熱気球紀行(2)

1.気球の旅立ち 
気球に乗るには早朝の出発となる。気球を申し込むと時期にもよるが3~4時と言う早い時刻に送迎車が迎えに来る。カッパドキアはとんでもなく気球の数が多いところなので、暗い中、カッパドキアの小さな町の路地をたくさんの送迎車が行きかうことになる。いくつかのホテルで客をピックアップして、次に待機場所の小さな建屋に入る。するとそこには軽食とお茶が飲めるようになっていて、集められた観光客はいったんそこで小腹を満たす。また、申込者のチェックや代金の支払いが行われる。
 そのあと、順次申込んだ旅行社ごとに出発してまた車で気球の出発地へと移動する。

その頃には、次第に明るくなってくるが、日の出はもちろんまだだ。朝の気球は空の上で日の出を見られるように時間設定してあるのだ。

2.気球の仕組み 

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まだ地上近くにある気球を真上から見る。
オリーブやその他の樹木を均等に植えつけてあることや、カッパドキアの独特の地形がみてとれる。
完走した草地や畑のそばの空き地などから気球が次々と飛び立ち、次第に上空がにぎやかになる。

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熱気球に釣り下がるのは籐のバスケットを大きくしたようなもの。これはやはり軽くするため。上から見れば長方形の籠のような形でそこに12人ほどを載せる。もちろん右側と左側にはバランスがとれるように同じほどの人数を載せる。
 中央には気球の操縦士が立ち、熱気球のバーナーを操る。


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熱を帯びた空気がさめてくれば気球はもう上昇しないので、そこでまたしばしバーナーを点火すると、空気が温まり、また気球は上昇していくのだ。
 写真の左下の気球が赤く見えるのはバーナーを点火している状態だからだ。 

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# by miriyun | 2017-01-23 12:30 | Comments(0)

『青の流砂』Blue Quick Sand・・・アラビア書道作品

A Gallery of Arabic Calligraphic Works of Fuad Kouichi Honda
   ≪本田孝一氏Web作品展≫・・・ アラビア書道家・本田孝一氏の作品を紹介する特集

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                       ↑ 画像の上でクリックすると大きくしてみることができます。(You can click this photo to see a larger image.)



Web作品No.41
『青の流砂』Blue Quick Sand 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  
・内容:Holy Qur’an Surah ar-Rum 40~60
  『コーラン』 ビザンチン章 40~60

・書体:Thulth style スルス書体
・大きさ:縦197cm×横330cm
・材質/技法:(文字)レタリングゾル・ドローイングインク
      (彩色)アクリル絵の具
・制作年:2015年
・所蔵先: Islamic Arts Museum Malaysia
    マレーシア・イスラム芸術博物館
・撮影:M.Kobayashi

・作者コメント:
砂漠にいた時、「流砂」というものを見たことがあった。
私たちがたまたまテントを張って夜を明かした涸れ川(ワージー)の傍にあった砂丘はひゅうひゅうと音を立てて一晩中流れていた。
風は絶えず砂の表面に吹き付け、砂を巻き上げていた。特に夜明け方は、砂丘は濃紺の世界に変わり、幻想的であった。 
    
               
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                     以上、公式。


◆作品群を見てきて

 本田孝一氏の作品を紹介させていただいて、もう9年がたった。
 
 本田氏の作品の多くが美術館に所蔵されている。
大きさも美術館サイズで、これまでも青の砂漠・赤の砂漠や知恵の七柱など大きな作品が多いが、今回の『青の流砂』はまた格別に大きく、アトリエ全体が砂漠のイメージに包括されたようで初めて見たときに思わず感嘆の声を上げたほどだった・・・。

 本田氏も初めは作品も小さめで、アラビア書道の常道としての装飾も試していたということだ。
しかし、ある時サウジアラビアでの生活など自分の砂漠での経験を基にしたインスピレーションを作品に投入し始めた。章句のイメージデザインと深みのある色彩の上に、伝統的書法に基づいた文字がデザイン性をもってリズミカルに配置された。

 こうして、目で見ても読んでも魅了される作品となり、ここに章句のイメージを大切にしながら新たな境地の書道アートが完成していったのだ。
 以来、次々と創作される作品群に接し、こうして世界に紹介させていただいていることに身が引き締まる思いでいる。

