写真でイスラーム  

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2010年 05月 01日

荷物は頭の上に(1)

日常生活の中で

荷物は頭の上に(1)_c0067690_18124348.jpg

  ティーン・シャウキ(サボテンの実)屋で片手に野菜も持ちつつ、お金を出して買い物をするルクソールの女性。
頭の上には黒い布でまとめた荷物が載っている。両手が開くので、品定めにもしっかりと両手が使える。


荷物は頭の上に(1)_c0067690_181333.jpg

黒のアバヤがほとんどのこの国で大きな柄の布をまとった女性。アラブではないのかもしれない。頭には別の布でアくるんだ荷物。イエメン、アルカビール村へ向かう道。

荷物は頭の上に(1)_c0067690_18143191.jpg

アグラ近郊の街道で農村の女性達はカラフルな色のサリーをまとったまま頭に刈り取った草をのせて歩く。
色とりどりの民族衣装で歩いているので、通りかかるだけでも楽しい気持ちになってくる。


◆ところで、頭の上にのせるのは、日本でも昔は一般的なことだった。
大原女は頭に薪や柴をのせて売り歩いた。
    白川女は頭に花をのせて売り歩いた。
  街中だけなら天秤棒で二つに分けて肩に下げというのもありだが、山あり、谷ありのところでは頭の上が合理的だったに違いない。
    


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by miriyun | 2010-05-01 18:29 | Comments(4)
Commented by ぺいとん at 2010-05-01 21:49 x
私も最近、荷物を頭の上に乗せたら両手が空いてどんなに楽だろうと思っています。 
でも実践する勇気がどうしても出て来ません・・・
Commented by horaice at 2010-05-02 22:29
相当なバランス感覚、首筋が鍛えられそうですね。
日本でも そんな習慣があったとは知りませんでした。
歩く距離や人ごみの量と関係あるのでしょうかね???
Commented by miriyun at 2010-05-03 01:32
ぺいとんさん、
人が見ていても見ていなくても頭の上はきついということがわかりました。日本はどちらかというと背負うほうが多いですね。
Commented by miriyun at 2010-05-03 01:38
horaiceさん、じつは相当な量なのです。
やはり子どものころからたくさんの体験をしながら、慣れていくのでしょうね。
大原女たちは山路をあるいて薪を売りにいったので、この形が必要だった用です。


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