エブルの不思議(1)
 不思議?不思議!!

 ゾクゾクッ~とする体験をしてきた。
トルコのエブル(マーブリング)だ。
そもそもこれをやりたくて、ちょうど2年前のイスタンブルの短期間滞在でもできないだろうかと捜したものだった。日本の中でできるところはないのだろうかとWebを探し回ったのは去年だった。

 果たせなかったという思いがある。あるセンターでやっているということで問い合わせたがすでにうまっていて新講座ができたら連絡してもらうようにしていた。しかし、連絡もないのであきらめかけたところに、東京ジャーミーのバザーで体験があるとの事を聞いて飛ぶような気持ちで出かけて行った。
 

 
 あの海草を使ったという水溶液のどよっとした感覚、そこに振りまいた絵の具の墨流しと同じように広がるようす。
 そっとおいた緑、浮いたままの緑・・・

  もうこの時点で目は釘付け・・・こういう不思議を体験及び見学をしてきた。人にはわかってもらえないかもしれないと思いつつ、この水溶液の不思議をあらわしているこの画像がとても好きだ。


 初めての体験で、先生の指示で動かしているのはもちろんだが、さらに難しいところは先生の手による。

 そうしてできたエブル初体験作品。葉っぱが太すぎたのか、花を置く位置を間違えたのか、ドジなところは初めてなのでと自分を慰めた。
 また、左に花がしなるように考えたのだが、紙に写す過程で反転するということをすっかり忘れていた。

 しかし、この花を作る過程、おもしろい!かなり好きな作業といえる。(続く)
  
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# by miriyun | 2009-11-22 23:18 | Comments(2)
東京ジャーミイのカリグラフィー
 日本で美しいアラビア語のカリグラフィーを見ることのできる建物のなかでとくに身近に見ることができるのは東京ジャーミーだ。
 久しぶりに『カリグラフィーを読もう』を書いてみる。
大理石の東京ジャーミイ      



東京東京ジャーミイの礼拝堂はトルコ文化センターを通って2階にあたる部分にある。階段を上っていくと階段の上は日本で言うところの東屋風の建物になっており木のぬくもりがよい。

ここから礼拝堂の入口を見る。


そこからはもう礼拝堂の一部であり、大理石が敷き詰められている。ひろくて清々しい場所である。


礼拝堂の入口の左右には、一段高くなったところがある。その前の壁には外におけるミフラーブが左右それぞれに穿たれている。

★東京ジャーミイのカリグラフィー     

玄関から右に広がる白い壁、そこのミフラーブ横に次のようなカリグラフィーがある。

   ヤー・ジャッバール
意味は、「制圧するものよ」というような意味。日本語の意味だと強めの意味になっているかもしれないが・・。


   ヤー・ガッファール
意味は、「 赦すお方よ!」というところだろう。アッラーの美名の一つに向かって呼びかけている。

 アッラーの美名、ここ東京東京ジャーミイにもこんなに大きな書として表現されていた。

☆この東京ジャーミィではカリグラフィーは黒字にとどまらない。金文字もあれば、上記のような白壁に浮き彫りというものもあるのだ。この浮き彫り、じっと見てきたら深さ6~7mmも彫られていた。

 そのため、たくさんのカリグラフィーが飾られているのだが、過剰には感ずることはなくセンスの良い美しいジャーミィという印象をうける。それでいてじっくり見る人には、いろいろと語りかけてくれる・・・そういう魅力があるジャーミィである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
≪追記≫
 11月22日、東京東京ジャーミイの礼拝堂を廻るツアーに行かれた方に伺ったら、
このジャーミーは日本の感覚・好みに合うように色やデザインを工夫しているという説明だったという。
 なるほど、だから日本人の感覚にぴったりと合っているのだと更にうなづいてしまった。


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# by miriyun | 2009-11-21 18:34 | カリグラフィーを読もう | Comments(0)
天井の美…
 天井といったらペルシア


