2010年 05月 03日
牛の草を運ぶ インドで、女性達の働く姿をよく見る。 わずかな麻袋や布で大量の草をぎゅうぎゅうにつめて、それを頭に軽々と持ち上げて運ぶ。 この薄紫の衣装の女性はこれだけの草を運ぶのに手を添えることもなく歩いていた。 後ろ姿だが、鮮やかなオレンジのpサリーが印象的だった。満載の草を両手を添えて家へと向かう。 緑とオレンジの民族衣装。干草だけでなくその上に別のにものせて歩いている。 体験☆干草の重み ジャイプールは インドの中でもひときわ、色使いが明るい。 また、朗らかで話しやすい。 彼女達も軽々と草を運んでいた。試しに持たせてというとピンクの衣装の女性の持つ草を隣の水色の衣装の人も手伝って私の頭の上に持ってきてくれた。 頭の上なら身体の中心線に一致し、重いものでも持ちやすく動きやすいはず。 両足をふんばり、もちろん両手を添えた。バランスをよく持てば自分でもできるのだろうと軽く考えての暴挙だった。 結果・・・・撃沈! 草とはいえ想像以上の重さ。首がつぶれるかと思った。 物運びになれていない柔な首ではとても運べる物ではなかった。 あまりにも軽々と頭上に載せ、談笑しながら歩いているので軽そうに見えただけで、実はたいへんな労働をしていることにようやくきづいた。 ⇒ ⇒応援クリックお願いします。
by miriyun
| 2010-05-03 01:00
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Comments(6)
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orientlibrary at 2010-05-03 10:20
そうですか、そんなに重いんですか、、。
軽々と乗せているので、乗せ方などで少し軽くなるのかと思っていましたが、、皆さん、大変な労働をしているのですね。 お腹のあたり、丹田とか体幹とかいわれるあたりがしっかりしていないと、とてもまっすぐに歩けなのでは、、。子どものときから日々のなかで鍛えられているのでしょうね。 にこやかに笑顔で淡々と働いている女性たち、本当にたくましいなあ!
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miriyun at 2010-05-04 18:10
orientさん、草とはいえぎゅうぎゅうに詰め込んだらとても重いということが身にしみてわかりました。
見ているだけのときとは、見る目が変わりました。飲み水を運ぶ人たちもたくましく暮らしていますが、急に自分達も水運びをしたら一日も持たずにダウンしてしまうでしょう。でも生きていくために必要となったら何でもやっていくしか何のでしょう。 それにしてもこのようなものを運びながらにこやかにしている女性達、エライと思いました。
お笑い関係の人が、まねをすることがありますが、大変危険なことなのですよ。何事も無くてよかったです。子供の頃からなれて居ると、その様に筋肉も発達して居るのでしょう。
疎開した時に、肥え桶を二人で担ぐのを手伝わせられた事がありますが、諸に肩の骨に当ってかつげませんでした。後に肩の後ろ側に竿を載せるのだと聞きましたが、土地の人は其処に筋肉がついていました。
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miriyun at 2010-05-05 12:18
谷間のゆりさん、そうですね、突然形だけまねてみても、使っていないところにタイミングのバランスもとれずにのせてみるわけですから簡単にやってみようというものではなかったですね。インドの女性も朗らかに笑いながら全ての荷重がかからないように手助けしてくれていました。
肩の後で担ぐというのも初めて聞きました。やはりそれなりのコツがあるのですね。
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asiax at 2010-05-09 05:09
頭に物を載せる文化は興味深いですよね。私がたびしたところではミャンマーとバリ島がそうでした。タイ北部からミャンマー、ラオスに接するあたりの民族は、籠を背負うとき、肩でなく額に紐をあてて運んでいるのがめずらしかったです。
日本でもかつては奄美大島を北限に物を頭に載せて運ぶ文化があったみたいですね。
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miriyun at 2010-05-10 00:01
asiaxさん、東南アジアはとても多いのだろうと思っていましたが、ミャンマー・バリがそうですか。同じ「運ぶ」事に関しても、当たり前と思っていたことがほかでは全く異なるやり方をしていたりするのがおもしろいですよね。日本も起伏が激しい国なので、運ぶにあたっては頭の上・肩・天秤・背中などいろいろな方法になったようです。
頭の上にのせて運ぶにしてもその運ぶものの形態やワッカを使ったり使わなかったり違いがたくさんあり、興味は尽きません。 |
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