振り付けにはやはり振付師のカラーがあることがわかってきた。それを受け演技者が自分らしく、さらに音をとらえてドラマチックにアーティスティックに高めていく。その過程もとても見ごたえがある。
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by miriyun | 2011-09-03 17:59 | Comments(0)


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