 なお、まだ先のことだがマレーシア・イスラム芸術博物館所蔵の本田孝一氏の作品を日本の美術館で展示しようというプロジェクトが進行中で、作品展はおそらく来年2018年ということで、来年が待ち遠しい。


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# by miriyun | 2017-01-22 08:38 | Fuad Kouichi Honda | Comments(1)

空の旅*バルーン

1.高いところは・・・    
高いところは苦手、吊り橋も、ジェットコースターも大の苦手で乗らない。

ブルブル震えてしまう。
高い山もダメ、ただしこちらは高山病になりやすい体質のため・・・

でもなぜか空の旅は何でも好き!

こわさは感じない。

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こちらはトルコのカッパドキア

2.気球の最初は
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気球は巨大な袋田。長々とのばされた気球に横からバーナーで熱風を吹き込むことから始まる。

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すると熱い空気のせいでその袋状のところが立ち上がっていき、バルーンらしくなってくる。
その間、まだ明けぬ暗い中で乗る予定の人たちはドキドキしながら待つことになる。

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バルーンは未明の大地に次々と立ち上がる。
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# by miriyun | 2017-01-19 07:10 | Comments(1)

久しぶりの霜柱

霜柱 
 日本全国真っ青に塗られた気温地図を見て本当に強い寒気団がきたのだと、驚いていた。
夜のうちに寒気は夜中に土中の水分を凍らせて、毛細管現象で細い氷柱になった。
 それが霜柱となるのだが、舗装されていないところばかりのころは真冬にはあちらこちらで目にして、薄い運動靴でザクザクと踏んであるいていた記憶があるが、近ごろは土に接していないためか見かけなくなった。
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久しぶりにザクザクの霜柱。
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朝日に照らされて、細い氷は美しくもあった。
思わず長さを測ってみたら2cmあまり。
地中の水分が上に押し出されたものを、目に見える形で見られる数少ない機会だった。

~~~~~~~~~~~~
*氷ではないが、水分が同じように地上に上がった証拠として残していくものは、乾燥帯ではよく見てきた。その場合は塩害という現象だったが、地中の水分がやはり地上に出て蒸発し、地中の塩分だけが地表に白く残されるものだった。

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# by miriyun | 2017-01-16 11:17 | Comments(3)

アラビア書道のある街

イスタンブール 
 街中を歩いていて、普通にアラビア書道作品が飾られて販売もされているのは、イスタンブールだ。3年に一度の国際書道コンクールを主宰するIRCICAもイスタンブールにある。


 街中での様子は(今は情勢がゆるさないので2年前のものだが)、

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旧市街をあるいているとこんなお店がいくつも目に入る。


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グランドバザールの本屋街
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葦の筆(カラム)やインク壺、筆づくりのナイフまで置いてある店が一軒。ここの奥でじっくり欲しいものを説明すると書体ごとの教本やエブルを出してきたりする。いいものは奥にしまってある感じがする店だ。

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左上に、スルタンの署名トゥグラーもかざられていたり・・・、興味深いものがある。周囲の書店ではアラビア書道の豪華本(日本円にして1万円以上の高いものが多かった)も各種あり、印刷もよいが何しろ高い。


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再度、書道文具店にて。
右端にチューリップの絵を背景にしたスルス書体のアリフ一つで作品にしている。
中央部にはチューリップ型にデザインしたマーシャアッラーが見える。
デザインはそれぞれが工夫するものだから真似てはいけないが、こういうのも作品になるね〜という参考にはなる。

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# by miriyun | 2017-01-13 07:05 | Comments(8)

リスが行きかう谷戸

      