イスファハーンの世界の半分と讃えられた広場に面したアーリーガープー宮殿の最上階に音楽堂がある。
つぼ型にきざみの入っている造形は極めて特徴がある。音響効果がさぞ良かったのであろうから、ここの価値が最もわかるのは音楽を奏でた時であろう。ここでえんそうかいがおこなわれ、それがTV中継されるという企画はないものだろうか。交渉は難しいだろうが、そういう企画こそがTV局ができることで、しかも歴史的建築の検証にもなることなので、どこかの局がやってくれないものだろうかと常々思っている。
 なお、これと同じようなつくりの部屋はインドのジャイプールの宮殿にもある。

 音楽堂の全体像は、下記のを参照されたい。音楽室ではなく音楽堂といえるかなりの規模のホールであることがわかる。

                                    ↑ 「世界遺産」 講談社より引用
 

宮殿の内装は暖かみのある赤みがかった壁が多かったが、天井は青と金が基調となっている。

こちらはつる草が左右対称に向かい合いながら円形に連なるゴンバディ文様である。


 これはミナカーリー、銅製でそこに手書きでエナメル絵付けしたものである。
この文様はミナ・カーリーおよびペルシア絨毯の文様としてよく使われる。
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# by miriyun | 2009-11-17 09:01 | Comments(2)
トプカプ天井の美
 トプカプの天井特集

トプカプのハレムの天井は実に様々で、いつか特集しようと思いつつ時間がたてしまった。

スルタンの謁見室である。遠景の周辺部分には金がふんだんに使ってあるため、中央部分の色あせてしまったのに対して周囲の金の文様は想像以上にくっきりとした印象を人々に与える。


 絨毯のような色合いとゴンバディ文様であり、部屋の天井としては落ち着いているほうである。


スルタンの母の部屋の天井である。
文様がイスラームの文様ではない。この頃になるとインテリアにもヨーロッパ風のものが入ってきて、ここのぶどう文様はスケッチしたかのような写実的に描いている。

これも植物文様の部分にヨーロッパの文化が間違いなく入っている。

このように、宮殿にはモスクと見まごうばかりの円形天井が入る部屋ごとに広がる。
さほど広くはないトプカプ宮殿において、カーブを持つ丸天井はそこに住まう人にとって若干の慰めになったのかもしれない。
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# by miriyun | 2009-11-16 23:51 | Comments(2)
ペルセポリスに見る楔形文字
 ペルセポリスは壮大な計画都市

           ↑ 空撮写真(「メソポタミアの遺跡」より引用。ただし、間違って写真が左右反転して掲載されていたので、修正を加えた。)
 
 現在のシーラーズから60kmのところに、クーヘ・ラハマト、慈悲の山と称される山がある。この山の山すその西側にほぼ長方形に整地し、455×300mの大基壇を築き、そこにアケメネス朝の都を建てたのがダレイウス1世だった。アケメネス朝の3代目である。

 ダレイウス1世宮殿にその名をさがす
 ダレイウス1世が使節団を謁見したアパダーナと呼ばれる建築の隣にダレイウス1世宮殿(タチャラ)がある。そこに至るまでに壁画につぐ壁画や巨大な柱の残骸などを見続けているので、西中央にあるこのあたりに来ると、壁画に対してもさしたる驚きもなく、当たり前に眺めてしまうことが多くなる。

 しかし、この壁面にこそ、アケメネス朝時代の楔形文字がくっきりと石に彫られている。
この中に、ダレイウス(ダリウス)の名はあるのだろうか。
短い時間ながら眺めわたすと、傷になっている部分はあるもののしっかりとその名が刻まれていた。

 2500年の時を経て、人類の英知である文字がひとりの偉大な人物の名を今尚、しっかりと残していることに心から感嘆した。

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# by miriyun | 2009-11-15 02:08 | Comments(2)
ラクダ…キリンになっちゃうよ!
 枝食ラクダ


