トプカプ天井の美

 トプカプの天井特集

トプカプのハレムの天井は実に様々な文様があり、興味深い。
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スルタンの謁見室である。遠景の周辺部分には金がふんだんに使ってあるため、中央部分の色あせてしまったのに対して周囲の金の文様は想像以上にくっきりとした印象を人々に与える。

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 絨毯のような色合いとゴンバディ文様であり、部屋の天井としては落ち着いているほうである。

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スルタンの母の部屋の天井である。
文様がイスラームの文様ではない。この頃になるとインテリアにもヨーロッパ風のものが入ってきており、ここのぶどう文様はスケッチしたかのような写実的に描いている。
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これも植物文様の部分にヨーロッパの文化が間違いなく入っている。

このように、宮殿にはモスクと見まごうばかりの円形天井が入る部屋ごとに広がる。
さほど広くはないトプカプ宮殿において、カーブを持つ丸天井はそこに住まう人にとって若干の慰めになったのかもしれない。
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by miriyun | 2009-11-16 23:51 | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2009-11-20 06:28 x
ミナカーリーや絵皿の様にキレイですね~ 
天井にしておくだけなんてもったいなさ過ぎます。 
トプカプ宮は全てにおいてため息が出そうで。。。「日暮らし門」ならぬ「日暮らし宮」ですね。
Commented by miriyun at 2009-11-21 09:50
ぺいとんさん、日暮し宮、・・・そうですね。それこそ、あさから夕方までその雰囲気に浸れたらと思うのですが、実際は決められた30分ほどの時間で超特急でガイドに引っ張られていくという見学方法しか認められていません。
 有名すぎるし、どこの国の観光客もここを抜かすことはないので、物理的には仕方がないと理解していますし、観光客の多くはこれでも充分満足なほど見ごたえがあります。
 しかし、もうすこしじっくり見たい人のための時間もあればうれしいなと思っているのです。


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