 鎌倉は谷戸であり、どの寺社も低い公道側に門があり、そこから奥に行くほど山になっている。

もちろん、緑は多く、様々な草木を愛する人たちによって大事にされている。

 
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そんな緑多き鎌倉にはたくさんのリスが住んでいる。
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1950年ごろから鎌倉で見られはじめて、その後増え続けている外来生物で、推定鎌倉だけで?万匹とも言われている。
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タイワンリス又はクリハラリスと言って本来腹部が栗色であったが、なぜかここに住みついて腹部も灰色になった。
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尾が太い。
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それに丸い耳、これがタイワンリスの特徴である。丹沢などにいる日本リスは小さく尻尾は細く腹部は白い。そして耳は鋭角に尖っている。

外来種が増え続けると在来種への影響とかが心配される。これまで横浜や三浦半島への拡大が言われて来たが相模川があるために西へは広がっていなかった。ところがその川を渡ったということから日本リスへの影響も心配されているという。
鎌倉市内では、果樹を食べてしまう以外にも、リスが樹液を吸うために大きな傷を樹木につけているし、果樹の樹皮を丸ごと削ってしまう被害もあるという。

小動物は見るだけの立場では可愛いで済ましてしまうが、それだけでは済まない植生、在来種、農業への影響など多々考えたら複雑な気持ちになってしまった。
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# by miriyun | 2017-01-10 07:02 | Comments(4)

地球照の月、赤い月

1.地球照と金星と    
 新年1月2日の夜。
月はもう、傾いて西に向かって徐々に高度を下げようとしている時、金星がすごく近いことに気付いた。
金星と月の近接日とようやく気付き、ベランダから撮ろうかと思ったが、すでに隣の家の屋根に入り込みそうなほどに高度を下げつつあった。いつもの崖プチまで行って月を見た。
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左が金星、右が三日月。

月の影の部分が見える現象を「地球照(ちきゅうしょう)」という。
三日月のように細い月のときに影になっている月の他の部分がほのかに輪郭を見ることが出来る。
地球が反射した太陽光が、月の影の部分を照らして、さらに月面からの反射光が地球に戻ってくることで見える現象。条件が良ければ肉眼でも見えるが、カメラなら月の模様まで、うっすらと見える。

見ている間に月はずんずんと沈んでいく。中天にあった月はいよいよ地上に近づいていく。

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建物と金星と月

 地上に近くなると、人はかってに大きさ比較をしてしまうらしい。
天空にあるよりも月が大きく見えてしまう。


2.赤い月 
更に沈んでくると、三日月は色を赤く変えていった。
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山の端にさしかかり、三日月が二つに分かれて見える。
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更に小さな角状になった。

真っ暗な中で、月の見え方が最後まで確認できたのは、
     地平線までずっと空気が澄んでいたおかげだろう。


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# by miriyun | 2017-01-04 00:21 | Comments(4)

新年明けましておめでとうございます!! アラビア書道でご挨拶

*2017年を迎えて* 

 新年おめでとうございます。
   

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☆「あなたに毎年毎年健やかな年が訪れますように!」
クッル・アーム・ワ・アントゥム・ビハイル 2017・・・と書きました。
毎年、あなた方が善いこととともにありますように!
  (今年もよい年でありますように・・・という意味です)

 例年、二日にアラビア書道の書初めをしておりますが、完成までに時間がかかってしまいました。
黒いところは、点や記号も含めてすべて文字です。(足の指だけは書き足しましたが。)
羽根の中はエブル(マーブリング)です。


◆このブログも長くなりました。世界のあちらこちらの文化や自然の共通点や違いを見つめてきたのですが、近ごろの治安の悪化ですっかり停滞気味なブログです。

 それでもお訪ねいただきました皆様、ありがとうございます。長い歩みを知っているからこそのお言葉をいただいたり、作品展へわざわざお越しくださったり、嬉しいことがたくさんありました。 
