写真でイスラーム  

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2011年 08月 09日

カタール人の中の下の生活!?

TBSで、先ほど「教科書に載せたい!SP世界を騒がせる10の独裁」というのをやっていた。
 国民をひどく扱った独裁者やヒトラーのような虐殺者も、王政のところもみな一緒に論じているのはどうかと思う。独裁の定義・・・どんなものだろう。
 また、イスラーム関連で名前がいろいろ出てきたので気になってしまった。
1.TV番組より
スーダン(現在北スーダン)の危うい取材は大丈夫かと心配してしまう。世界には常識もメディアにも過酷なことを平気でしてくるところもあるから注意を要する。
 チュニジアのベンアリ大統領の夫人の話。もう、ここは革命後なのでどんな取材もできるのだろう。現金と夫人の宝石が大統領の隠し金庫にどっさりと見つかったかいう話。

 この辺から主筋から離れ始める。(ちょっと、テーマの設定と内容がずれているのは、今のTV風。NHK特集などとはスタンスが違うのでほどほどに。)
 美しい妃がいるという話。 ヨルダンのラニア妃、ドバイのムハンマド首長の妃ハヤー妃、カタールのモーザ妃と話題的に出していたが、結局最後に言いたかったのは。いわゆる独裁政権に対して、国民からは人気のある王政のカタールという国の紹介をしているような感じだった。
 カタールについて次のように紹介していた。

◆カタールのハマド首長はある時宣言した。これまでわがくにはまずしかった。これからは豊かにしていく。
そして、何もないところから必要と思ったものをいろいろと買収していったという。
*たとえば、イギリスのデパートハロッズ 2000億円    シンガポールのラッフルズホテル250億円
◆ふつうの?カタール人の暮らし
カタール人のムハンマドさんは31歳。自分は金持ちでない中の下だと自分で言う。(自分で言ってるだけ?)
夫婦と子供3人で住む家を紹介してもらう。
1階に豪華な応接間が二つ。2階にも応接間が二つ。(なんだか不自然な家だ、生活感がない?)
大きい門、ガレージにに7台の車がある。
結婚するとまず土地がもらえるそうだ。
31歳のムハンマドさんは資金を借りて3つ会社をつくったという。年収は3000万。(カタール人の平均年収は4000万円だというのだ。日本人の平均年収は400万円。)

◆経済成長率世界1はカタール
 (ちなみに日本は93位)電気・ガス・水道・医療費・教育費・税金はただ。

 ハマド首長の国民からの人気は高い。(外国人からは違うはずだが・・・)
カタールで働く人は外国人労働者で人工の70%を占め、警察・病院・マスメディアの仕事にもついている。
食料自給率  0.04% あとは輸入。作る気なし。
ショッピングセンターはブランドがいっぱい。だが、日本のDAISOもある(200円ショップ)。

◆石油がなくなるまであと30年
 資源がなくなったときに備え世界中の企業を買収している。
しかし、景気が悪くなるとどの企業も落ち込む。
ほんとに困ったときに物を作ったことがないカタール人どうなるか・・・。
                               ( ここまで、2011.08.09 TBSの番組より引用)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 カタールには自分が行ったことがないので、TVで紹介するのをそのまま書いてみた。バラエティ的扱いなので、ほどほどに。。
 しかし、この生活電気代を節約しなくちゃなんて、絶対思わなくなるし、節約そのものの意味が分からないんではないか?

2.カタールどんな国
 大きさは秋田県ぐらいでペルシア湾に面したアラビア半島からさらにとびだした半島。石油・天然ガスで日本にとっても輸入相手国として大事な国である。
 そして、30年後を考えたのも、国を発展させようとしたのもUAEと同じであるが、自分たちのプランで企業づくり、人づくりをしてきたドバイとは違うところも感じられる。
 外国人労働者が多いことも産油国に共通している。
この中で、ほんとに石油・天然ガスがなくなったときに、代わりの産業で生きていかれるのはどこの国だろうか。

 先のことは20年あれば一気に変えられることをドバイが証明している。
そして、カタールも土台はできてきている。カタール航空はエミレーツに続いて日本に就航した。アブダビのエティハド航空はそのあとの就航だった。アル・ジャジーラTV局がドーハを拠点にしていることも忘れてはならない。

 空港も、また観光資源もあまりないと聞いているが、けた違いにお金をかけたプロジェクトは進みつつある。
2022年のサッカーワールドカップの開催国
 首都ドーハではずっと前からサッカーの大事な試合が行われ、ドーハの悲劇など名前が知られている。
というか、ドーハ以外の都市を知らないのだが・・。
 さて、サッカーが大好きなカタールは2022年のサッカーワールドカップの開催国意に名ている。なんと中東発の開催国である。
 540億円、9会場の新設3会場の回収によって、きわめて近距離でW杯が行われる。

しかし、開催は夏!湾岸諸国の夏!!
これについてはドバイを例に10分先のところにも水を持たずに歩くと後悔すると紹介したほどだ。
若干は北であるが、酷暑であることは変わらない。そんな中東の夏でよく開催が認められたものだ。
 
 実はソーラー発電により冷却し競技場そのものを27度以下に保つと申し出ていたのだ。
湾岸の国ならそのくらい考えるだろう。なにしろ40℃や50℃の外気に逆らって、徹底して温度を下げるのが好きなんだ。
 
