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2009年 10月 11日

ベヤズィットモスク

 16世紀はじめの古いモスク
イスタンブルにおけるオスマン朝の最初の古典様式のモスクがある。
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  イスタンブルを征服したファーティフ、メフメット2世は征服するという軍事面において天才的な力を示したが、学問も大事にした。ファーティフは息子に英才教育をし、息子はファーティフのあとをついでスルタンとなった。それがベヤズィット2世(在位1481~1512)で、彼がこのベヤズィットモスク(ジャーミー)を建てさせた。

 時代は16世紀。1501年に取りかかり1506年に完成した。
建築家ははっきりとしていない。ヤークプ・シャーともハイレッティン・パシャともいわれている。まだ、スィナン(シナン)は現れていない時代である。
 したがって、手本になる建物はモスクに転用してあるアヤ・ソフィアしかない。そのため、アヤソフィアによく似ており、柱によって分断された側廊が連なる。ミナレットは2本、87mもの距離を置いて、巨大な台座の上に建っている。
 付属設備として、学問所があったが、現在は図書室となっている。
 なお、このモスクに隣接してグランド・バザールの本屋街が連なっており、アカデミックな雰囲気が漂うところでもある。

~・~・~・~・~・~・~
 時は秋、同じ中近東でも湾岸と異なり、イスタンブルはヨーロッパと同じような秋の風情がある。
500年を経たジャーミィは丘の上にどっしりとたたずんでいた。

 空は夏のような明るさにかけるが、色づいてきた木々の葉の合間からジャーミーを見つめた。

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by miriyun | 2009-10-11 13:07 | トルコ | Comments(4)
Commented by hiro at 2009-10-11 20:28 x
すてきな写真ですね♪
いつか海外のモスクを見に行きたいと思っているのですが(アメリカで1度行ったきりです…)、miriyunさんが紹介してくださる写真で、もっともっと好奇心がいつも沸いてきます!
Commented by miriyun at 2009-10-13 04:17
hiroさん、ありがとうございます。
 モスク建築は国・地方・時代・王朝によって様々ですので、その建築だけでも大いに見ごたえがあります。
 依頼者の思い・建築家のこだわりなども見えてくるのでその歴史と共に見ていただければと思います。
Commented by mitra at 2009-10-17 18:50 x
ベヤズッィト・ジャーミィ、イスタンブルの中でも好きなモスクのひとつです。イスタンブルは、夏の青に染まった世界も素敵ですが、秋から冬にかけての寂しげな、垂れ込めた空の風景も絵になるのですよね。
イランのモスクと違ってオスマン朝のモスクは外壁が落ち着いた色合いのせいもあるでしょうか・・・
近くにある本屋外も、私がイスタンブルに行った際の大好きな散歩コースです。あの辺り、猫が多くて、売られているクルアーンの上で、猫が昼寝していたりして、ビックリすることがあります。
Commented by miriyun at 2009-10-18 08:33
ブルーモスクのようにもてはやされはしないけれど、歩いてみるとベヤズィット・ジャーミィのたたずまいはいいものですね。秋の風情とぴったりと合っていました。
  本屋街の、奥まったところの階段を上ると、そこは雰囲気ががらりと変わり落ち着いて見ることができる空間でいいですよね。私も必ず立ち寄る場所です。


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