また、新たなご縁でつながった皆様よろしくお願い致します。昨年初めてオフ会というものにも参加させていただき、とても楽しかったです。


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実は元旦の朝、ふんわりやさしい色に染まる富士山を見ました。
  藤色にかすかに染まる富士、おだやかな気持ちになれました。

    とても優しい色だったので、
    こんなところに翼や尾羽が長い鳥が飛んできたらさぞきれいだろうなと思ったのです。



実在の鳥ではなく、いざというときビックリするような尾羽を広げて幸せの種を振りまいてくれるようなイメージでつくりました。
ほんとに、イメージだけで恥ずかしいですが・・・。


どこを見ても不安な要素がいっぱいの世界と日本ですが、

 それでも美しいものは美しい
 アラビア書道・写真・世界のアート・フィギュアスケート・人・花

そういうものを見つめ続けて、拙文ながら載せていこうと思っています。

 行動もブログの掲載もスローで申し訳ありませんが、今年もよろしくお願い致します。
皆様に幸多からんことをお祈り申し上げます。


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# by miriyun | 2017-01-03 11:01 | Comments(6)

AnthemとThe Song of Christmas

1.Daisuke&Stephane "Anthem"    

XOIで演じられたdaisuke&Stephaneのコラボ演技。
前回は写真で紹介したが、動画はPCでしか見られなくて、自分でも外出先でもお茶でも飲みながら一人静かに見てみたいと思っていたので残念だった。

ところが、年末のこのどこも忙しい時にアップしてくださったのを見つけた!

動画主様に感謝・・・こちらに、スマホ・iPhoneでも見られる動画が・・・。



 何度見てもいいものはいい。離れては大きく動き、スピードを保ったまま、交差する二人の好敵手としてやってきた歴史をしっているから、。尚更劇的。
 ステファン、ダイスケ・・・東西の洋を代表するスケートの美を融合した素晴らしいコラボだった。


2.The Song of Christmas 
 もう、全日本でのナビゲーターさんの活躍も見おわり、一人一人の各地から全日本めざして猛練習してきた想い、最後の舞台だったり、がんばってきた選手の多くを見ることが出来た。BSでさらに補完して出来るだけ多くの選手を見られるようにしてくれた。なんというTV局の変わりようによろこびながら、ついさきほどまでBS放送まで追ってみていた。

 それなのに、まだXOIのもう一曲の演目を紹介していなかった。
大輔さんがクリス・ハートの透明感のある声の載せて滑るのは本当に美しいものだった。
また動画主様にお借りします。
https://youtu.be/3bMDdw5KQhY


クリス・ハートさんの透明感のある声は大輔さんのスケートでしっくりとくる。

3.トーク
 また、二部の最初に行うクリス・ハートさんと大輔さんの二人のトークは、どちらかと言うとクリスさんのほうがリードして、それで大輔さんもすごく話しやすそうだった。

 クリスさんはXOIに心から喜んでこのアイスショーに参加してくださっているのがわかる。
 「3年目だから、僕も大ちゃんて呼んでいいかな?」から始まって、
 初めてのXOI2014ではクリちゃんの歌でマオちゃんと大ちゃんが演技してよかったよね~」
・・・・と盛り上がり、観客は喜び、
 「大ちゃん・クリちゃん・マオちゃん」でまたいつかやれるといいね。」と言うところまで、ショーの度に出てきて観客との共感度もすごかった。
 それにしてもクリスさん、日本人よりも日本人の機微とか人情とかわかる感じだね。(もう日本人になられたし、日本の奥様との間にお子様も生まれてよいパパになりたいと言っている方だから当然かもしれない。)

 きめ細かく配慮するトークだったり、絶対うたわないと言ってる大輔さんを「ジングルベルの一節を歌わしてしまったり、新しい質問を考えてきては、トークで質問して、大輔さんドキドキ、観客もなぜかドキドキ、ドキドキという場面がいくつもあった。
 
クリちゃん「クリスマスはどうするの?」
大ちゃん「朝から晩まで仕事です」(実際全日本ナビゲーターさんは朝から晩まですっごく仕事をしたことが後に分かった)「だからクリスマスの飾りだけは早くから飾って雰囲気を楽しんで~}
クリちゃん「お正月は?」
大ちゃん「三段のおせちを注文して、31日に届きます」

クリちゃん「いま欲しいものをあげるとしたら?」  この手の質問はすぐに答えらえないだろうという心配と、もし物の名前が出てきたら、次のアイスショーの時のプレゼントボックスが同じものであふれかえってしまうかも的ないらぬおせっかい的心配とかしてしまう。

さて、一瞬考え込んだあと、

大ちゃん「雪がいいな~」゚・。*のほほん(´∀`*)。・゚

観客「雪か~、買えないね、大ちゃんらしいな~」


とか、こんな感じの会話が続くのでした。トークは大変だけれど、観客からは楽しみな時間で、
温かい人柄とか、飾らなさとか、慎重さとか、いろいろ空気感で伝わってくる二人のトークでした。






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# by miriyun | 2016-12-30 17:23 | Comments(0)