あぁ~!思い出してしまう!
        アブダビ航空のシャトルバスは18℃でガンガン冷やしていた。
               カイロのホテルでは冷えで胃けいれんがおきたっけ・・・。

~~~~~~~
≪追記≫4000万円は大げさだろうということで調べられたサイトがあると下記にコメントをいただいた。
そこによると、TBSのこの番組の担当者はカタールの12人からデータをとったとのことで、統計的にはとても認められない数値であることが分かったという。
こうなると他の数値も信用があるかと心配になるので、調べてみた。
経済成長率というのは「世界経済のネタ帳」というサイトで確かにカタールが1位、日本93位であった。
また、、世界の一人当たりの名目GDP(USドル)は2009年カタールが4位。UAEが6位であった。それが
2010年はカタールが3位、UAEが5位と伸びている。(名目GDPとはその年の経済活動水準を市場価格で評価したものを指す(物価変動の影響を含むhttp://ecodb.net/ranking/imf_ngdpd.html)。経済が上り調子でお金持ちであることは確かなようだ。
 すると問題なのは、統計と言えない統計で平均年収という言葉を使っていたというところである。



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by miriyun | 2011-08-09 22:11 | Comments(10)
Commented by 霧のまち at 2011-08-10 10:29 x
カタール、私も行ったことがありませんが 日本人に知られていない国の筆頭でしょうね。  ドーハの悲劇も カタールと結びつく人がどれほどいるのか と言った感じです。
昨年から徐々に開港しつつある ドーハ新空港は中東一のハブ空港として機能するそうです。  大成建設も関わっていて 知人も加担していますが。  途轍もない規模のようです。
石油が出ることは 世界の勝ち組になれること。 う~ん でも 何十年先には そんな時代もあった・・・と遠い目をする事になるかも ですね。
Commented by 谷間のゆり at 2011-08-10 13:37 x
昨日の番組で、カタールを見ていて思ったのは、秀吉の事。
先を見ているようで、見ていない。
日本の資本家もある意味で、遠い所は見ていない。
中国に「遠くをしっかり考えれば、近区の憂いは無い」と言う意味の言葉が有ったと思いますが、自分の足を食べている蛸の様な事がおおいですね。
Commented by petapeta_adeliae at 2011-08-10 22:40
いきなり、話はそれますが、ハロッズのオーナーはエジプトのアルファイド氏だったはず、
と検索してまるとアルファイド氏が売却したんですね。
一日の来客数が1500万人で、アルファイド氏がオーナーになってから来客にドレスコードを
導入したそうです。

>カタールでは結婚するとまず土地がもらえるそうだ
この点に驚きましたが、国から頂けるんですか?
世界を買い占めるんでしょうね、
アリとキリギリスを思い出しました。もちろんアリは日本です。
Commented by miriyun at 2011-08-11 02:32
霧のまちさん、ドーハは2022年もみこして、ホテルその他も、このハブ空港を中心に大展開するのでしょうね。この空港も大成建設ですか。
中東への進出を本気で取り組んでいましたが、こうしてみると頼もしいところに名が出てきます。
 至近距離にドバイがあるのでハブとしてもやはり最後は競争になるのでしょう。
Commented by miriyun at 2011-08-11 02:38
谷間のゆりさん、ドバイも最初始まったときは海のモノとも山のモノとも~という状態だったと思います。この国もこれからどうなるのか、見守っていくようですね。
いずれにしてもモノづくりはした方がよいですね。
Commented by miriyun at 2011-08-11 02:44
ソーニャさん、ハロッズはモハメド・アルファイド氏からカタールへと変遷が激しいです。
土地が高くて大変な思いをしている日本からみるとカタールは何と簡単に自分の家はもちろん企業も持てることかと、思ってしまいました。
Commented by 嘘の内容 at 2011-08-13 10:32 x
このTBSの年収4000万円の話は嘘のようですね。

サイトを貼り付けていますので、見てください。
Commented by miriyun at 2011-08-13 11:51
参考になりました。記事中にも入れさせてもらいます。
そうなると、一つの数字の扱いだけでなく、他の不自然だったところもどうかなと思ってしまいますね。
Commented by 通りすがり at 2012-11-18 07:37 x
はじめまして。カタール在住の者です。
年収4000万円は適当(個人に課税されないので年収の統計も存在しないのでは?)でしょうけれど、国民に裕福な人は多いですし、勤め人の方も税金なし光熱費ゼロ、公務員や優良企業は福利厚生が良いので、可処分所得はかなり多いと思います。
外国人労働者も、日本の外国人労働者のように低賃金の肉体労働者から、大卒以上の知的労働者まで様々で、前者の年収は40万円未満(住居と食事は別途会社負担)からですが、後者は会社によりますが欧米の国際企業の水準よりやや上ぐらい、いわゆるエクスパット・パッケージもつくのが一般的です。
Commented by miriyun at 2012-11-18 17:13
通りすがりさん、カタールからようこそ!
住んでいる方だからこその情報をありがとうございます。TVでいうところの平均は統計的には問題でも、人口の少ない国民に豊かな資源があるのですから他の湾岸諸国同様税金がないのはいいですね。
 福利厚生もままならぬ日本からはうらやましいかぎりですよね。
ただ気候的には厳しい土地ですが、これからしばらくは過ごしやすいのかなと思います。ご健康に気を付けてお過ごしください。
 カタール航空にでも乗らないとなかなか行く機会がないところです。行った人には何もないよと言われてしまいますが、何もなくても天然ガスプラントがあったり、新しい都市建設や水の最新施設があったり、あるいはどこかに伝統がのこているかもしれませんので関心があります。
 よかったらまた覗いていってください。


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