写真でイスラーム  

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2011年 09月 01日

シカとイラクサの進化

キリンは他の草食動物と食がぶつからないように首を長くのばす進化の結果現在の姿になった。また、できるだけ遠くの歯もしっかりとれるよう長い舌を発達させ、アカシアの葉を採って食べる。

近所のイラクサ     
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イラクサの名を知っていても、どこにでもある草。
  でも、よく見ると歯の表面や茎などにトゲがあるので、拡大してみた。
透明感があるトゲには毒があり、これにより身を守る。


 この何処にでもあるイラクサについての研究がすすんでいるという発表があった。

奈良公園のイラクサ 
研究者グループが奈良公園のイラクサが進化していることを発表した。その進化ぶりにびっくりして、
更にじっくりと見た。
c0067690_293117.jpg

奈良公園にはお馴染みの野生のシカたちがいる。ここでは多くの鹿が見守られる形でこの東大寺周辺に住んでいる。その鹿達が食べないイラクサにしんかしているというのだ。
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その正倉院そばに住み着いたしかたちは鹿せんべいも食べるがそれだけで生きていくわけではなく、草を当然食べているのだ。
そうすると、鹿の届く範囲の草木が次々となくなっていくはずなのだ。
c0067690_1435538.jpg

もともと、少しのとげは持っている植物だが、それがこんなにびっしりに変化している。
そばに寄ってくる鹿はいるが、鼻先を近づけてみることはあってもすぐに遠ざかってしまう。このトゲには傷みを感じる毒があるのだ。
c0067690_1435863.jpg

                               ↑ 小さい写真3枚はTV画面を写して引用
茎も針ネズミのよう・・・

これは1000年もの時をかけて、イラクサ自体がシカに食べられ内容に自らを変化させていったのだという。
食べられないための本能的変化なのだろう。
 あと1000年したら、もっと丈夫な口腔を持った鹿が、この針をもった草をバリバリ食べているかもしれない。
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by miriyun | 2011-09-01 01:45 | 動植物 | Comments(6)
Commented by Hiroe at 2011-09-01 04:55 x
イラクサをwikiで調べたら、他地域の50倍もの棘があると書いてあってびっくり。
お鼻を近づけるだけで、毒があるかどうかを識別する鹿さんも凄い・・・
皮膚に触れるだけで痛みを感じる毒なんですか。
棘が刺さって、皮膚の内側に毒がついたら・・・ヒ━━(;゚Д゚)━━ィ!!
Commented by 谷間のゆり at 2011-09-01 14:13 x
奈良のイラクサの話しをテレビで見た時、ヨーロッパの童話に有った、鳥(白鳥?)にされたお兄さん達の為にイラクサで布を織ったお姫様の話しを思い出してしまいました。

Commented by petapeta_adeliae at 2011-09-01 22:22
草も鹿に負けじと進化しているんですね。
鹿が食べなくなってどんどんイラクサが増えたらどうなるのでしょうか?
また、いろんな所で草を食べ尽くしてしまう鹿たちとどうつき合うかも
問題ですね。
Commented by miriyun at 2011-09-02 21:59
Hiroeさん、かなり痛い毒だそうで、鹿達もよほどいやなのでしょう。
50倍もなのですね。
何しろ写真を見て、普通のイラクサはぽつぽつとしかないトゲが、こちらではびっしりなので、ほんとに進化の力に驚かされたものです
Commented by miriyun at 2011-09-02 22:06
谷間のゆりさん、イラクサというとその姫君が黙ってひたすら兄たにかけられた魔法を解くために
手をイラクサで痛めながらイラクサの上着?か何かを作り続ける印象的なお話でしたね。
ヨーロッパのイラクサはどんなものかは知りませんが、とげがあり傷みがあることはこの話でも出てきますね。
Commented by miriyun at 2011-09-02 22:09
ソーニャさん、草も侮りがたい存在となりました。
このくらいの年数でこんな進化するとは思ってもいませんでしたので、この話で草木も意志があるように感じてしまいました。
生物の世界、不思議ですね、すごいですね~!


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