 『草食動物』という言葉から何をそうぞうするだろう。

 私たち漢字を使うものにとって文字を見たときにできるイメージというものがあり、どうも自分もそれに左右される。草食、すなわちそよそよとなび草そのもの、あるいは柔らかな新緑の葉・・・そういったものが草食のイメージになりやすい。

 しかし、実状は限りなく『枝食』だ。
大型草食動物は葉ではなく枝をバリバリ食べているのだ。


                                         ↑ イエメン南部 
 ラクダって、細い脚や歩き方がキリンと似ているなと思っていた。
枝ごとバリバリ・モグモグ食べている様子は、キリンがサバンナで高い木の枝を食べ続ける姿に重なる。

 「そんなに、首を伸ばすとキリンになっちゃうよ!」

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# by miriyun | 2009-11-14 14:18 | 自然(砂漠・ラクダ・蜃気楼) | Comments(6)
11.11.ぞろ目の日
 11月11日はぞろ目の日、毎年訪れるぞろ目の日というだけでとくに書くことはないはずだった。

 11.11.心の記念日に

 しかし、世界の国からの閲覧が右下のフラッグ・カウンターに出ているが、そこを何気なく開けてみたら、11月11日現在で111ヶ国からの閲覧になっていた。最後に入ってきたのがタンザニアである。その前はベニンだった。
 
 世界の国・地域は193ぐらい(政治的事情により、承認している・していないという問題があるので、国によって数え方が異なると思う)だが、その中で、インターネットでブログを見るなどという状態になっていて、しかも日本語ブログだから日本人がそこから見ているということは、すごいことだと思う。しかも、フラッグ・カウンターは今年の3月28日に設置したものなので、7ヶ月半ぐらいの間での訪問なのだ。

                                             ↑ 新作 『湧きいずる』  

◆ もちろん、世界のほとんどの国に日本人が住んでいるはずであるが、そのなかから、このマイナーな内容のブログで、しかも風の吹くまま、連想ゲームのようにいろいろなテーマに移って行くようなここにたどり着いてきてくださっている。あぁ、ほんとうにすごいことだなあと思う。日本語ブログでさえ、こうならば、英文のブログなどはいったいどこまで広がっていくのであろうか・・・。
 圧倒的なのは日本なのだが、いろんなIT事情の国があり、内戦状態の国もある中で、偶然の検索の結果、通り過ぎただけであっても、よくぞここまでたどり着いたと肩を叩いたり、抱きしめたくなるような事情の国だってある。
 遠く離れた国から、優雅にリゾートのような生活をされている方もいるだろうし、日本への望郷の念を持って、日本語に飢えてインターネットをする方もいるかもしれない。


◆ そして、しみじみと考えた・・・今、忙しく仕事と家の間を行き来し、ほっとするのは鳥や夕焼けを見たときだけという生活をしている。対人関係もふつうの仕事の関係者・趣味の道の関係者以外は広げていっていっていない。
 そうした中でもほんの少しの時間を見つけて、アラビア書道と写真というものを通して発信していることによって世界各地にお住まいの方と触れ合うことができているのは実に感慨深いことだ。

 いい加減なことはかけないと思う。
 11月11日を心の記念日として、美しい自然、すぐれた芸術、人の温もり伝え続けていこうとおもう。そして世界で活躍する日本人についても書いていきたいと思った。

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# by miriyun | 2009-11-11 22:22 | Comments(8)
サソリ
 尾を立てるサソリ

◆サソリは砂漠だけにいるものかと思ったら、アマゾンのジャングルにもいて、アマゾンのは朽ち葉色ににたどす赤黒い色をしているし、中国の海岸線の小さなサソリもいる。日本でも南西諸島にはいるということで、なんと世界に1000種ものサソリがいるというから驚きだ。

                                ↑ TVを撮影して引用
 先日、世界遺産への招待というTV番組で見たのはセスジサソリという種類で、幅が広いことと、優秀なスタッフとTVカメラでさえピンボケになってしまうひじょうにすばやい走りを見た。
 

◆ サソリはやはり砂漠地帯にはつき物で、アラビアのロレンスも、はじめて砂漠に行ったころには寝る場所の周りのサソリ穴でサソリ退治をしたというが、きりがないのでやめてしまう。 
 そのくらい当たり前にいるものだが、何しろ夜のほうがよく動くのでなかなか直接目にしない。
 

 そこで、これは砂漠の動物園でのもの。ケージの中でなく普通に外に出してみせてくれた。

 サハラのサソリ、尾を上げているが、これがくせもので、尾の先に毒がある。
この尾が五段階の節でできていて、さらにその先の6節目が毒で、餌の小動物を捕るときに使う。その五段階目が黒いのがデスストーカーという人をも殺すサソリらしい。

 これも五節目は黒い。ただし、6節目も黒いので、デスストーカーなのかどうかは不明だ。
正面からはこわくてピンボケ~~、かっこわるいが色の参考までにのせた。
偶然とれた影もおそろしげだ。

◆砂漠で寝泊りして、周りに足跡があることはあっても、昼間は案外目にしないものだ。
ただ、いることはたしかなので、やはりサハラで泊まった翌朝、脱いだ靴を突然はいてはいけない。
 サソリにとってちょうどよい穴状態の靴に小型のサソリは入りやすい。そこに突然足が入り込んできたら、間違いなくその尾で攻撃してくるからだ。
 だから、砂漠地帯では私も靴は慎重に中を棒でチェックしてから履いたのはもちろんのことだった。

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# by miriyun | 2009-11-11 07:10 | Comments(0)
エミレーツ航空会社賞?
 ドバイ政府観光・商務局の「ドバイから始まる!」フォトコンテストが7月からやっていた。
ものぐさでもあるので写真のコンクールにはあまり出したことがないが、ドバイなら写真もあるしWeb上で出すだけで簡単なので出してみた。

 
 その結果がメールで届いた。『エミレーツ航空会社賞』に入賞という連絡をいただいた。

そ!それは!!もしかして、航空券とまでは行かなくても
 ホテル券とか航空機グレードアップ券とかそういうものなのか?

 何事も期待しすぎてはいけない、と思いつつ心の片すみで期待しているのがわかる。
なにしろ、ドバイにはトランジット目的で行って1~2泊するのみなのでゆっくりと滞在したことがない。
変化の大きな町をこの目で見てみたいと思っていただけに、ドバイのレストラン券でもなんでもいい。どんな券であろうとそれをきっかけにして旅立てればウレシイ!!

ところで、そのメールで宛先を打ち込んで送信した。
するとしばらくして大きな段ボール箱が届いた。この時点で、航空券のたぐいでないということがわかる。

 そして大きな段ボール箱には挨拶状に、社名入り簡易タンブラー・・・持ち歩けるかどうかは定かではない。
そして、次のものだった。


 いや~、赤のワンショルダータイプのリュック。
中はいろいろなものがきちんと整理しやすくできている。だけど、この発色の強い赤!
 なんとも、はでで、フライ・エミレーツの文字入り。
軽いのりのコンテストとはいえ、せっかくの記念、感謝してここに掲載すると共に、どうやって使うか考えてみる。

◆もう一つは、エミレーツの新鋭機の紹介パンフレット。

ファーストクラスの豪華ご案内が中心で、イスは直立からフラットベッドまで、どのポジションにも設定可能。コンパクトで平なベッドつきの個室という感じになる。23インチのワイドスクリーンTV(う!これは自分の部屋のTVより大きいではないか?)PC電源に、専用衣装戸棚、目的地の時刻にあわせて変化する時差ぼけ解消ムード照明etc.

残念ながらエミレーツとはいえ、この赤いワンショルダーはこの席には合わないよね~。

 やはりエコノミーにのって、カメラを持ってずんずん歩き回るというイメージで、元気でやれよ!というメッセージと受け取ることとした。

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# by miriyun | 2009-11-08 03:34 | Comments(12)


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